[伝説の選手たち]

• [伝説の選手たち]
  • [青森代表・八戸学院光星]
    • ＊北條 裕之（八戸学院光星　遊撃手）
    • ＊新井 勝徳、新井 勝貴（八戸学院光星　外野手）
    • ＊山田 鈴星（八戸学院光星　踊り子）
  • [福島代表・聖光学院]
    • ＊八百板 卓丸（聖光学院　左翼手）
    • ＊船迫 大雅（聖光学院　投手）
    • ＊今泉 慶太（聖光学院　投手）
    • ＊佐藤 都志也（聖光学院　捕手）
  • [群馬代表・高崎健康福祉大学高崎]
    • ＊脇本 直人（健大高崎　右翼手）
    • ＊平山 敦規（健大高崎　中堅手）
    • ＊横溝 拓斗（健大高崎　遊撃手）
    • ＊青柳 博文（健大高崎　監督）
  • [新潟代表・日本文理]
    • ＊池田 貴将（日本文理　三塁手）
    • ＊黒臺 騎士（日本文理　遊撃手）
    • ＊小太刀 緒飛（日本文理　外野手）
    • ＊新井 充（日本文理　二塁手）
    • ＊大井 道夫（日本文理　監督）
  • [福井代表・敦賀気比]
    • ＊平沼 翔太（敦賀気比　投手）
    • ＊山本 皓大（敦賀気比　左翼手/投手）
  • [三重代表・三重]
    • ＊西岡 武蔵（三重　一塁手）
    • ＊小島 紳（三重　副部長）
    • ＊森 竜之介（三重　投手）
    • ＊長野 勇斗（三重　外野手）
    • ＊今井 重太朗（三重　投手）
    • ＊宇都宮　東吾（三重　遊撃手）
  • [大阪代表・大阪桐蔭]
    • ＊峯本 匠（大阪桐蔭　二塁手）
    • ＊正随 優弥（大阪桐蔭　一塁手）
    • ＊西谷 浩一（大阪桐蔭　監督）
    • ＊中村 誠（大阪桐蔭　外野手）
    • ＊福島 孝輔（大阪桐蔭　投手）
  • [沖縄代表・沖縄尚学]
    • ＊山城 大智（沖縄尚学　投手）

[青森代表・八戸学院光星]

ご存知シルバーコレクター。今年こそ悲願の優勝なるか

＊北條 裕之（八戸学院光星　遊撃手）

光星の北條と言えば「もしや？」と思った人も多いだろう。
当wikiでも化け物と大評判だった、北條 史也(現・阪神)の弟。

初戦に関しては置物感漂うが、今後の活躍に期待である。
と思ったら２戦目も置物だった。今後の活躍に期待である。
とかなんとか言っていたら3戦目も置物で、置物のまま敗退した。
3試合で11打数0安打。置物扱いされた選手は過去にも数多くいるが、ここまで見事な置物も珍しい。

＊新井 勝徳、新井 勝貴（八戸学院光星　外野手）

甲子園の新井という香ばしい苗字だが、武修館戦でのダメ押しの4点目、
星稜戦では終盤の大量得点のチャンスメイクと打点を挙げる活躍をしている。
関係は兄弟ではなく、従兄弟。

＊山田 鈴星（八戸学院光星　踊り子）

アルプスから声援を送る1年生。
チア不在の3回戦で即興の踊りを披露したところ好評を博した。
準々決勝では朝日放送、NHKの両方で長時間踊りが放送され、「ふしぎなおどりｗ」とVIPPERに大ウケであった。
まだ1年生、今後の成長に期待したい……できれば野球の方でも。

[福島代表・聖光学院]

ご存知聖光ウイルスでおなじみの福島代表。
戦後最長の8大会連続出場をしており、過去最高記録は春夏どちらもベスト8
近江にサヨナラスクイズで勝ち、史上最高タイのベスト8進出を果たす。

