15夏選手とエピソード（ベスト8以上）
[伝説の選手たち]
[秋田代表・秋田商]
秋田県勢としては1995年の金足農以来実に20年ぶりの夏ベスト8。秋田商としてはなんと80年ぶりの夏ベスト8と、久々の上位進出を果たした。
後述のエース・成田の働きが大きいことから、「成田商業」などと呼ばれることもあるが、千葉代表ではない。
＊成田 翔 (秋田商業 投手)
秋田大会5試合通算55奪三振、秋田の小さなドクターK。初戦ではその前評判に違わぬ快投で三振の山を築き上げる
･･･が、味方が攻守で次々とやらかし、さらには監督まで采配ミスを犯し一気に歳内賞筆頭候補に。
最終的には勝ったものの、16奪三振(約0.73今治西)を挙げた割にはやたら苦戦した気がする。
投球もさることながら、彼が歳内賞を受賞するか否か、という点も要注目である。
トゥギャ崎戦ではセンターを筆頭に味方がたまに味方になったりしたことにも助けられつつ、161球完投勝利。
秋田商業の小さな左腕エースということで、石川雅規(東京ヤクルト)２世と呼ぶ人は少なくない。
ちなみに監督の太田監督はその石川とバッテリーを組んで甲子園を戦った経験がある。
＊草�� 輝也（秋田商業 遊撃手）
全体的にやらかしが多く、特に内野は「ほとんど成田の敵」と称される中では不俱戴天の仇。県大会でチーム最多の3やらかしを計上すると、龍谷戦、仙台育英戦で共に1やらかしとノルマ達成。
記録上やらかしが無かったトゥギャ崎戦ではゲッツー成立するタイミングでアウトカウントを間違えるミラクル発動。
こうしたことから、特に敗れた仙台育英戦では「ショートの差」と散々な言われようだったが、
守りで足を引っ張った分バットでチームに貢献。トゥギャ崎戦では柴引おじさんの本塁突入を阻止すると、
延長10回に決勝タイムリーを放った。2年生が多いチームにおいて努力でスタメンを奪還したことで監督の評価も高い。
なお、この名字の常なのか、各種メディアには「草なぎ」と記される。
＊成田 和（秋田商業 左翼手）
エースが目立つあまり「成田じゃない方の成田」「偽成田」「成田B」などと散々な呼ばれ方をされた。実際、初戦も2戦目もノーヒットとまるで目立たなかったが、準々決勝・仙台育英戦では人が変わったかのように3安打1よんたま。
全打席で出塁するなど成田商業の一員としてにわかに存在感を発揮した。翔との血縁関係は無い。
＊工藤 慶、会田 海都（秋田商業 捕手、中堅手）
成田の数少ない味方達。工藤は女房役として、会田はキャプテンとしてチームを支え続けた。工藤は龍谷戦でスク水失敗からの決勝タイムリーを放ち、トゥギャ崎戦では得意技の盗塁を何度も刺すなど攻守に貢献。
会田も1番打者として仙台育英戦でもタイムリーを放つなど要所で活躍した。
秋田商最後の瞬間はその会田が放った強烈なピッチャーライナー。
仙台育英・佐藤世那のグラブに収まった瞬間グラウンドに突っ伏して涙する会田の姿に、住民も心を打たれた。
……なのにNHKはその瞬間をフレームに収められなかった。何してくれてるんですかね……
[宮城代表・仙台育英]
常連校としては意外な感じもするが、夏ベスト8入りは21年ぶりとこちらも久々の上位進出。昨秋の神宮王者が春に舐めた辛酸を晴らしに来た。悲願の白河の関越えは成るか。
＊平沢 大河（仙台育英 遊撃手）
強打・仙台育英打線の中軸を担うプロ注目ショートストップという前評判の予選1割打者予選で打率.176というプロ注目とするにはあまりにもお粗末な数字を叩き出したことから
「甲子園では上林二世になるのではないか」という懸念が続出したが
初戦でいきなり目の覚めるようなホームランをライトスタンドに叩き込み不安を一掃した。
