2022春出場校寸評
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山中・辻田の左右ダブルエースで初めて秋の全道を制しセンバツ初出場を決めた。
今大会でも指揮を執るのは2016年夏の初出場時にもチームを率いた佐々木啓司監督。
駒大岩見沢時代の代名詞「ヒグマ打線」とは対照的、秋はチャンスを確実に仕留める打線でロースコアをモノにしてきた。
駒大岩見沢で昭和・平成と勝利を重ねた名将が、監督として史上初となる3元号勝利を目指す。
秋戦績：8勝1敗 (負：九州国際大付) 率.371 本2 盗16 防1.11
昨年は大谷フィーバーで注目を浴びた花巻東。その花巻東から再び怪物が顔を覗く。
1年生にして高校通算50ホーマーの巨砲・佐々木麟太郎に注目が集まる。
その佐々木と、4番で主将を務める田代も故障明けと不安が残るが、東北勢初の栄冠へ万全な状態で臨めるか。
秋戦績：13勝1敗 (負：広陵) 率.351 本14 盗18 防3.36
昨夏の県大会で遂に連覇が14で止まり、前世代は1人も甲子園の土を踏まずに引退となった。
先輩の背中を見てきた1・2年生が「久々」の甲子園で再起を誓う。
秋のチーム打率は32チーム中31位。今世代は佐山・小林の二枚看板で勝ち上がってきた投手力が鍵となる。
秋戦績：9勝1敗 (負：花巻東) 率.267 本1 盗13 防1.38
ハワイ出身の主将石川ケニーをはじめとした強力打線で秋の関東大会を初めて制した。
エースナンバーの猪俣も秋に2本塁打と投打の二刀流に自信を持つ。
4年前は2勝を挙げベスト16。その記録を超える戦力は十分だ。
秋戦績：9勝1敗 (負：広陵) 率.333 本14 盗19 防2.62
チーム打率は全国トップ。中でもリードオフマンの鈴木斗偉は打率.629とチャンスメイクを確実にこなす。
エース榎谷礼央は祖父、父も甲子園に出場、父は浜松商時代にセンバツでベスト16を経験している。
その父を超える、そしてチームとしても春夏通じて初となるベスト8以上を目指す。
秋戦績：8勝1敗 (負：明秀日立) 率.405 本7 盗12 防2.15
昨秋は全チームで5番目に多い108点の派手な打線を持ち味に勝ち上がってきた。
関東大会では奇しくもチームカラーが似ている山梨学院に敗れたものの、1番に座る山田隼は秋の打率.564と強力だ。
地味総合と揶揄された6年前以来のセンバツだが、今大会では圧倒的な存在感を見せつけたい。
秋戦績：10勝1敗 (負：明秀日立) 率.353 本6 盗20 防1.38
「モリシ」こと森士(もり・おさむ)監督が昨夏で引退。息子の森大(もり・だい)新監督が早速聖地で指揮を執る。
エースの宮城誇南は沖縄出身。名前の「コナン」は「南に誇り」を持ってほしい願いを込めて付けられた。
「モリダイ」新監督のもと、甲子園ではどんなマジックが生まれるだろうか。
秋戦績：8勝1敗 (負：山梨学院) 率.352 本1 盗4 防3.14
劇的なサヨナラで秋の東京を制したチームが、11年ぶりのセンバツに姿を現す。
50m6.0秒の足が持ち味の木津寿哉は1年生ながら昨秋打率.483、盗塁6と大暴れ。
昨年はイチローから指導を受けたことでも話題となったチームが、機動力を武器に4度目の挑戦で春初勝利なるか。
秋戦績：8勝1敗 (負：花巻東) 率.344 本3 盗22 防2.35
昨秋の東京大会決勝では9回裏二死満塁のピンチから、打球が僅かにグラブに届かずサヨナラ負けに涙を呑んだ。
それでもエース布施東海の好投もあり関東・東京最後の1枠を掴み取った。
東京五輪にも出場した鈴木誠也の母校が、センバツでは準優勝した40年前以来の勝利を目指す。
秋戦績：7勝1敗 (負：国学院久我山) 率.357 本4 盗20 防1.75
報徳学園時代には全国制覇の経験もある名将・永田監督率いて38年ぶりとなるセンバツの舞台だ。
注目はエースで4番・松永陽登。最速140kmの速球に加え、打でも打率5割超えとまさに二刀流の様相を呈する。
総合力の強さを武器に38年ぶりの甲子園で勝利を目指す。
秋戦績：10勝1敗 (負：九州国際大付) 率.325 本7 盗14 防2.68
誰もが聖隷クリストファーの選出を疑わなかった中、監督も予想しなかったサプライズ選出となった。
