精霊の潜在能力を覚醒するためのアイテム。ミニエーテルグラス、エーテルグラス、ハイエーテルグラス、フルエーテルグラスの4種類が存在する。また、真逆の存在として覚醒を全取り消しするアイテム、オブリビオン・エーテルがある。

用途

 2014年序盤に潜在能力というシステムが作られ同時にエーテルも登場した。エーテルはその潜在能力を解放するためのアイテムである。エーテルは種類毎に性能が違っており、ミニ、普通、ハイの順に潜在能力開放に成功する確率は25%、50%、100%となっている。フルエーテルは、10個の潜在能力を必ず全て解放する最上級のエーテルである。オブリビオン・エーテルは解放された潜在能力をなかったことに出来るエーテルである。

エーテルの価値

黎明期
 エーテルが登場したばかりの頃はとんでもない貴重品であった。基本的には運営に配布されるのを待つしか入手する方法はなく、その機会も多くはなかったので、どの精霊にエーテルを注いで潜在能力を解放するのか慎重に取捨選択せねばならなかった。そのため同精霊重ねで覚醒可能なイベント精霊は10体以上ドロップさせフル覚醒をさせるという作業がほぼ必須であった。また当時は、エーテルの価値>>>クリスタルの価値と広く認識されていたので、多少のクリスタルを消費してでもエーテルは取るべきと言われていた。実際に高難度クエストをクリコンして報酬のエーテルを入手する者が非常に多く存在していた。
中期
 エーテルの下位互換としてそのイベントのガチャ精霊・配布精霊にのみ使用可能な疑似エーテルが登場するようになる。この時においてもエーテルは貴重品であったため、多くのユーザーはそのイベント精霊限定潜在能力開放アイテムを入手するためにイベントクエストを何度も何度も周回する羽目になっていた。初期の頃よりはエーテルも多く配られるようになっていたので、明らかに今後長く使うであろう精霊はフル覚醒することも正しい選択とされていた。
 イベント精霊限定エーテルを集めることによって隠しクエストが出たり、特定精霊を最終進化する素材になっていることが多い。
フルエーテル
 2015年5月に開放されたアユタラのサブクエ報酬で初登場、その名の通り潜在能力をすべて開放するエーテル。
 当初は貴重品であったが、現在は当たり前のように配布されており、価値は全くない。
 注意点として問答無用で全解放するため、9番目や10番目にアドヴェリ潜在や戦後回復持ちの場合はハイエーテル使用が推奨される。
 潜在リセットアイテム実装でもやらかしそうな初歩的ミス
エーテルビーナス
 大魔道杯ギルドマスターズで初登場、当初はチームデイリー報酬であったがバグそリグ問題があり、現在は個人累計ポイント報酬となった。
  • ゴールドエーテルビーナス(潜在フル開放、フルエーテル同等品)
  • シルバーエーテルビーナス(潜在5個開放)
  • ブロンズエーテルビーナス(潜在3個開放)
魔道杯トロフィー
 魔道杯のデイリー2000位及び総合5000位報酬のトロフィーは、その魔道杯報酬専用エーテルとして使える。
現在(2018年)
 かなりのエーテルが配布されるようになった。ミニエーテルはもはや通常クエストの序盤のサブクエストやメイトガチャでしか手に入らない代物となり、基本的にはハイエーテル・及びフルエーテルの配布となっている。イベントのサブクエ、魔道杯の累計報酬、レイドの累計報酬などで膨大な量のエーテルが配られるに至り、ある程度長く黒ウィズをやっているユーザーであればエーテルで困ることなど皆無という状況になっている。そのため現在のクエストは潜在能力全開放されていることが前提の難易度である可能性が高い。
 しかし初心者・中級者にとってはエーテル事情は少々厳しいところもあるのは事実でエーテル配布イベントは非常に喜ばれている。そのような現状もあってか現在ではエーテルが無限に手に入るエーテルレイドなるものも設置されるにいたった。
オブリビオン・エーテル
2018年1月の更新で登場した新エリア、クルイサの特殊交換所にて交換可能となった特殊エーテルである。現在それ以外での入手は不可能となっている。しかし普通のプレイヤーはそう何個も必要とすることは無いアイテムであり、必要とする人は交換するのに大した苦も無いと思われる。

余談

  • 基本的に潜在覚醒解放アイテムは図鑑には載らないが、ニコ生ですじこの要求により実現した。
  • 魔道杯トロフィーは毎回図鑑に載るため、図鑑埋めラーはデイリーや総合トロフィー集めに必死となる。
  • 初期にはエーテルをケチって解放確率50%や75%でギャンブル的に使用する者もおり、失敗しては発狂するという流れが定番化していた。100%にしてから解放するのが一番の正攻法だと思われる。
 
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