が、続く2回戦は県大会の感覚を思い出したのか5打数ノーヒット2三振と、再び上林2世説が浮上。彼の明日はどっちだ。
3回戦では警戒されたのか2出塁もヒットは無し。ますます上林に近づいた。
迎えた準々決勝ではチーム初Hとなるこの夏2回目のお誕生日。さすがプロ注と住民を唸らせるが、どちらかというと守備の方が目立った。
最後にカメラが見てないところでやらかしもしたお茶目さんでもある。
準決勝では3回目のダメ押しお誕生日で点の取れない早稲田を完全に沈黙させた。
この試合含めて21打数で4安打3本塁打というまさにロマン砲。
決勝戦では2安打を放ち打率こそ良くないがホームランバッターとしてプロ注フラグを破壊、仙台育英の準優勝に貢献した。
＊百目木 優貴（仙台育英 投手・外野手・内野手）
「どめき」と読む。県大会では不調のエース・佐藤世那以上に投げてきたピッチャー。だが、甲子園に来たとたんピッチングは不安定に。リリーフした明豊戦から怪しい投球を見せる。
さらに先発した花巻東戦は早々にKOされてしまう……が、それと引き換えにバッティングが絶好調に。
花巻東戦では4安打を放つなど「百目鬼」としてその打棒が恐れられている。ピッチング？ あぁ、うん……
男になった百目木だが、準決勝では出番がなく星になってしまったと一部でささやかれた。
決勝では負傷した仲間の代役として復活。オールラウンドな働きに「ピッチャーの時以外は大活躍」、
「野手専念しろ」の声もチラホラ。打点もあげ、代役の務めを果たした。
＊佐藤 世那（仙台育英 投手）
仙台育英のエースを務める右腕。その名前は天才と呼ばれたF1ドライバー、アイルトン・セナに由来する。ダイナミックなフォームから繰り出される140キロ超のストレートと、鋭く落ちるフォークボールが武器。
県大会では不調に陥ったが、甲子園では準々決勝まで全試合に登板し、力強いピッチングで相手打線を翻弄。
逆に甲子園で絶賛KO中のリリーフ、百目木の分もカバーする活躍で、エースの存在感を見せつけた。
準決勝でも、怪物一年生・清宮を擁しマスコミの注目を一身に集める早稲田実業を見事に抑えこみ完封勝利。
東北初の悲願は、彼の右腕にかかっている…が、惜しくも力尽き準優勝。
顔はおぎやはぎ小木に似ていると言われるが、彼も得意のフォークをバラエティ番組で披露していたのは何の偶然か。
[埼玉代表・花咲徳栄]
シード校総崩れの埼玉を勝ち上がったが、未だに決勝の相手を惜しむ声もチラホラ聴かれる学校。初戦の三沢商戦を猛打で、2戦目の鶴岡東戦は競り合いを制して、2003年センバツに記録したベスト8に並んだ。
控えのキャプテンは三重出身で、今年の三重代表の津商マネージャーと遠距離恋愛中。ベスト8進出時点で唯一wiki入りの選手がいなかった。
＊米沢 恭稀（花咲徳栄 主将）
三重からの野球留学生ながら主将を任されているが、それよりも大会前から今大会屈指のリア充として話題になっていた。ロマンスのお相手は地元に残してきた野球部のマネージャー。そのマネージャーと聖地で同じ宿舎で再会するという出来すぎなイベントを起こす。
これで試合に出場していれば爆発しろだのもげろだの言われるところだったが、小芝居と伝令以外で出番はなし。
同じく主将でありながら出場なしの霞ヶ浦・小杉とは別のベクトルで注目を集めた。
＊高橋 昂也（花咲徳栄 投手）
背番号18を背負う２年生投手。初戦、三回戦、準々決勝といずれもリリーフで登板。準々決勝では４回途中から早々とマウンドに上がり、140キロ半ばの力のあるストレートを武器に好投。
こっちがエースの方がいいんじゃない？とか言われながら前の
