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【定義】

江戸末期の禅僧、大愚良寛禅師が折に触れ様々な者に書き与えたという「戒語」を称して、『良寛禅師戒語(永久岳水師は『良寛禅師一口戒語』)』という。なお、『禅門曹洞法語全集(坤)』(永久岳水師編)の解題では、「戒語」の数について、多いものは90句、少ないものでも6〜70句に及ぶと指摘する。また、『正法眼蔵』「菩提薩埵四摂法」巻の「愛語」を根本として、この「戒語」を書かれたともいう。

前述『法語全集(坤)』に収録される(同著では、五十音順に整理されている)他、『続曹洞宗全書』「歌頌」巻に収録される『はちすの露』には90句の『良寛禅師戒語』が合本されている。

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