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タグ検索でssは98件見つかりました。
SS-掌編
編 **聖杯戦争での一幕編 {| class="edit" |~タイトル|登場する泥|あらすじ|備考| |[[『廃橋-Waste Bridge-』]]|||| |[[とある聖杯戦争の終局にて>無題-su1586574.txt]]|[[黒須威鞘]]、羽間ユキ、[[村正]]、ティベリウス、[[ケルベロス]]||| |[[ヴァーサス ルーグvs連星のハサン]]|[[ルーグ]]・[[連星のハサン]]|いつかどこかの聖杯戦争にて両騎は激突した|| |[[二人の無限の剣製者〜刀匠と剣豪将軍の邂逅〜]]|[[足利…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/SS%2d%be%b8%ca%d4... - 2024年03月06日更新
単路進羊
函館を中心に道南地域で広く展開されるハンバーガーチェーン店「ハッピークラウン」。 早朝という事もあり人影も疎らな店内にて、羊の覆面を被った女……即ちこの私、レイチェル・ミアミーは朝食を取っていた。 たかがチェーン店と侮っていたが、確かにこの味はなかなかの物である。看板のピエロを目にした時は一瞬怯んだが。 そんな取り留めの無い感想を抱き、改めてハンバーガーを頬張ると同時に軽快な着信音が響いた。 「&ruby(どうしました、アーロン先生){ふぉーふぃふぁふぃふぁ、ふぁーふぉんふぇんふぇい}？」 「ええい物を…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%c3%b1%cf%a9%bf%c... - 2024年01月09日更新
ウィリス・オブライエン幕間『キング・コング vs …』 1/2
「フランケンシュタインが、撮りてぇ……」 ここは、カルデアが資材集めの為にレイシフトした、とある場所。 戦闘も終わったある時、同行していたサーヴァントの1人、ウィリス･オブライエンが突然そんな言葉を呟いた。 『なんだい藪から棒に、君らしいと言えば君らしいけど』 「だってよぉ、こう何度もワイバーンと戦わされたら、特撮欲が刺激されるのが筋ってもんだろぉ！？ お前なら分かるよなぁダ・ヴィンチぃ！ 同じ芸術家気質だ、隠しても無駄だぞ！」 『はっはっは。特撮欲というものが何かは把握しかねるけどね。 でも…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%a6%a5%a3%a5%e... - 2023年11月15日更新
近代魔術師は函館へ飛ぶ
「わざわざご足労いただき、感謝いたします。ミス・パトリシア」 「いえいえ。こちらこそ、かの時計塔の魔術師にお招き頂けるなんて、恐悦至極でございます」 魔術師の総本山、時計塔のある一室にて。2人の魔術師が恭しく、互いの頭を下げ合い挨拶を交わした。 一方は深い堀の皺を刻んだ老体の男だった。年を重ねた身でこそあるが、その存在感に衰えは一切ない。 文字通り、老獪と呼ぶにふさわしい気配がその男の周囲を覆っていた。 もう一方、老人と机を挟んで座している女性は、老人と打って変わって若々しい風貌だった。 一目見…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%b6%e1%c2%e5%cb%e... - 2022年12月01日更新
SS-中編･長編
ntents ---- {| class="edit" |~タイトル|登場する泥|あらすじ|備考| |[[秋流市聖杯戦争]]|||| |[[英霊記録：交錯三剣]]|[[宮本武蔵(殺)]]~~[[宮本武蔵]]~~佐々木小次郎(原作版)||| |[[幕間の物語 -我慢強い男の夢-]]|[[ミリン・ダヨ]]||| |[[幕間の物語『青の亡霊、旭の居鶴』>『青の亡霊、旭の居鶴』]]|[[瑞鶴]]、[[エンタープライズ]]~~[[レキシントン]]、[[瑞鶴〔オルタ〕]]~~[[双龍>泥新宿のアヴェン…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/SS%2d%c3%e6%ca%d4... - 2022年06月19日更新
出雲黒箱奇譚・破
大砂丘のどこか。 『箱』を抱きかかえて全力疾走しながら、その少女はふと考えた。 「はぁ、はっ！」 ――どうして、&ruby(あたし){ヨリエさん}はこんな事をしているんだろうか？ 『ヨリエ、3時方向から来るぞ、避けろ』 「そんなこと言ったってえ！ ――ひゃあ！」 腕の中で喋るこの『箱』のせい？ それとも、この『箱』を喋れるようにした医者のせい？ それとも、この『箱』を見捨てられなかった自分のせい？ ……それとも、この『箱』に纏わる陰謀、事件のせいだろうか？ 答えは出ない。 砂丘を…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bd%d0%b1%c0%b9%f... - 2022年06月19日更新
或る休暇の終わり
「うぁ〜あ………。」 乾いたような、唸るようなあくびが上がり、消えていく。 ガラクタの山があった。 乱雑に脱ぎ捨てられた服や下着。遊び掛けで放置されたパズル、所定の位置など知らないとばかりに無秩序に散乱する日用雑貨、挙句の果てには食べさしで放置されたパンの欠片。 落ち着いた色調の壁紙が丁寧に貼られ、整然としたタイル張り模様のいかにも高級そうなビロードの絨毯があつらえられた質のよい部屋の中。 居住空間をまるで居住空間とも思わないかのように繰り広げられている惨劇は、いっそ美しいレベルの渾沌とさえ呼ぶべきも…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%b0%bf%a4%eb%b5%d... - 2022年05月12日更新