＊八百板 卓丸（聖光学院　左翼手）

八百板 飛馬の弟。苗字は「やおいた」と読む。
兄の飛馬は、2013年春に当wikiにも登場。
１学年違いの兄は卒業してしまったが、兄弟揃って聖光のレギュラーを奪い取った。実力のある兄弟である。
3回戦対近江戦では長打を放つも相手の絶妙な中継プレーによりランナーを返すことはできなかったが、
守備では特大のあたりを見事フェンスにぶつかりながら捕球し犠牲フライ1点にとどめ、ベスト8進出に貢献した。

余談だが、「八百板」「矢尾板」は、新潟と福島に多く見られる苗字である。ｳﾎｯ！良い苗字。

＊船迫 大雅（聖光学院　投手）

エースナンバーを背負う右のサイドハンド。左右に広く投げ分ける投球が持ち味。
「ふなばさま」と読むことから、「フナバ様」とも呼ばれるようになる。
2回戦では新型・聖光ウイルス（走塁型）のために味方が走塁死を重ねるが、我慢のピッチングで完投した。
解説も桶狭間くんといいそうになり言い間違う程の難読。「おけ・・・ふなはざまくん」

＊今泉 慶太（聖光学院　投手）

背番号18を背負う2年生の左ピッチャー。実力はエース船迫に負けず県大会では要所を抑え、
1回戦も先発でしっかり役割を果たす。
もともとは162人の部員を誇る聖光野球部の2軍ピッチャーだったが、大会前に行われた
1軍対2軍の壮行試合において2軍チームの先発として登板。3失点完投で1軍を抑えた実績により
見事1軍レギュラーの座を仕留めるという、隠れた主人公候補。

＊佐藤 都志也（聖光学院　捕手）

度々伝令や控え紹介などで登場しては、有名野球マンガ『MAJOR』の登場人物（佐藤寿也）と同じ名前だ、とスレを盛り上げる。
そして、初めて守備に就いた日本文理戦で守備位置まで佐藤寿也と同じ捕手であることが判明。さらにスレを驚かせた。

[群馬代表・高崎健康福祉大学高崎]

走塁練習に1日のうち2時間を費やし「機動破壊」を掲げる新鋭。通称トゥギャ崎。
その実力もさることながら、サビでBe Togetherから入る校歌にも注目。

＊脇本 直人（健大高崎　右翼手）

異彩溢れるトゥギャ崎においてひときわ輝くのがこの脇本。地元では「上州のゴジラ」の異名を持つ。
幼い頃に両親が離婚しており、祖父母に育ててきてもらったという経歴を持つ。
本人はこれに非常に感謝しており、祖父母を楽にするために絶対に甲子園に出てプロ野球に進むという夢を抱く。
（あ・・・あれ？こんなストーリーどこかで聞いたような・・・）
高校通算57本塁打の打力をもって前橋育英の高橋、桐生第一の山田を打ち崩してきており、
50m走6秒1の走力をもって地区予選でトゥギャ崎が記録した35盗塁のうちの11盗塁を記録。
前回優勝投手の高橋光成とは幼馴染で、週末はお互いの家にお泊りもする仲だとか。
ベスト4進出をかけた大阪桐蔭戦では先制点を決め、1安打1打点と活躍したが惜しくも敗れた。
4試合で打率5割、7打点、6盗塁と、県大会での成績が参考になったといういい例である。
熱闘甲子園の宿舎での一場面、「甲子園には魔物がいるっていうけど、（僕は）甲子園の魔物になれたかな？」
と笑いながら語っていた。
脇本くん！！！甲子園のライト空いてるで！！！脇本くん！！！見てるかー！！！おーい！！！脇本ー！！！！
　
ちなみに今大会では特に出場選手のツイッターが晒されるという事件が頻発しており、彼もその例外ではなかったのだが
去年の10月頃から止まっている彼のツイッターがあまりにも健康的であり
なるほどコレは警戒されるわ…、守備範囲広すぎだろ…というコメントがVIPPERから溢れるレベル
年頃の男の子では心あたりのありすぎる彼のつぶやきはさらにファンを増やす結果となってしまった。