チームは毎試合平均3を超える盗塁を誇る機動力を武器に秋を勝ち上がってきた。
阪口監督は出場校中最年長の77歳。思わぬ形で甲子園の土を踏むことになった名将の采配に注目が集まる。
秋戦績：10勝2敗 (負：中京・日大三島) 率.305 本2 盗31 防1.85
「あつがきひ」と言われていたのも今や昔。2015年のセンバツ優勝、出身の吉田正尚の活躍など、強豪校として認知されるようになった。
ところが、昨秋の県大会で県内公式戦の連勝が29でストップ。この敗戦をバネに北信越の頂点に立った。
U15代表で日の丸を背負った上加世田頼希・渡辺優斗のバッテリーが鍵となるか。
秋戦績：7勝2敗 (負：啓新・大阪桐蔭) 率.360 本2 盗14 防2.34
昨夏は部員が新型コロナに感染し無念の出場辞退。辛い経験を胸に再び聖地での活躍を誓う。
こちらもU15日本代表に選出されていたエースのマーガード真偉輝キアンに注目。
北信越大会では接戦をモノにしてきた。甲子園でも粘り強さを発揮できるか。
秋戦績：9勝1敗 (負：敦賀気比) 率.298 本4 盗19 防2.68
絶対王者が神宮チャンピオンとしてセンバツの舞台に臨む。意外にも神宮は初制覇となった。
1年生サウスポー前田悠伍は秋の防御率0.78と驚異的な成績を誇る。
打力も秋5割超えの松尾汐恩はじめ隙がない。春の頂点へ戦力は十分だ。
秋戦績：15勝0敗 神宮優勝 率.407 本17 盗18 防1.41
突如として近畿大会準優勝と躍進した公立高校。
県大会では昨夏甲子園を制した智弁和歌山を、そして近畿大会では京都国際を破るなど、実力は十分だ。
際立って目立つ選手はいないが、出場校中屈指の盗塁数にエラーの少なさとチームプレーで勝ち上がってきた。
堅実な野球で鮮烈な甲子園デビューを飾りたい。
秋戦績：8勝2敗 (負：市和歌山・大阪桐蔭) 率.298 本3 盗30 防3.29
主将の戸井零士は秋大会でホームラン2本。某ウマのゲームに肖ったか「トイサンブラック」の名を持つ打の中心だ。
エースの南沢佑音はフォームの転向もありつつ好投でベスト4へ貢献。3年連続のセンバツを決めた。
春夏ともに前回出場時ベスト4。春夏合わせ3度の優勝を誇る名門が、25年ぶりのセンバツの頂を目指す。
秋戦績：6勝2敗 (負：高田商・大阪桐蔭) 率.356 本7 盗20 防3.15
劇的な敗戦から13年。秋の大阪準Vの実力を提げ久々の出場を勝ち取った。
4番でキャプテンを務める岸本紘一が攻撃の要。打率4割オーバーの選手に塁を埋めておきたい。
春夏合わせ4度目の挑戦で甲子園初勝利なるか。
秋戦績：8勝2敗 (負：大阪桐蔭・和歌山東) 率.278 本0 盗5 防2.71
＊
秋戦績：7勝1敗 (負：和歌山東) 率.391 本4 盗17 防2.35
現DeNAに所属する小園の活躍も記憶に新しいが、エース米田天翼も最速149kmと負けず劣らずの投手だ。
打線も少ないチャンスを確実にモノにし、ロースコアの接戦を制してきた。
3年前はセンバツベスト8。課題の打撃を克服し3年前の先輩を超えられるか。
秋戦績：9勝2敗 (負：和歌山商・天理) 率.292 本2 盗13 防1.64
神宮枠で滑り込んだ東洋大姫路は14年前にセンバツベスト4、それ以来の出場となる。
チーム内で「モリケン」と呼ばれるエース森健人は防御率1.44の安定力が武器。
そして、藤田監督は今大会限りで監督を勇退する。勝利で華を添えられるか。
秋戦績：7勝2敗 (負：社・大阪桐蔭) 率.294 本0 盗11 防1.52
京都国際が新型コロナの影響で出場を辞退したため、開幕前日にして急遽出場が決まった。
甲子園へ向けどこまで調整できるかが鍵となるが、昨夏は最も厳しいスケジュールの中トーナメントを戦い抜いた。
その昨夏に甲子園を湧かせたエース・山田陽翔を始めとしたチームがどこまで甲子園で力を発揮できるか。
秋戦績：5勝2敗 (負：滋賀学園・金光大阪) 率.292 本1 盗13 防3.88
1年生で4番を打つ「広陵のボンズ」こと真鍋慧がいよいよ甲子園でデビューを飾る。
打点26のプロ注に加え、前を打つ内海優太も秋3ホーマーがと打撃に抜かり無い。
19年前は圧倒的な打撃力を見せつけセンバツ優勝。今大会もその再来となるか。
秋戦績：12勝2敗 (負：広島商・大阪桐蔭) 率.348 本5 盗29 防2.84