サングリアル 騎士達の聖杯探求
*出典 トマス・ブルフィンチ「中世騎士物語」(野上弥生子訳、岩波文庫) アーサー王とその騎士たち/第十九章〜二十一章「サングリアル」 *更新 [+]更新内容 ***04/03 ・ページ作成 ・「騎士パーシヴァル/�機彡媛� ・「騎士パーシヴァル/�供彡媛� ・「騎士ガウェイン」追加 ***05/02 ・「騎士ベディヴィエールとグリフレット」追加 [END] *目次 [+]一覧 #contents [END] *騎士パーシヴァル/�� キャメロットを発つその日、城下街は常の旅発ちよりも尚異常な空気に包まれて…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%b5%a5%f3%a5%b... - 2022年05月02日更新
LostBelt_Prologue/０
fyrst erth were vanysshed awaye and there was no more see. 聖都は新生し、父なる者に捧ぐ光が如き、荘厳なりし奇跡が天より下る。 And I Iho sawe that holy cite newe Ierusalem come doune from God oute of heven prepared as a bryde garnysshed for hyr husband.」 文様が出現すると同時に、新世界への導き手第二位、造物の導き手…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/LostBelt%5fProlog... - 2022年05月01日更新
序章・新世界_3
[[Prev>序章・新世界_2]] 皆こんばんわー！ ぶんぶんハローしんせかーい！ いつも僕のお送りするこの動画を見てくれてありがとう！ と言っても、この動画を誰かが見ている頃にはもう世界は漂白されちゃってるかな？ 別に恨まないでくれよ？ ぼくは別にやりたくてやったわけじゃないんだからね？ 悲しくて胸が張り裂けそうだよ！ ああごめん、嘘だね、これ。僕ら"異聞の使徒"も、また目的があって漂白化をしたわけだしね。 だから"やりたくてやったわけ"だね。うん。ただ異聞帯を作ろうと提案したのはカールだ…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bd%f8%be%cf%a1%a... - 2022年05月01日更新
序章・新世界
……お？ 映ってる？ よし、映ってるねー。あーあー、マイクテース、マイクテース……。うん！ 調子おっけー！ 「はろはろー！ 皆聞こえてるー？ ぶんぶんハローしんせかーい！ っというわけでー、今日は皆に僕の愉快な仲間たちを紹介していくよー！」 『アナンシ、何をやっているのですか？』 「わぁびっくりしたなぁ！？」 カメラに向かって笑顔で手を振っていると、突然そんな困惑の声が間に挟まって入ってきた。 余りにも物音なくやって来るものだからびっくりしてしまった。いきなり放送事故じゃないかどうしてくれる…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bd%f8%be%cf%a1%a... - 2022年04月30日更新
序章・新世界_2
[[Prev>序章・新世界]] はーいこんばんわー。みんな―！ 今日も一緒にぶんぶんハローしんせかーい！ 今日は前回に続いて、僕の愉快なクライアントたちを紹介していくよー！ さぁさぁ拍手拍手〜！ さて、前は僕がカールによって召喚されたサーヴァントである事、その僕が"異聞の使徒"って呼ばれている事。 そして何よりも、僕のクライアントたる新世界秩序同盟についてお話したよねー？ 今日はその新世界秩序同盟の頂点に立つ奴ら、O-13を紹介していくよ！ これがまたどいつもこいつも厄介な奴らでさー。 そ…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bd%f8%be%cf%a1%a... - 2022年04月30日更新
Fate/Aureate traitor
曙光〜Beyond the Hopeless〜』 **概要 人理渾然の中混ざった世界の１つ。[[人が聖杯を持つのが当たり前の世界>泥モザイク市まとめ]]での物語。 平行世界における新世界秩序同盟の末路や、それらの瓦礫に伴う狂気の集団の脈動などが書かれる。 番外編ではあるが、後述のルナティクス編の内容を多く先取りする形の物語となっている。 **あらすじ 2010年頃まで、世界中を包み込むほどの大きな戦争があった。その戦争の最中にある1人が聖杯を握った。 そして世界は再編され、全ての人間が聖杯をその…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/Fate/Aureate%20tr... - 2022年04月03日更新
新世界秩序までの軌跡
