【定義】
ペルシャの古語のahuraと語源が同じであるサンスクリット語のasuraの音写。古代インドでは元々は善神の名前であり、神々のことを指した。
【内容】
後代のインドでは、神ではないという語源解釈が施されており、非天・悪神であるとされた。常にインドラ神と闘い、或いは日や月と争う者となる。神々と戦闘を交える神話は、ヴェーダ聖典や叙事詩にも見られる。闘争して止まぬ者、争う生存者。
仏教では、六道の一、八部衆の一であるとされ、一種の鬼神と見られた。須弥山の下にある大海底に、その住居があるとされる。また、六道を略して五道とする時には、修羅が略される。
ペルシャの古語のahuraと語源が同じであるサンスクリット語のasuraの音写。古代インドでは元々は善神の名前であり、神々のことを指した。
【内容】
後代のインドでは、神ではないという語源解釈が施されており、非天・悪神であるとされた。常にインドラ神と闘い、或いは日や月と争う者となる。神々と戦闘を交える神話は、ヴェーダ聖典や叙事詩にも見られる。闘争して止まぬ者、争う生存者。
世尊在世、羅睺羅阿修羅王、月を噉まんと欲す。 『永平広録』巻7-521上堂
仏教では、六道の一、八部衆の一であるとされ、一種の鬼神と見られた。須弥山の下にある大海底に、その住居があるとされる。また、六道を略して五道とする時には、修羅が略される。
根本の勝れたるものは、須弥山の北、巨海の底に住せり。 『往生要集(上)』
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