曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

経行または坐禅を終える時に僧堂内で鳴らされる小鐘一声のこと。

【内容】

経行または坐禅を終える時に、僧堂内で鳴らされる小鐘一声について、明治期の『洞上行持軌範』巻上「日分行持」の「早晨坐禅」項では特別な名称を定めていなかった。その後、『昭和改訂曹洞宗行持軌範』では初めて、「鳴らし物」の項目で「抽解鐘」という名称を定め、更に『昭和訂補曹洞宗行時軌範』以降で「放禅鐘」と名称を変更し、現在に至っている。変更の理由は不明だが、「抽解」という用語の研究がなされたものか。

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