＊平山 敦規（健大高崎　中堅手）

機動破壊トゥギャ崎の核弾頭、165cmと高校球児としては若干小柄ながらその俊足と大胆さを活かして塁上で相手をかき乱す。
一度塁に出ればほぼ2塁、下手すれば3塁まで進むため、ただの四球やヒットでも実質スリーベースｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━!!などと言われる
本人も『四死球でも盗塁すれば二塁打になると思っている』とのこと。俊足軍団トゥギャ崎の中でもピカ一の盗塁能力を誇る。
どこぞのレッドスターが聞けば泣いて喜ぶ台詞である。
脇本とともに個人盗塁記録更新に手をかけていた準々決勝大阪桐蔭戦、ついに3盗塁を決めて
93年ぶりに個人盗塁数のタイ記録に並んだ。
（1921年第7回大会での京都一商（現西京）の原田が作った1大会8盗塁（4試合））
一昨年の松井裕樹の三振に関連した記録や、あつがきひ高校の連続10桁得点など、最近大昔の忘れ去られた記録が
色々と取りざたされる機会が増えたような気がする…。
大阪桐蔭には惜敗したものの、1回裏にノーヒットで先制のホームを踏むなど、トゥギャザー野球の起点として
桐蔭をおおいに苦しめ、大会タイ記録を打ち立てた彼の名前は機動破壊の象徴として歴史に刻み込まれた。
きっと彼の後輩が近い将来その記録を打ち破ってくれるだろう。
　
ちなみに脇本とはセーラー服を着てデートをするような関係の模様
　

＊横溝 拓斗（健大高崎　遊撃手）

下位打線ながらも県大会では打率4割を記録した好選手。
甲子園でも四死球での出塁からの盗塁など、機動破壊を掲げる健大高崎の中でもとりわけ渋い活躍を見せる。
ただし、その意識が強すぎたのか大阪桐蔭戦で打席での盗塁アシストの動きが守備妨害と判定されたのはご愛嬌。
また同試合の8回の守備でショートへの打球が喉に直撃するハプニングが発生。
気道破壊され呼吸困難に陥りながらなんとか3アウトまで守備につくガッツを見せるも、
その影響か9回に代打を出されて試合を退く。
無念さからかベンチで涙ぐむ姿は見る者の心を打った。

＊青柳 博文（健大高崎　監督）

トゥギャ崎に走塁野球を広めた張本人。
打つより守るより走ることを教えたほうが簡単という理由から、
走るイメージが相手に恐怖心を抱かせ、戦う前から心理的優位に立つ。「機動破壊」という耳慣れない旗印を掲げてブレイク。
マネージャーには投手の癖やキャッチングの癖を勉強させ、負担がかかるからユニフォームは選手に自分で洗わせるなど徹底。
今年はついに盗塁まで選手の判断に任せ始めた、今大会は全員グリーンライトである。(2012年春はサインを送っていた)

新入生にはまず盗塁を徹底的に叩きこむ、走る勇気のある選手を重用するなどその方針は徹底して機動破壊であり
失敗は絶対に叱らず、走らないことを責めるという指導を行う。
まだまだ歴史の浅いトゥギャ崎ではあるが、おそらく将来は名将列伝にのるような人物になるであろう。
というかすでに片足突っ込んでるよねコレ

[新潟代表・日本文理]

「日本文理の夏は終わらなあああああい！」から早5年。それ以来の勝利で上位進出。
大分戦、東邦戦、富山商戦と全て逆転で勝ち上がる。

＊池田 貴将（日本文理　三塁手）

日本文理高校の主将と4番を務める選手。
「池田ァ！」（用語参照）というだけで他の上位打線を担う珍しい姓名の3人と同格の扱いを受けるのは春と同様。

というだけではなく、緒戦の試合中に恒例のチーム紹介VTRにて主将として紹介役を担当し、
チームメイトから＼いっけーだ！／＼たっかまさ！／とコールを受けながら颯爽と登場するという高度な小芝居を披露。
これがスレ住民にもウケて打席に立つと「池田ァ！」はもちろんコールを再現する書き込みも出現。
そして2安打1四球と気を吐き勝利に貢献し、スレの盛り上がりに応えることに成功した。
2回戦の東邦戦では2打席連続みのさんで置物と化しつつあったが、6回に逆転の2点タイムリーでまたも勝利に貢献。
彼が活躍する度に池田AAが殴られ続ける。安息の日はいつになることか。