予想された東海大相模相手の試合を大盛り上がりのナイスゲームに演出した。
[東東京代表・関東一]
前回出場の5年前に引き続いてのベスト8進出。12−10の大乱戦もあれば1−0の投手戦もありと、多彩な勝ち方を見せた。何かと注目されるのは後述するオコエ瑠偉だが、脇を固める役者もなかなかに多士済々。
お隣に負けじと初の全国制覇を目指す。
＊オコエ 瑠偉 (関東第一 中堅手)
ナイジェリア人の父を持つ、何もかも規格外なハーフ選手。 コラ素材としても住民に大人気の今年のスター。初戦では一回にいきなり安打を放ち、さらにファーストがそらしている間に陸上選手のような俊足で二塁に到達。
鮮烈な甲子園デビューを飾る。
三回には三塁打を1イニング二本放つという史上2人目の記録を叩き出し、ラジオ実況の小野塚さんも大興奮。
しかしあまりにもオコエが活躍しすぎていることと、他の選手がいまいちシャキッとしないことから
スレ民から「この試合はオコエ対高岡商だ」とか言われてしまった。伊藤ェ･･･
ちなみに彼もやらかしで一点を献上しているが、これはレーザービームをベンチに叩き込むというもの。マジ規格外。
続く中京大中京戦では2死満塁、抜ければ長打確実の大飛球を背面逆シングルでキャッチするなど再三の好守備を見せ
「残念そこはオコエ」略してZSOという新用語まで生み出した。
関東一の投手が立ち上がり不安だったため、守備中にも関わらず「まーた満塁でオコエに回すのか」という新しい理屈も。
準々決勝では守備でセンターフライに果敢に飛び込みオコエスプラッシュなる新技を披露する。後逸したけど
しかし打撃では興南のヒヤネ屋にきりきり舞いさせられ、4打席目までノーヒット2三振。
「柿エ」だの「置エ」だのと株価が大暴落したが、なんとそれは伏線であった。
同点で迎えた9回表、5打席目に決勝の2ランお誕生日を叩きこみ評価はV字回復。
今年度マモノスレ一番の人気者のスター性を象徴する活躍を見せた。
ついでにこの一撃でなんJの鯖が落ちマモノ甲子園に未曾有の外来客流入を招いたりもした。
＊伊藤 雅人 (関東第一 遊撃手)
関東第一が誇る見える方の伊藤。ん?見えないほうの伊藤ってうっ頭が初戦、1回にはオコエを本塁帰す先制タイムリーを放ち、3回にはスリーランお誕生日と大活躍。
･･･したのだがオコエが活躍しすぎているためか、あるいは奴の呪いか、だんだん見えなくなってしまった。
ただ、関東第一はオコエwith伊藤のチームと評される程度には認識されている。
＊鈴木 大智（関東一 捕手）
正捕手として関東一の守備の要を務める。第一試合の高岡商戦12対10の馬鹿試合でも2安打1打点を記録するが、注目を集めたのは中京大中京戦。
相手エース上野翔太郎とは中学時代シニアでバッテリーを組んだ仲であり
何の運命の悪戯か聖地甲子園で敵同士として会い見えることとなった。
7回裏両チーム得点なし2アウト1、3塁という絶好のチャンスで打順が回り、粘りに粘って11球にも及ぶ白熱の対決を見せる。
最後は140kmのストレートで空振り三振と軍配は上野に上がったが、野球漫画も顔負けの熱闘に大きな拍手が送られた。
＊長嶋 亮磨（関東一 右翼手）
オコエが目立ち、伊藤が脇を固め、脇役だったはずの鈴木までもが目立つ中京戦で最後に美味しいところを全部持って行った男。去年の日本文理・新井以来となる夏の大会史上19本目となるサヨナラお誕生日をレフトスタンドに突き刺した。
この一発について、「野球人生最高の感触だった」と語る。そりゃそうだろうよ。
そしてその興奮冷めやらぬ翌日の興南戦でも第1打席にお誕生日。試合をまたいで2打席連発は、2012年光星・北條以来の快挙である。
