クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

唯一の出入り口です。一度中へ入ったあとは、ドアが開かなくなってしまいます。これは、すべての窓も同じです。
屋敷は洋式のようで、土足で上がっていいです。
脇に二階へ上がる階段があります。また、左手にはブレーカーがありますが、これは目星で無いと分かりません。
玄関はとても綺麗で、目星すれば探索者の靴の跡以外何もないと分かります。
これは、この家が虚構であり、外から出入りしていないということです。

＜目星情報＞
玄関は綺麗で、探索者の靴の跡以外無い。左手にはブレーカー。
子供部屋と書庫の廊下入り口のドアが少し開いているのが見える。

＜聞き耳情報＞
キィっとドアが開いたような音がする。子供部屋と書庫の廊下入口のドアからです。

腰くらいまでの棚とソファのみが置かれたシンプルな部屋です。
ソファには、くまのぬいぐるみが置いてあり、青いリボンを首に巻いて、右の耳からワタが出ています。
レコードが棚に並べられ、レコードプレーヤーが棚の上に置いてあります。
レコードは、音楽系技能や知識で1950年代〜1960年代に出されたものだとわかるでしょう。
どれも新品のように綺麗です。レコードプレーヤーに置けば、音楽も聴けます。
ぬいぐるみは、普通のぬいぐるみです。

＜アイテム＞
・レコードの間に写真。
訪れた家を背景に、今より幼い志斗と、志斗に似た30代くらいの男性と20代後半くらいの女性が写っているモノクロ写真。
日付は無く、裏面は白く何もない。
なにかしらの技能成功で、モノクロ写真が主流だったのは1960年頃より前だと分かるでしょう。

・くまのぬいぐるみ
青いリボンを首に巻いて、右の耳からワタが出たくまのぬいぐるみ。中身は綿のみです。
客間と洋間に出現する不思議なぬいぐるみ。同じ探索者が発見すれば、アイデアロール成功後、まったく同一だと分かります。
SANチェックしてあげましょう。(SANチェック。0/1d3。クリスペの場合、誰も動かしていないと確信する。0/1d4）
どちらかで持ち歩いた場合、片方には出現しません。

窓はなく、両側に棚があり、色々なものが置いてあります。天井には白熱灯がぶら下がり、あたりをぼんやりと照らしています。
ライトなどが必要であれば、ここから見つけれます。

また、倉庫は重要ポイントです。
目星成功で、とある一角で棚の荷物が床に崩れてしまっている場所に気づけます。
荷物は比較的重たいもの、土鍋や小ぶりの機械などです。荷物自体には特に情報はありません。
荷物を片付けた後、床を調べた場合（目星）、溝のような線を見つけられます。これは地下収納庫の扉の淵です。
すぐに扉だと気づかれるのはまずいので、描写は詳しくしないでおきましょう。
扉は、バールなどで引っ掛けて開けるか、壊すことによって開けることができます。


志斗ですが、探索者と共に倉庫を訪れれば、何があっても中に入ることはありません。
むしろ、どこか怯えてこの場を離れたがります。
これは、倉庫で死んだということは覚えていないが、なんとなく嫌な場所である、と感づいているからです。

ベッドが二つ、机、棚、クローゼットがあります。
ベッドと棚は特に情報はないです。ベッドは使われた形跡はなく、棚には一般書籍が2,3置いてある程度です。
（書籍は50年ほど前に出された本です。これも探索者から出版日などを聞かれない限り答えないこと）
クローゼットを開けると、くまのぬいぐるみが落ちてくます。ぬいぐるみ以外は何もありません。

＜アイテム＞
・机の引き出しの中に父親の日記が一枚
○日記。客間
最近仕事がうまくいかない
収入も前より減ってきている
もっと、もっと仕事を増やさなければ
あの子は遊んで欲しがっているが、仕方がない
最近は大きくなって一人でも大丈夫になってきている
これも、あの子のためだ

・くまのぬいぐるみ
青いリボンを首に巻いて、右の耳からワタが出たくまのぬいぐるみ。中身は綿のみです。
客間と洋間に出現する不思議なぬいぐるみ。同じ探索者が発見すれば、アイデアロール成功後、まったく同一だと分かります。
SANチェックしてあげましょう。(SANチェック。0/1d3。クリスペの場合、誰も動かしていないと確信する。0/1d4）
どちらかで持ち歩いた場合、片方には出現しません。

開けて正面の壁に格子窓があり、右側に机と椅子、左側に天井まである書棚があります。
目星成功で、北東の角に御札が貼ってあるのが分かります。これは、鬼門に貼られる魔除け用の御札です。

志斗ですが、この部屋に入りたがりません。魔除けの札が貼ってあるので、入りづらいからです。
ですが、誰かから「入っていい」と許可を貰えれば入ることができます。
入らない理由として、以前棚から荷物が落ちてきたことがあり、父親から許可なしに入らないこと、と言われているなどと答えます。

＜アイテム＞
・退魔本
本棚の中に、幽霊について書かれた本を見つけられます。幽霊や怨霊、日本各地の心霊スポットなどについて書かれてあります。
また、最後あたりの2ページが破られているのが分かります。幽霊等に対処する方法が書かれたあたりになります。

・書斎の鍵
机の下に、鍵が落ちています。父親の誘導がある前に、部屋に入る場合これを使うことになります。
ですが、２階の探索が始まれば終盤に入りますので注意してください。発見が早すぎると思えば、違う場所で見つけてもいいでしょう。