＊黒臺 騎士（日本文理　遊撃手）

ブラックナイト
「黒臺ってなんて読むの？」「くろだい」という掛け合いがマモノスレだけで10回は繰り返されたであろう日本文理の2番打者
禍々しい名前と裏腹に基本戦術は1番・星を次の塁に送るという非常に献身的なものである
黒の道に堕ちても忠誠の精神を失わない騎士道の鑑

ちなみに兄は準々決勝の相手である聖光学院野球部に所属して甲子園に出場した経験があり、
「兄の後継者たちである聖なる光の軍団を、弟が黒の力で打ち破る」という展開でも注目を浴びた。

＊小太刀 緒飛（日本文理　外野手）

「緒飛ってなんて読むの？」「おとわ」という掛け合いがマモノスレだけで10回は繰り返されたであろう日本文理の3番打者
初戦では併殺含む4打数0安打とナマクラっぷりを発揮したが二回戦では二塁打と四球を選ぶ活躍を見せた
さらに三回戦では2安打2打点、準々決勝では3安打2打点と調子は完全に名刀
リリーフ投手としても登板経験があり小太刀二刀流の実現が待たれる

一塁手として出場した準決勝では黒臺との連携が合わず失点に繋がるエラーをやらかした。これは諸刃の剣ですね……

＊新井 充（日本文理　二塁手）

甲子園の新井という香ばしい苗字だが、3回戦で起死回生の逆転サヨナラ2ランHRを放つ活躍を見せる。
春もwiki入りしたが、辛い方面がピックアップされていたのが嘘のような活躍。
夏の新井は一味違ったようだ。

＊大井 道夫（日本文理　監督）

ご存知日本文理の監督、老齢ながら強攻策大好きでイケイケな性格の好々爺。
そこらへんは09年の伝説の決勝でもわかるだろう。
若き頃は同じく球児であり、59年宇都宮工の左腕エースとして甲子園に出場、
決勝では惜敗するものの西条と延長15回の死闘を演じた経歴を持つ。
監督就任は86年と、もはや30年近いキャリアで日本文理野球部、ひいては新潟の野球のすべてをその身に刻む。
1試合は27個のアウトで構成されており、その27個しかないアウトを犠牲打で相手に捧げるのは勿体無い
金属バットならしっかり振らせれば詰まっても飛ぶと語り、バントに頼らないチーム作りをモットーとする。
理想のチームは『1番から9番まで全員ホームランを打てるチーム』であり、練習の割合としては打撃が8で守備が2。
3日連続打撃練習しかしなかったときは生徒側から「さすがにそろそろ守備練習させてください」と懇願されたほどだそうだ。
富山商戦では劇的なサヨナラホームランで試合を決め、日本文理らしい『打ち勝つ』『逆転』した試合を魅せた。
その後、インタビューでは

「ギョーザをおごっちゃう。僕ね栃木県出身だから。最近、（栃木に）帰る機会がない。ああ、ギョーザ食いたい」。
（選手寮の近所にはギョーザ店があるらしい）
「マスターが差し入れしてくれるの。だからみんなギョーザ大好き。ホテルの食事にも飽きてきたしね。よし、ギョーザ、おごっちゃう！」。

