コラム
ご自身で過払い金の返還請求を行うことを考えたことはありますか?
法律事務所や司法書士事務所に依頼して和解を進めるのではなく自分で行うのです。
初めに行うことは、今まで借り入れを行っていた貸金業者に、取引履歴の開示を求めます。
借り入れ・返済のデータを手に入れるのです。
たいていはお名前・生年月日・会員番号等を告げ請求すれば送付してくれますが
すぐに開示してくれない場合もあります。
そんな時はしつこく請求することになるでしょう。
次にインターネット等で計算ソフトを入手し、引き直し計算を行います。(年利を法定利率で計算し直す作業)
その計算は大変かもしれませんが、取引履歴を見ながら、数字を入力します。
長く取引があり、借り入れ・返済を繰り返し続けてきた人ほど、過払い金というものは多く発生します。
結果がでたら、いざ、消費者金融に、過払い金がいくらいくら出ましたという通知を送ります。
そこから和解交渉のスタートです。
またまた、しつこく電話をかけます。
電話で納得のいく金額で和解ができればいいのですが、納得ができない場合は、裁判を起こすこともできます。
それには訴状を作成したり、準備書面などの提出、出廷ということが必要となってきます。
(裁判所の書記官室に行くと教えてくれますよ。)
根気のいる作業ですが、自ら過払い請求・過払い訴訟を行い解決をしている人もおり、
そういった人の経験談の本も、書店にいけば手に入れることができます。
そのような本を読んで見てみるのも面白いかもしれません。
なにより債務整理というものを身近に分かりやすく知ることができるでしょう。
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