ディスカバリーチャンネルの番組「性の不思議:男女の相性」を見ています。性別の違いが日常生活にどのような影響を与えるか、少しユニークな視点から研究しています。今回の主題は男女の相性についてです。男女の相性について研究している心理学者のチームが、研究のためにスピードお見合いの場を設定します。参加者を募り、男女合わせて20人ほどの人々が、スピードお見合いの場所に集まってきました。研究チームは事前に参加者のプロフィールや顔立ちから理論的に考えられる、それぞれ相性がいいと思われるカップルを選びました。相性がいいと思われる一つの条件として、顔が似ていることが大事なことだそうです。番組では男性一人と女性一人を重点的に取り上げて、お見合いでの動きを逐一説明していきます。そのうちの女性には顔の黄金比を基準として、お化粧がなされます。男性には研究上良いと思われるイメージに変えてもらいました。一口でいえばファッションセンスの向上ということです。人は顔が似ていることで親近感を抱き、考え方も似ていると思うのだそうです。研究している人は心理学を専攻している大学教授です。場所はイギリスです。お見合いの方法ですが、1対1で全員が数分間のお見合いをしていきます。テーブルの下には第1印象の評価を下す100点満点とした数字が表示されるようになっています。1枚の紙に項目がありそれにそって評価の内容を書き込むようになっています。集団見合いの実験の結果、女性が好むのは顔よりも、肉体的な特徴でした。主に背の高さと水泳選手に見られるような筋肉質の体形でした。個別ではなく集団でのフリートーキングで重点的に取り上げていた女性が一人の男性と意気投合してカップルとなりました。この二人は研究チームが相性度が高いとした男女でした。この二人は第1印象では点数が低かったのです。なぜなら男性がストレートに「歳、いくつなの?」と女性に聞いたために、女性が一気に不快感をあらわにしたためでした。研究チームが主催するスピード集団お見合いで数組のカップルが誕生して数回のデートを重ねますが、1組のカップルも長続きはしませんでした。続かなかった理由を心理学の教授は幼少の頃の経験が大きく左右しているのではと分析していました。番組を思って考えたのは相性を理論として構築しても、その関係を継続するとなると別の理論が必要ではないのかと思ったことでした。

Wiki内検索

Menu

ここは自由に編集できるエリアです。

管理人/副管理人のみ編集できます