と語っており、記者全員が餃子を食いたくなるという謎の突発飯テロを行うなど茶目っ気もあり、マモノスレ民からも愛されている。
選手たちからは『ピンチになるとすぐ焦って慌てる、年齢も年齢だし僕達で助けられる部分は助ける』とまで言わせるほどの
ドジっ子属性も持っているようだ。実際試合中の采配についてはある程度選手たちに任せている部分もあるようだ。
そんなお茶目な大井監督が胴上げされる日も近い？今年の日本文理ナインに期待だ！！

[福井代表・敦賀気比]

5試合の打率は福井大会最高記録となる4割3分8厘。
本大会に入ってからも3試合連続十桁得点と打撃が光るチーム。
ただ本人たち的には守備のチームらしく、実際に3試合平均失点0.6点と守備の面でも光る。

＊平沼 翔太（敦賀気比　投手）

強打の陰で一見目立たないが、守備のチームを支えるエース。まだ2年生。
初戦から大量リードに守られてスイスイとピッチングを披露。5回でマウンドを降りた3回戦・盛岡大付戦以外では完投。
準々決勝・八戸学院光星戦ではついに10桁奪三振も達成。
大会前は決して名前が多く挙がっていたわけではないが、ここに来て大会の主役に浮上しつつある。
だが、大阪桐蔭に癖を見抜かれ丸裸にされた結果、まさかの大炎上。この悔しさは来年晴らすしかない。

＊山本 皓大（敦賀気比　左翼手/投手）

敦賀気比の秘密兵器
初回からお誕生日をぶち込み合う砲撃戦となった準決勝、
先発平沼のあとを継いだのは今夏登板経験0の左翼手・山本だった
まったくデータのない山本に翻弄される大阪桐蔭打線……といきたいところだったがあっさり失点
2.2回を2自責点（防御率5.25、0.038888889元氏）という成績で2014年の夏を終えた。
まだ2年生なので来年は最終兵器として聖地に帰ってくる可能性に期待したい

ちなみに打撃面では全試合で安打を放っている。

[三重代表・三重]

夏は1999年から10年連続初戦敗退を喫した三重県がベスト8進出。
三重高校の45年ぶり（1969年センバツ）、三重県勢として夏59年ぶり2回目の優勝に期待がかかる。
なお「ユニが中京大中京っぽい」とよく指摘されるが、それもそのはず両校は系列校である。
甲子園に同時に出場したり対戦すれば色んな意味でさぞ盛り上がることであろう。

＊西岡 武蔵（三重　一塁手）

センバツでもホームランを打った三重の主砲。
武蔵の名の通り、どことなくサムライっぽい無骨な顔立ちが特徴的。
しっかり仕事をする4番で、準々決勝・沖縄尚学戦では今大会初のお誕生日。春夏連続で誕生日を迎えた。
守備もうまく、危ない一塁送球を何度となく柔らかい股割りで抑え続けて来た。

＊小島 紳（三重　副部長）

三重の快進撃を縁の下で支えてきた25歳。
昨夏から好投手を相手にする前には、相手投手の真似をして打撃投手を買って出ていた。
その結果、昨夏は敗れたとはいえ済美・安樂から7点を奪っている。
今年もモノマネバッピは継続。準々決勝前には沖縄尚学のライアン山城、準決勝前には日本文理・飯塚をコピー。
ライアン山城のフォームはうまく真似できなかった（選手談）ようだが、両投手を打ち込んで決勝進出するあたり効果はあるらしい。
なお、現役時代は中京大中京の補欠選手と思われる。最後の夏はスタンドの応援団長。当時から縁の下でチームを支えていたようだ。

＊森 竜之介（三重　投手）

変則サイドスローでVIPPERの心を掴んだ三重の控え投手。
溜め時間を変えて打者のタイミングを外しながら投げるそのねっとりとしたフォームで広陵打線を翻弄し、
広陵戦の延長10回以降2イニングを無失点に抑え、勝利を呼び寄せた。
その後準決勝終了現在まで出番はなく、再登板を望む声も多い。
決勝では満を持して8回にマウンドに。独特のフォームからの球を投じたが、敢え無くヒットを浴びてしまい
1アウトも取れないままに3番手の瀬戸上に交代した。

