最終更新: saimuseiri_wiki 2012年07月09日(月) 09:49:41履歴
2012年07月06日(金)
ニュース記事
厚生労働省の平成22年国民生活基礎調査によると、2010年の1世帯当たりの平均所得が、前年より11万6000円減って530万余り。平成に入ってから最も低く、生活が苦しいと感じる割合は全体の60%超えで過去最高となった。同省は「景気の低迷で所得が下がるなか、特に教育費などかかる子どものいる世帯で負担が大きくなっており、若い世代への支援を充実させる必要がある」と話している。
調査の結果によると、1世帯あたりの平均所得はこの10年で最も低い。18歳未満の子どもがいる世帯では前年より39万2000円減の658万円。
意識調査では生活に「ゆとりがある、大変ゆとりがある」と答えた人は全体で4.8%、「やや苦しい」32.3%、「大変苦しい」と答えた人は27.1%と過去最高となり、厳しい家計の実態が浮き彫りになった。
解説
「国民生活基礎調査」は世帯の所得などについて毎年厚生労働省が行っていて、去年は6月から7月にかけて、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県を除く、全国のおよそ4万6000世帯から回答を得ている。
非正規職員・従業員の割合が増加するなど、働き手の稼ぐ額が減少したことが一因にもなっており、中でも子供のいる世帯で生活の苦しさを訴える声が多く、69・4%にのぼる。このような状態で、消費税増税はとんでもないという気がします。
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