曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

正像末の三時の一。仏法が徐々に衰え滅んでいくという、末法思想に於ける三番目の時、濁世。その定め方には色々とあるが、主な考えとしては、仏滅後1000年を正法、次の1000年を像法、その後10000年を末法という。この末法の世では、仏教の教えのみがあり、実践する行も、さとり(証)もない時代となり、衆生は救われ難い世となる。日本では、伝・最澄著『末法灯明記』の影響から、永承7年(1052)に末法に突入したと考えられている。その考えでは、このウィキが更新されている2010年初頭は勿論、末法である。
いま末法悪時世は、おのれが正伝なきことをはぢず、正伝をそねむ魔儻おほし。 『正法眼蔵』「袈裟功徳」巻

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