見習い女官の主人公カン・ウヌは、ある日、夜伽相手として世子と一夜を共にすることになる。一度手を出した女官には興味を持たないという噂の世子、イ・ヒョンだが…なぜかウヌのことが忘れられず、何度も彼女を自分のところへ呼び出す。そして、戦争による狂症の苦しみを忘れさせてくれるウヌに、世子はどんどん惹かれていった。王である父親と周りの臣下たちの謀略に精神も枯れ果てていく中、気がつけばウヌだけが世子の唯一の救いになっていて…。
- カン・ウヌ
- イ・ヒョン
- ナム・ヒュル
- インヘ王后
- ユ・テギョン
実在の人物を基にした歴史物。作中で漢詩が重要な素材として登場したり、世子が狂症を患ったきっかけとなった事件が実際にあった事件をもとに作られており、歴史ドラマ的な面白さもある作品。ストーリーとロマンスのバランスが良く、起承転結が確実な点が魅力的。本編完結後の外伝では、キャラクターたちの後日談や新しい一面を垣間見ることができる。
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