この名字の宿命か、長打を放つと「ミスター」と呼ばれ、逆に凡退すると「一茂」呼ばわりもされる。
＊金子 尚生（関東一 投手）
関東一の16番を背負うロングリリーフ要員にして実質エース投手力に不安を抱える関東一においてもっとも安定感のある投手と言えるが甲子園での先発は0、
先発の
白熱した展開を多く演出した関東一の試合において彼の登板に信頼感を覚えた住民も少なくない。
ただし金子自体も結構打たれている
[西東京代表・早稲田実]
良い意味でも悪い意味でも話題を独占してしまっている学校。偏重気味の報道に辟易する声も出る中、試合で見せている打力はホンモノである。
唯一残った100年前の第1回大会出場校としてどこまでやれるか。
＊清宮 幸太郎（早稲田実業 一塁手）
一年生ながら名門早稲田実業打線の中軸を務める大型野手。その注目度はここで語るまでも無いだろう。チームはマモノ大活躍の地方大会を勝ち抜き、導かれるように一年次から甲子園出場を果たす。
良くも悪くも騒がれすぎの感はあるが、ラグビー元日本代表選手を父に持ち和製ベーブ・ルースと称された
その真価が聖地甲子園で試されるのはこれからである。
続く広島新庄戦でも先制タイムリーを含む2安打1すないぽとキッチリ結果を出し
さらに東海大甲府戦ではついに甲子園初お誕生日をライトスタンドに叩き込む。
この日二本の二塁打も合わせて5打点の大活躍でこの
注目度ナンバーワンのスーパー一年生の実力が本物であることを見せ付けた。そして「ドヤ宮」呼ばわりも定着しつつある。
さらにさらに準々決勝九国戦で2試合連続お誕生日。1年で2本のお誕生日は実にPL学園桑田以来史上二人目。
その後あわやこの試合二本目かというような大きな当たりの二塁打も放ち大暴れ。
ここまで打率.500(16-8) 2本 8打点 出塁率.579 長打率1.062 OPS1.641という成績。誰もが認める怪物である。
しかし来る準決勝ではなんとか内野安打を放つも、仙台育英のエース佐藤世那の切れ味鋭い変化球の前に抑え込まれてしまう。
これまで強打を誇ったチームも完封負け。
2015年の夏を最も騒がせた怪物一年生は、土を持って帰ることなく聖地への帰還を誓って甲子園を去った。
＊加藤 雅樹（早稲田実業 捕手）
早稲田実業の4番にしてキャプテンも努めるキャッチャー。プロ注の打撃力で4番に加藤がいるから清宮と勝負せざるを得ないという評判。
が、マモノスレで注目されたのは広島新庄戦の守備の時だった。
ランナー1、3塁の場面で広島新庄がダブルスチールを敢行。
加藤は二塁に送球しようとしたが、三塁ランナーが目に入ったのかボールを思いっきりﾍﾞﾁｰﾝと地面に叩き付ける大暴投。
もちろんランナーは悠々生還し、捕手の三遊間真っ二つタイムリーというよく分からないプレーを演出してしまった。
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ただその後の攻撃では勝ち越しタイムリーを放ち打撃でキッチリ名誉挽回、この日は
3回戦では清宮に続いて2者連続お誕生日をぶっ放すなど、4番・主将としてしっかり仕事はしている。
というより、こと打率に関しては完全に清宮を上回っており、今大会でも屈指の仕事する4番である。
＊富田 直希（早稲田実業 二塁手）
早稲田実業の6番を打つ内野手。第三回戦までは合計2安打と目立った活躍はしていなかったが、準々決勝九国戦で二打席連続お誕生日の大爆発。
強力打線の一角を担う活躍を見せた。
[神奈川代表・東海大相模]
看板倒れしてしまった「140キロカルテット」から1年。その生き残り2人を軸に、打線の援護も活発なまま勝ち上がってきた。
