【基本理論】私物は、最高の介護用品


認知症の高齢者にとって、
長年肌身離さず持ち歩いていた私物は、
「最高の介護用品」になります。

慣れ親しんだ私物が手元にあることで、
認知症の高齢者は「自分が自分であること」
の確認をすることができます。

入院や入所によって認知症が悪化してしまう
ことを防ぐ意味でも、病室や個室には
自宅から持って来た写真や置物等の私物を、
ふんだんに配置しましょう。

ポイントは、私物の活用によって、
認知症の高齢者が「ここは自分の居場所だ」と
感じられるような空間を作ることです。


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2007年03月18日(日) 13:34:48 Modified by e0874




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