最終更新: i7o7u2feznen0pt 2012年05月09日(水) 11:39:05履歴
2012年05月08日(火)
ニュース記事
日本クレジット協会は、クレジットカード発行会社24社の動態調査を実施し、2012年2月分の集計値をまとめた。それによると、ショッピング信用供与額は2兆5,352億4,000万円と前年同月比で6.0%増加。一方、キャッシング融資額は1,180億5,400万円、前年同月比で2.3%減少した。
同協会の報告では「ショッピングについては2011年12月分以降、3ヶ月連続で前年同月比が増加、逆にキャッシングは2006年8月分以降67ヶ月連続で前年同月比減少となっている」という。
解説
ショッピング信用供与額が前年同月比で増加し、キャッシング融資額が減少しているという傾向からは、改正貸金業法導入後の総量規制やグレーゾーン金利の廃止の影響が大きいとみられます。
商品やサービスを先取りできるクレジットカードは、持ち合わせの現金がない場合などには大変便利な物です。
また、カードに一般的に付随しているキャッシング機能では、消費者金融に比べ借り入れ限度額は低いものの、コンビニのATMで24時間借り入れ(返済)ができたり、保証人なしで手軽に現金を借りることができます。
しかし商品の代金は必ず後で請求され、借りたお金には当然利子も加算されます。
カード利用の際には、購入にクレジットを利用する必要があるのか、借りた以上のお金を必ず返せるのかをぜひ考えなくてはいけません。必要な消費に利用してこそ、クレジットは有意義な支払い手段と言えるでしょう。
債務整理ニュース一覧へ戻る
コメントをかく