大会中には元監督の故・原貢氏が育成功労賞を受賞し、OBで息子の原辰徳氏が表彰式に出席する一幕も。
＊小笠原 慎之介（東海大相模 投手）
元巨人の、小笠原道大と現巨人の阿部慎之助の名前を兼ね備えるMAX152km左腕。去年の140kmカルテットの生き残り。その名前から、なんJ由来の「ウナカッス」という高校生に付けるのはどうかというアダ名が一部に定着。
甲子園では大活躍もやらかしも披露していないためなかなかに地味で、あまり書くことがない。
というより、去年から投げる時は大崩れせずきっちり仕事をしてくれる安心感が最大の武器である。
決勝戦、先発した彼は猛打仙台育英に6失点を喫する。が、九回表、先頭打者として打席に立ち、初球の外角のフォークをフルスイング。そして、なんと打球がスタンドイン。まさかの決勝お誕生日で決勝点を取り、優勝投手となった。
物凄い主人公属性の持ち主だったようだ。
＊吉田 凌（東海大相模 投手）
左のエース小笠原と並ぶ右のエース。かの140kmカルテットの生き残りである。最速151kmの速球を武器に神奈川県大会で20奪三振の記録を持つプロ注の本格派だが
怪我をして以降はコントロールを意識したピッチングに切り替えている。
甲子園では初戦で先発し8回1失点の好投。
準々決勝でも先発するが花咲徳栄打線に捕まり3失点。3回途中で降板し、小笠原にマウンドを譲る。
その後8回チームが同点に追いつくと、それまで重い責任感を感じていたのか、ベンチで思わず涙する姿が映し出された。
試合終了後の校旗掲揚でも涙が止まらず、もらい泣きするスレ住民が続出した。
＊門馬 敬治 (東海大相模 監督)
小笠原と吉田の二枚看板を引っさげ、東海大相模を圧倒的な成績で甲子園へ導いた名将。しかしスレ民の脳裏には140kmカルテットを擁しながら慢心と出し惜しみから初戦敗退した
昨夏の記憶が生々しく焼きついており、その評価は高いとは言い難い。っていうかモンマ呼ばわり
今大会はとくにやらかすこともなく無難に勝ち進んでいるが、スレ民からは不安と少しの期待が入り混じった視線を向けられ続けている。
準々決勝・花咲徳栄戦ではランナーを三塁において再三強攻し、本塁憤死を繰り返すなど、モリシテイスト溢れる采配を見せた。
その後、9回の小笠原の打席で代打を出そうとして直前でやめていたことが判明した。
本当に動かなければ名将である。
[福岡代表・九州国際大付]
2回戦・3回戦の2試合で3発の主砲・山本に注目が集まる強打のチーム。昨秋から元プロの楠城監督が就任し、新たなエッセンスを加えて昨夏の雪辱を晴らしにやって来た。
＊富山 凌雅（九州国際大付 投手）
がっちりとした体格の九州国際大付のエース左腕であり、和歌山の福岡の富山。ちなみに姓は「トミヤマ」と読む。
初戦の鳴門戦には母と兄弟達が応援しに来ていたのだが、その兄弟の数が野球チームが作れるどころか控えまで充実しそうな14人というとんでもない人数でスレ内でも話題に。
ちなみに彼は上から6番目の三男らしい。男児がとても多く、一番下は十一男坊という耳慣れない数字まで居た。
＊吉井 恒平（九州国際大付 遊撃手兼監督）
一回戦前まではさして注目された選手ではなかったが、試合中に実況アナから実は監督であったという衝撃の事実が明かされる。NHKのアナウンサーが言うんだから間違いない。選手兼任監督は大抵プレーがおろそかになりがちであるが、吉井監督は打棒でも4安打をマークし、名実ともにチームを牽引した。
しかし、彼が監督であるとするとベンチに居座っているおっさんは誰なのかという疑問が残る。チームの熱烈なファンか何かだろうか。
