思量 - つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉

【定義】

①よく考えること、思考すること。
②意（マナス）の本質的機能。
③考え・考察・思慮・知的作用を意味するが、そのような思量を性質とするもの。唯識説では染汚意であり、護法という人の唯識説では第七識を意味する。
④事理を考えはかる、の意。思索し、考察すること。

兀々と坐定して、思量箇不思量底。不思量底、如何思量?、非思量。　流布本『普勧坐禅儀』

⑤思慮分別。

仏道、思量・分別・卜度?・観想・知学?・慧解?の外に在るなり。　『学道用心集』「参禅可知事」則

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