空が描かれた可愛らしい壁紙に、おもちゃの入った箱、蓋の閉められた箱、ぬいぐるみやボールがあちこちにあります。
目星成功で、カレンダーが掛けられいたような跡を壁に見つけれます。志斗に聞いても、いつからか無くなったとはぐらかされます。

＜アイテム＞
蓋の付いいた箱の中に、いくつか入っています。ですか、この箱を開けようとすれば志斗に止められます。
この箱は志斗の「宝箱」であり父親にも中身を見せたことがないから、と志斗は言います。
もし、信用や言いくるめなどを使って成功した場合、志斗は“絵”のみを渡してくれます。志斗が箱の中身を見せることはありません。
見たい場合、志斗がいない時に見る他ありません。

・破られた本の1ページ
悪霊の払い方について書かれたページです。これはオリジナル呪文です。
「ここに記した呪文を唱えよ。呪文には 計MP30 と 1D3R かかるものとする。また、下に描いた御札を持てば、MP5 が付与される」
御札は絵が描かれているだけです。本物は、寝室に大量に貼られた御札の中にあります。これは目星で見つけられます。

・絵
クレヨンで子供が描いた絵。この家に似た家と、男の子、父親、母親が描かれた絵。

・写真
訪れた家を背景に、今より幼い志斗と、志斗に似た30代くらいの男性と20代後半くらいの女性が写っているモノクロ写真。
日付は無く、裏面は白く何もない。
なにかしらの技能で、モノクロ写真が主流だったのは1960年頃より前だと分かるでしょう。

書斎は鍵が掛かっています。鍵は書庫の机の下にありますが、父親から誘導された場合ドアは開いています。
中は、机と棚が置かれた質素な部屋です。
中に入ると、その奥にある机に男性がこちらの背を向けて座っているのが見えます。何か書いている様子が見えます。
男性は、次の瞬間にはふっと、消えてしまいます。そこにいたはずなのに、まるで居なかったかのように……。
そんな人が突然目の前で消えてしまうという光景に、驚くでしょう。SANチェックしてあげましょう（0/1d4）。

机には、引き出しと、机の上に筆記用具と写真が立ててあります。
写真は、洋間や子供部屋と同じものです。
棚には、エジプトなどの海外の歴史書などが入っています。これらに特に情報はありません。今までの書籍と同じく、50年ほど前に出版されたものです。

＜アイテム＞
・引き出しの中に寝室の鍵

・机の上に父親の日記の一ページ
○日記。書斎
ああ、私はなんて愚かな人間なんだ
一番大事なものを
大事にしているつもりで疎かにしていたなんて
あの子はきっと私を恨んでいるに違いない
こんなひどい父親はいないだろう
この家にいるのはつらい
ああ、自分自信が憎くてたまらない
殺してやりたい

寝室は鍵が掛かっています。鍵は書斎の机の中にあります。
中に入ると、そこは異様な空間です。中には、ベッドとクローゼット、テーブル、鉢植え、棚があります。
異様なのは、あたり一面御札が貼られていること。壁や天井など、床以外のいたるところに貼ってあります。
そんな空間をみて、少なからず気味が悪くなるでしょう。SANチェックしてあげましょう（0/1d2）。

この部屋は、この家についての真相がわかる重要な部屋です。この部屋にある日記の持ち主が、この部屋の住人です。

ベッドは、最近使われた形跡はありません。
クローゼットには、流行遅れの男性ものの服が並んでいます。ポケットに20年ほど前のレシートが入っていてもいいでしょう。
鉢植えには、木が植えられてあります。聞き耳（嗅覚）成功で、桃の香りが微かにします。
棚には、この家についてまとめられたファイルが置いてあります。

この部屋で、志斗がすでに死んでいる事に気づいた場合、SANチェックしてあげましょう（1/1d4+1)
これは、ここ以外の探索中に気づいた場合も同じです。

志斗ですが、書庫同様中には入りたがりません。誰かに「入っていい」と許可を貰えれば入れます。
ですが、ここには自分についてバレてしまう情報があるので、誰かと一緒に1階へ行きたがります。
志斗と一緒についていった場合、志斗に狙われる対象となります。

＜アイテム＞
・桃の木

・ファイル
５０年ほど前の記事や、３０年ほど前の記事がまとめられています。
５０年ほど前のものは
「御流水志斗君 ６歳が、家で行方不明になった」という記事。その後の調べでも、見つからなかったと書かれてあります。
またその数ヵ月後
「御流水孝則 ３６歳が行方不明になり消息が掴めない」という記事。
３０年ほど前ですが、雑誌の記事で、「怪奇！幽霊のでる家！」としてこの家が特集されています。
この時点でも、親子は見つかってはいないと書かれてあります。
また、「なぞの失踪事件がおこる山」としてハイキングに来た山について書かれてある記事があります。
これについては、この山についてオカルト技能を振れば知ることができます。

・テーブルの下に父親の日記の1ページ
○日記。寝室。
最近、家に誰か訪ねてくる
この家はあの家を出てから、誰にも言っていないのに
ああ、きっとあの子なのだ
あの子が私を殺しに来たのだ
ひどい父親を
今日もきっと訪ねてくる
私も、お前の元へ行こう、志斗

・この部屋の住人の日記
ベッドを探せば、枕の下から出てきます。
また、日記には破られた本の一ページが挟まっています。
内容は、
○一時的に霊から見えなくする方法
桃の葉や枝に、塩を振る。そうすれば、それを持っている間その人物は霊からは見えない。