#contents *序章 ───────いかないでくれ どうかわたしを一人にしないでくれ そこは、ある心象風景であった。 ある男がかつて見た、既知の後追い。 ただの機構として苦痛をもたらす事しか知らなかった男が見た、初めての未知であった。 一人の男が少女を追う。 何もない荒野にて、ただ一人の少女を追う。 逃したくない。離したくない。いかないでくれ──────と。男は唯々、縋るように精一杯の手を伸ばす。 だがその手は届かない。 まるでそう初めから定められていた運命であるかのように、何をしようと…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bf%b7%c0%a4%b3%a... - 2022年04月03日更新
出雲黒箱奇譚・序
{起動}―― &ruby(compress){圧縮}・&ruby(release){解凍}――！」 「…………！！！！！」 ばちゃ―― 不愉快な水音を立て、獣の喉奥で“骨”が融けた―― ---- 「大袈裟なんだヨ。サカナの骨が喉に刺さったぐらいでサ」 赤黒に滲んだ手術衣を脱ぎ捨て、短めに切り揃えた白髪を振り解きながら女――紅雨曇黒は言った。 「はぁ、すみません……でも、あんまり痛そうにするもんで」 「……良い飼い主だヨ、アンタは」 獣はすっかり落ち着いた様子で、飼い主の男性の足元…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%bd%d0%b1%c0%b9%f... - 2022年03月14日更新
騎士と魔女と大魔女の××
■ガウェイロのスケベなやつの続き ちんちんが生えてイロン卿のところに駆け込んだ後の記憶がないガウェイン。 しかしその日以来、妙に近くて気まずい距離感のイロンシードにドギマギしてしまう。 しかしイロンシードにも、どこか思うところがあるようだ。 一人で黄昏れるイロンシードの元に、キルケーが現れて……。 「……勿体無いわね、赤いの」 「なんですの、藪から棒に」 「あの騎士、もう少しで堕とせるのに」 「ぶっ――？！」 「い、いえガウェインさ――卿は、落とすとかそういうクレーンゲーム的関係ではない、です、わよ？…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%b5%b3%bb%ce%a4%c... - 2022年03月10日更新
YISS
[[398SS]]に便乗した[[2102年の聖杯戦争]]に登場する[[冨楽唯]]の短い文章のまとめ。 ---- �� まるで、人じゃあなかった。 魔力の多寡ではなく、風貌の異様でもない。それは静かに佇んでいた。波風の一つも立てず。 乱れるものは一つもなかった。死せる肌、燃ゆる瞳、血濡れた髪。衣は闇に浸り、鎧は熱く滾っている。 そして、剣。無機物という前提を超えて、明確に思惟を感じさせる―――呪いを鞘に封じきれぬ邪に焦がれた剣。 その一つ一つが強靭にして精緻、禍々しくも美しかった。 圧は感じない。力は無遠慮…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/YISS... - 2021年12月21日更新
群馬の日常
「クソッタレどもがッ！」 毒づきながら男を乗せたバイクが荒野を駆ける。 右手にはポンプアクションのショットガン。バイクのトランクボックスにはユノハナと呼ばれる魔力物質の入った袋。 そして背後からは鹿や猪めいたバケモノに跨って迫り来るモヒカン頭のケダモノの群れ。 距離は弄ぶかのように離れず、そして縮まらず。ゲラゲラと笑うケダモノの声とピャアと鳴くバケモノの叫びが、男の心に焦燥を植え付ける。 「チクショウめ！！クソッ！くたばれ！！」 毒づきながら発砲。銃声が響き、ケダモノの腹と鹿の頭に散弾がぶ…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%b7%b2%c7%cf%a4%c... - 2021年05月05日更新
Hearts Hate
薔薇のような&ruby(ひと){女}だと思っていた。 綺麗な花の下に棘を秘めていて、不用意に触れればこちらが傷を負う。 それどころか、葉の下に潜む毒虫に殺されてしまうまであり得るような。 シュルトラインという女は、仮に命と好奇心と天秤にかけるなら、躊躇いなく命を選ぶほどに見え透いた罠だった。 にも関わらず。その日、私は彼女に声を掛けた。 言葉自体は、「とても、いい曲ですね」なんてありふれた台詞だったけれど。 それだけでも、こちらの思惑は十分に伝わったようだった。 ────薄く、刃のように開かれた深…
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/Hearts%20Hate... - 2020年11月10日更新
Certain rainy day/Rumor Case 1:The "Red Coat"
「日常」という言葉はどうしても「何事もない日々」って印象を与えるけれど。 でも、日々の暮らしの中で本当の意味で何も起こらない日というものはなかなかないわけで。 これもまた、ボクの日常の中で起こった、たいしたことのない出来事、その一つの記憶というわけだ。 それはつまり、あのころはまだ他愛のない話のタネでしかなかったということ。 それがこの後、実感を持って迫ってくることになるだなんて、そんなのボクらに想像できるはずがなかったんだ。 高校二年生の夏休みを少し先に控えた、六月のある日のこと。 …
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/Certain%20rainy%2... - 2020年08月10日更新