【定義】
首座・
書記・
知蔵・
知客・
知浴・
知殿の六人の
頭首を六頭首という。
六知事に対応する表現。
叢林の執士?は、その下の六知事六頭首等を云ふ、 『亀鏡文聞解?』
【内容】
道元禅師の時代、既に
頭首・
小頭首の役職が複数、『永平寺
知事清規』等に確認されるけれども、まだ、六頭首のような形で形式化されているわけではなかった。
瑩山紹瑾禅師の時代も、具体的な役職名などは不明ではあるが、「
両班」の用語が複数の文献に見られるので、特に西班に頭首が配置されていたと思われる。
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