＊長野 勇斗（三重　外野手）

三重のキャプテンであり切り込み隊長。三重なのに長野、とイジられることも。
決勝戦でも3安打と気を吐き、甲子園6試合での打率は何と5割。
逆転されたシーンでも紙一重のダイビングキャッチを試みるなど、最後まで大阪桐蔭に食らいついた。
敗戦の瞬間は涙に暮れた彼に、最大級の拍手を送りたい。

＊今井 重太朗（三重　投手）

今どきやや古風な名前で少しばかり人気を集めた、三重のエース。
地区大会の成績は35イニングで11失点。防御率2.82。数字だけ見ればどこの学校にもいるピッチャーだった。
だが、甲子園は男を一試合ごとに成長させる。初戦・広陵戦は9回、2回戦以降は準決勝まで全試合完投。
特に準決勝・日本文理戦は5安打完封を成し遂げた。最後まで低めの変化球は良くコントロールされていた。
決勝でも強打の大阪桐蔭打線を6回まで2点に封じ、その爪跡を甲子園に残した。

＊宇都宮　東吾（三重　遊撃手）

通常、ショートといえばマモノスレでも話題になった現ソフトバンクの今宮を筆頭に阪神の鳥谷や巨人の坂本など
スタイリッシュな選手を想像するが、こちらの三重の宇都宮は違う。
どうみても鳥取城北のチャーハン大好き君系の愛嬌のある体型と愛嬌のある顔つきなのである。
また、三重なのに宇都宮という地名系珍名というネタも加わりマモノスレでは人気に。
その初戦、広陵戦にて延長11回、今大会初のナイター、まばゆいカクテルライトの元、1ストライク3ボールから
ギリギリまで粘ってサヨナラの押し出し四球を選び、ものすごいガッツポーズを見せ劇的な幕切れとともにVIPPERを盛り上げた。
この大金星により、09年以来の三重に勝利をもたらし、VIPPERのみならず三重県民を勇気づける試合結果となった。

　

ちなみにはしゃぎすぎてファーストを踏み忘れかけたのでチームメイトには結構本気で怒られたらしい



また決勝では3回に同点に追いつかれてからの値千金となる勝ち越しタイムリーを物凄い姿勢から放ち
その勝負強さに加え類まれなるバッティングセンスを見せて甲子園を沸かせた。

[大阪代表・大阪桐蔭]

伝統の強力打線は健在。2年ぶりの優勝を目指す。部訓は「一球同心」

＊峯本 匠（大阪桐蔭　二塁手）

大阪桐蔭高校の走攻守揃った2番セカンド。
2回戦の明徳義塾戦では昨年夏の同カードで岸からランニングホームランを放っていたことで注目を浴びる。
その期待に応え、放った2安打でいずれも生還して勝利に貢献した。
また、7回裏二死満塁・代打田中という大ピンチの場面でセンター前に落ちそうな打球をスーパーキャッチ。
明徳の攻守のキーマンを完全に攻略した。

続く健大高崎戦でも相手のお家芸である盗塁を記録してスレを沸かせ、
敦賀気比戦ではホームランを含む3安打2四球3打点で相手の強力打線を凌駕した。
相手の持ち味に対抗していくプレースタイルこそが彼の持ち味なのかもしれない。

＊正随 優弥（大阪桐蔭　一塁手）

「しょうずい」という非常に珍しい名字を持つ、大阪桐蔭の誇る強打の4番バッター。
同校の先輩である中田翔に憧れ、同じ広島鯉城シニアから大阪桐蔭へ入学した。
チャンスに強いバッティングもさながら守備力にも定評があり、準々決勝の健大高崎戦では、
抜ければタイムリーとなる当たりを飛びついて好捕するなど随所に好守備を見せ、相手の反撃を阻止。
「残念そこは正随」というレスまで付くようになった。
決勝戦でも優勝を決めたプレーでは体をいっぱいに伸ばして逸れかけた一塁送球をキャッチ。VIPPERを痺れさせた。



