午後7時からNHKニュースを見る。疲れてウトウトと眠ってしまった。午後9時からNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」を見る。ちょっと興奮気味に見ている。画面に釘付けである。ニュージーランド及びアメリカの研究者はナショジオやディスカバリーなどの番組で見覚えのある人たちであった。今日の番組はアメリカのディスカバリーチャンネルとの共同制作である。深海に棲むダイオウイカの生態は未だ謎に包まれている。今回、国立科学博物館の窪寺恒己博士とNHKと海外の研究者とアメリカのディスカバリーチャンネルの四者が協力して、小笠原諸島の海を選んで、360度見渡せる最新鋭の潜水艇2隻を投入して深海のダイオウイカの撮影に臨んだ。潜水艇の潜水能力は1000mまでである。海外の研究者はそれぞれの得意とする方法でダイオウイカの撮影に臨んだ。アメリカの女性研究者は小型無人潜水艇と深海生物がもつ発光物質と似ているライトを装備して、約36時間海中に投じた。引き上げて画像を見ると生きたダイオウイカが撮影されていた。アメリカの男性研究者はゴンドウクジラの背中に独自に開発したハンディカメラを取り付ける。ゴンドウクジラはダイオウイカを補食することが、これまでの研究で知られているからである。残念ながら取り付けたカメラはクジラ同士の接触で外れてしまった。ニュージーランドの男性研究者はニュージーランドで打ち上げられた死んだダイオウイカを冷凍して持ち込み、ミキサーにかけて液状にした。目的はダイオウイカをおびき寄せるためで、ミキサーで液状化したもののなかに誘引剤となるフェロモンが含まれているという考えなのであった。100回にもなる深海調査の結果、深海潜水艇に窪寺博士が乗り込んだ時についにダイオウイカの撮影に成功した。生きたダイオウイカは金色に輝いていた。(2013年/平成25年1月13日:日曜日)
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