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【定義】

人間に具わる6種の認識の作用・働きのこと。六根が器官、六境六塵)がその対象、六識が対象を分別する作用である。

【内容】

眼・耳・鼻・舌・身・意の六種の認識の働きのこと。六根をよりどころにして、六境に対して、見・聞・嗅・味・触・知の分別作用をする眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識を六識という。前五識は、それぞれの特定の根と意根とを根拠にするが、意識は意根の他に根を持たない。
祖曰く、心は工伎児の如く、意は和伎の者の如し、六識を伴侶と為して、争か経を講得することを解せん。 『正法眼蔵』「虚空」巻

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