ちなみに彼の本来のポジションは外野手(センター)である。
西谷監督としては「内野はファーストが良ければどうとでもなる」とのことらしい。

＊西谷 浩一（大阪桐蔭　監督）

今大会準々決勝進出で監督として春夏通算30勝を達成。
優勝を果たし、これまで33勝6敗、勝率.846という高勝率を残す名将。
なお、甲子園10勝以上の監督でこれ以上の勝率を残すのは同じ大阪・PL学園の黄金期を支えた中村順司（58勝10敗の勝率.853）のみ。
それを見ればいかにすごい監督か分かる……が、マモノ甲子園スレでは名将扱いを一切されない。
森監督の余韻がまだ冷めやらない中なので、「ただの桐蔭ファンがしれっとベンチ入りしている」と言われる有様。
また、府大会決勝で対戦したPL学園が野球経験のない校長先生が監督を引き受けて話題になっていたこともあり、
「森監督が不祥事で辞任したため顧問の西谷先生が代理で指揮を執る」などという設定もまことしやかに囁かれる。
勝利監督インタビューではマスコミ慣れした誠実でわかりやすい、お手本のような受け答えをするが、
大多数のスレ住民は内容そっちのけで年々豪快になっていく体形（現在125キロ）や強面の外見の話で盛り上がる。
なお、好物はベビースターラーメンの模様

＊中村 誠（大阪桐蔭　外野手）

破壊力抜群のクリーンアップを擁する中にあって、大会序盤は目立たなかったキャプテン。
だが、準々決勝の健大高崎戦から突如として覚醒。決勝2ランお誕生日を放つ。
準決勝・敦賀気比戦では、5点ビハインドの初回に味方の目を覚ます2試合連続お誕生日。
そして決勝・三重戦では7回裏2死満塁から執念でセンター前に運ぶ逆転2点タイムリー。
秋の大会コールド負けから這い上がったチームを引っ張った主将は、最後にその実力を全国に示したのだった。

＊福島 孝輔（大阪桐蔭　投手）

今年の大阪桐蔭を支える右のサイドスローエース。
08年優勝時のエースと同じ福島姓だが、血縁関係はない。実に縁起のいい姓である。
今大会では八頭戦を除く5試合に登板、4試合完投、防御率3.83の成績を残し、夏は2年ぶり4度目の優勝に貢献した。
今でこそエースナンバーを背負っているが、大阪桐蔭には捕手として入学したという異色の経歴を持つ。
優勝インタビューでは「（大阪桐蔭の背番号１は）先輩たちがすごい人ばかりで、最初は自分なんかが付けていいのかと思っていたけど、付けるからには恥じないピッチャーになろうと頑張ってきました」と涙ながらに語った。
なおその後の閉会式で、奥島会長の相変わらずの噛み噛み講評にちょっと口角が緩んでいる彼の姿が確認されている。しゃーない。

[沖縄代表・沖縄尚学]

4季連続の甲子園。昨秋の明治神宮大会を初制覇し、今春の選抜大会も8強と実績は全国屈指。
春の借りを返せるか。

＊山城 大智（沖縄尚学　投手）

帰ってきた優勝候補沖縄尚学のエース。通称「ライアン山城」
昨年のセ・リーグ新人王のヤクルト・小川を彷彿とさせるダイナミックなフォームは変わっていない。
春以上に「脚の上げ下ろしやテークバックでタイミングを外す」ライアン系投法が今大会のトレンドだが、
その筆頭と言えるのはやはり山城であろう。
初戦の作新学院戦では14奪三振の快投。
3回戦・二松学舎大付相手に5失点するも、貫禄の10奪三振でベスト8へコマを進めた。
しかし三重戦では中盤に失点を重ねて敗退。奪三振も3という結果にスレ住民も首をかしげたが、
翌々日に三重・小島副部長の物真似打撃投手の記事が出たことで多くのスレ住民も納得した。