午後7時半からBSプレミアムで「驚き!地球!グレートネイチャー☆最後の秘境“深海”謎に迫る〜沖縄水深1400m」を観ています。NHK取材班は海洋研究開発機構「JAMSTEC」の無人探査機ハイパードルフィン号に、ハイビジョンカメラを取り付けて沖縄近海の水深1400mの深海の生態系を探ります。その深海に高温の熱水を噴き上げる熱水噴出孔(チムニー)を派遣します。熱水噴出孔(チムニー)から噴出する熱水の温度は349度でした。高圧のために300度を超えても沸騰しないそうです。チムニーは壊れやすいことがわかりました。チムニーの近くの岩場にゴエモンコシオリエビの群れを発見します。ゴエモンコシオリエビの生態を知るために捕獲しようとしています。何を食べているか知るために同じところに生息するシンカイヒバリガイをつぶしてみます。オハラエビがやってきてシンカイヒバリガイの身を食べましたが、ゴエモンコシオリエビは食べにきませんでした。深海で何を食べているか調べるために捕獲して水槽で飼うことにしました。海上に揚げる途中で潜水病で死ぬ恐れがあるために途中で馴化させるために休憩を入れます。ハイパードルフィン号が8時間ぶりに深海から海上へ戻ってきました。ゴエモンコシオリエビは元気に地上に引き揚げられました。水槽で飼って分かったことは、餌をあげなくても生きることができるということでした。自分の胸腹の毛にバクテリアを自生させそれを食べていたのです。そのバクテリアはチムニーから噴出している硫化水素を食べていることが知られています。今まで知られていなかった深海での生態系の一端を知ることができました。
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