＊山本 武白志（九州国際大付 三塁手）
「むさし」と読む。元巨人、ロッテの山本功児の息子。猫が怖い。1回戦の鳴門戦では5打数1安打と置物感が漂ったが、続く大阪偕星学園戦で打棒爆発。4打数2安打2本塁打4打点の大活躍だった。
作新学院戦でも均衡を破るお誕生日を叩きこむなど、スラッガーとしての力を存分に見せつけた。
なおスレでは名前の読みに苦戦するものが続出し、試合後のヒーローインタビュー時になっても質問が途切れなかった。
名前の読みが納得いかないという意見に対しては白湯の白と返される。
飯田小次郎選手を擁する遊学館高校との対戦にも期待がかかっている……が遊学館高校が敗退したことにより巌流島は幻となった。
[沖縄代表・興南]
春夏連覇した5年前以来の出場でベスト8進出。この間、センバツの出場も無く甲子園での連勝記録を伸ばし続けている。
この夏優勝すれば16連勝となり、歴代最長のPL学園にあと4と迫るが……？
＊我那覇 真（興南 三塁手）
はいさーい！沖縄代表・興南高校のサードを守る8番打者にして1人アイドルマスター
初戦ではチャンスで悉く凡退し9回には代打を出されるも
代打・城間がヒットを放ちチームはサヨナラ勝利、監督のさいはーい！がずばり的中する結果となった。
なお、この時地味に三塁コーチャーに入っており、陰ながらサヨナラのアシストもしている。
続く鳥羽戦でも先発するがランナー2塁のチャンスで凡退。
その後第二打席で早々に代打を出されてしまった。
ちなみにチームは逆転勝ちでベスト8入り。代打を出されてもなんくるないさー。
準々決勝ではついにスタメンを外されてしまった。が、代わりに入った城間が同点タイムリーを放つなど活躍。
実質我那覇のタイムリー……とは言われなかったが、まあなんくるないさー。
＊佐久本 一輝（興南 捕手）
二年生エーストルネード比屋根の女房役として活躍する。チーム内では一番面白い選手との評判でギャグの宝庫の異名を持つ。
鳥羽戦後の熱闘甲子園に登場しピカチュウのモノマネを披露。スベリ芸として編集される。
中京大の上野vs関東一鈴木の幼馴染対決、横浜の渡辺元監督のいい話の余韻を見事にぶち壊した。
しかしそのユーモアで、投手をリラックスさせることに関しては流石正捕手。
熱闘甲子園で放送される前から、「なぜ興南のバッテリーは対面ではなく、並んで会話するのだろう」言われていたが、
それはリラックスさせるためにバックスクリーンを見て、全く関係ない会話をするためらしい。
ちなみに鳥羽戦のピンチのシーンでの会話は「次のバッターの名前を読んでみろ」
＊比屋根 雅也（興南 投手）
2年生でトルネードでサウスポーと、完全に5年前の春夏連覇達成時のエース・島袋（現ソフトバンク）の生き写し。むしろサイド気味の腕の角度と極端なインステップにより、比屋根のトルネードのほうが特徴的と言われることも。
県大会では快刀乱麻といえるピッチングを見せ、甲子園での活躍も期待されたが、初戦・2戦目とイマイチピリッとせず。
しかし、迎えた準々決勝・関東一戦ではお誕生日を2発許すも13個の三振を奪う力投を見せて面目躍如を果たした。
最後に打たれはしたが、オコエ瑠偉を4打席目まで完全に牛耳ったことからも評価が高い。
まだ2年生ということもあり、来年の活躍も期待されるが、上述したようにあまりにも島袋な経歴なことから
彼の現状と重ね合わせて将来を心配されるピッチャーでもある。
2015年08月21日(金) 01:56:07 Modified by gol_mist
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