【定義】
語義としては、八種の儀相ということだが、釈尊一代の化儀に八種の相があるということである。釈迦八相や、
八相成道などという。
【内容】
八相については、経論によって色々と違いがあるが、次のようなことが一般的である。
1・下天
2・託胎
3・降誕
4・出家
5・降魔
6・成道
7・転法輪
8・入涅槃
大師釈尊、在世八十年、処胎八十年、正法八十年、像法八十年、末法八十年、説法八十年。然も是の如くなりと雖も、八相、未だ虧けず、諸仏同参す。今日、是、降誕の日也、謹んで児孫を賀す。 『永平広録』巻10−偈頌73
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