【定義】
日本曹洞宗の
修行道場にて、言葉を発せずただ黙々と
修行を行うべき3つの堂舎のことを三黙道場という。具体的には、
僧堂(
坐禅堂)・
浴司(風呂場)・
東司(トイレ)である。
この内、「僧堂」と「東司」については
道元禅師の教えに黙然としておくべき場所として明記(『
赴粥飯法』と『
正法眼蔵』「
洗浄」巻)されているが、「浴司」については現存する道元禅師の教えには見えない。しかし、
瑩山禅師に係る「
明水院垂誡」という浴室に於ける注意書きに、「室内、語るべからず」とされている。
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