ETV特集「生き残った日本人へ〜高村薫 復興を問う〜」

作家・高村薫は震災後、これが日本を根本的に変えると期待した。しかし期待は失望に変わっていく。日本人に「理性と覚悟」はあるのか。復興を見つめた1年間に密着した。

震災発生直後、作家・高村薫は、これが日本を根底から変える契機になると熱く語った。少子高齢化、農業の衰退、地方と中央の格差などの課題に初めて向き合う機会になると考えたのだ。しかし、夏には期待が落胆に変わっていた。原発再開をめざす動き。現実性のない除染計画。目先の事にとらわれる政治。高村は怒った。日本人には「理性と覚悟」はあるのか。復興に向かう日本をみつめ思索を続けた作家の1年間に密着した。

作家…高村薫,福島県立博物館館長…赤坂憲雄

2012年3月18日(日) 22時00分〜23時30分
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