午後7時半からディスカバリーチャンネルで、「(二)3.11からの出発:巨大地震を早期検知・新幹線の奇跡」を観ています。去年の3月11日に起きた東日本大震災時にJR東日本が運航する新幹線が脱線しなかったことを、ディスカバリーチャンネルでは奇跡と呼んでいます。大地震が起きた時、新幹線は乗客を乗せて時速270kmというスピードで高速走行中だったのです。そのような状態であっても新幹線は脱線転覆することもなく死者も怪我人も出すことなく安全に走行を停止したのでした。そのような奇跡的なことが出来た技術を、東京都国分寺市にある公益財団法人 鉄道総合技術研究所の研究員が説明しています。新幹線の線路沿いと太平洋岸にたくさんの地震計を設置していて、地震が実際に起きた時はP波(初期微動)を察知して電源を落とすように指令が各新幹線に伝えられ、それと同時に非常ブレーキがかかるようになっているそうです。その安全操作はP波のあとに来る強い揺れの70秒前に行われるそうです。(2012年4月18日 水曜日)
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