【基本理論】役割作りの3原則


認知症の高齢者にとっては、
自分が自分であると感じられるような
「役割」があるということが、大きな
精神的支えになります。

「誰かの役に立っている」
「皆から認められている」という
実感が得られると、表情が明るくなり、
認知症の症状が改善することがあります。


役割作りの3原則は、以下の3点です。

1.昔やっていたこと

男性ならば昔の職業や趣味、女性であれば
家事や掃除、育児などが該当します。

2.今でもできること

ごみを捨てる、窓を開けるなどの簡単な日常業務、
施設であればレクリエーションの審判など。

3.周りの人たちから認められること

本人の行為に対し、周りがきちんと
その役割と意味を認めて、言葉に出して
誉めてあげることが大切です。



 本サイトに関するご意見・ご要望・お問い合わせは、
 お話し相手が見つかる介護・福祉情報誌『傾聴生活』まで、
お気軽にお寄せください。
2007年03月18日(日) 13:47:50 Modified by e0874




スマートフォン版で見る