【定義】
僧は
僧伽の略。侶はともがら、の意。
後漢の孝明皇帝永平年中よりこのかた、西天より東地に来到する僧侶、くびすをつぎてたえず。震旦より印度におもむく僧侶、ままにきこゆれども、たれ人にあひて仏法を面授せりけるといはず。 『正法眼蔵』「伝衣」巻
本来僧侶は、4人以上の
比丘・
比丘尼の集団(
僧伽)を指していた。しかし、後には1人の場合でも、
僧形の出家者を僧侶と呼ぶようになった。
大論?には、一人を僧とせず、四人以上を云となり、然れども和合僧に入る僧形なれば、通じて一人をも僧と云なるべし、 『読大戒訣首巻?』
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