オールドファンにはお馴染みの古豪もセンバツは20年ぶりの出場だ。
ミート力の高さに50m6.1秒の俊足が光る八幡大介が打の中心だ。
一方、投手力は継投が中心。守り勝つ全員野球で20年ぶりの勝利を目指す。
秋戦績：10勝1敗 (負：広陵) 率.342 本1 盗24 防3.62
中国・四国最後の1枠に滑りこみ、13年ぶりに聖地に戻ってくる。
打の中心は5割超えのキャプテン・福島貫太。守備も内野(一塁)・外野に捕手も守れるオールラウンダーだ。
かつて甲子園では中京に16-15、13年前には金光大阪に11-10と死闘を繰り広げたチームが再び粘り強さを見せるか。
秋戦績：9勝1敗 (負：広島商) 率.389 本2 盗15 防2.28
9年前にはセンバツベスト4、かつては優勝も経験した名門が再び甲子園の土を踏む。
秋は山下・川竹・高橋の三本柱の継投で勝ち上がり、9年ぶりに四国を制した。
3人は打撃にも自信を持ち、まさにオールマイティな活躍を見せているチームが聖地で躍動する。
秋戦績：7勝2敗 (負：明徳義塾・花巻東) 率.304 本2 盗7 防1.83
出場校トップとなる防御率0.69が光る。エース冨田遼弥は140kmオーバーの速球に多彩な変化球と申し分ない投手力だ。
高い投手力に堅実な守備もさることながら、秋の徳島大会ではコールドで圧倒するなど打撃力にも自信を覗かせる。
総合力の高さを武器に、71年ぶりとなるセンバツ制覇を目指す。
秋戦績：6勝1敗 (負：高知) 率.324 本2 盗8 防0.69
11年前はセンバツ初勝利から一気に駆け上がり準優勝まで上り詰めた。
1年生のプロ注佐倉侠史朗は4割近い打率に秋は5ホーマーと大暴れ。
俊足・黒田義信に制球力の高い香西一希と初の頂点へ布陣は整った。
秋戦績：13勝1敗 (負：大阪桐蔭) 率.341 本18 盗14 防2.28
8年前は21世紀枠として出場したチームが、一般枠として帰ってくる。
中でもプロ注エース大野稼頭央は、出場校中トップの奪三振98を誇る鉄腕だ。
幾度となくサヨナラで勝ち上がってきたチームに、島民だけではなく全国から注目が集まっている。
秋戦績：9勝1敗1分 (負：九州国際大付) 率.288 本1 盗12 防1.93
2013年夏に甲子園初出場を果たしたチームが、センバツでも初めて聖地の土を踏む。
「1番投手」で秋を戦った塚本侑弥は66イニングを投げ抜きながら打率.471と打者としての能力も十分だ。
チームは終盤の粘りも持ち味。甲子園では塚本の好投で接戦に持ち込みたい。
秋戦績：6勝2敗 (負：佐賀商・大島) 率.300 本0 盗10 防2.79
チーム打率3割5分を超える強力打線が武器。秋の九州大会では25得点の打線でベスト4に躍進した。
松尾・百武・白川は4割を超える打率を誇り、中軸の活躍にチームの勝利が懸かる。
センバツではベスト8に進出した1993年以来、29年ぶりの勝利を目指す。
秋戦績：6勝2敗 (負：海星・九州国際大付) 率.356 本3 盗16 防3.25
全国屈指の豪雪地帯から、会津地区では63年ぶりとなる聖地に臨む。
学法石川時代に甲子園の土を踏んだ長谷川監督が、昨秋の県大会で創部初のベスト8へ導いた。
磐城高校の善戦が記憶に新しい福島勢が、全国最多、4度目となる21世紀枠選出で初勝利を目指す。
秋戦績：3勝1敗 (負：いわき光洋) 率.234 本1 盗8 防2.19
昨秋の県3位決定戦で敦賀気比に敗れたものの、昨夏の県準優勝校を破るなど躍進を見せた。
1年生エースの井上颯太は防御率1点台と好投、甲子園でもチームで井上を援護したい。
人口2万人の越前町から"NEW"ヒーローの誕生となるか。
秋戦績：3勝2敗 (負：福井工大福井・敦賀気比) 率.273 本1 盗9 防4.28
進学校として名高い高校だが、実はラグビーで全国制覇1回、準優勝3回とラグビーの古豪としても知られる。
秋の県大会決勝では惜しくも明豊に敗れたものの、7点ビハインドから最終スコアが9-10と驚異的な粘りを見せた。
投打に加え、8試合で失策4の固い守備も甲子園でも発揮したい。
秋戦績：5勝2敗1分 (負：明豊・大島) 率.320 本2 盗15 防3.54
＊＜北海道� 筌�ラーク記念国際 初出場
山中・辻田の左右ダブルエースで初めて秋の全道を制しセンバツ初出場を決めた。
今大会でも指揮を執るのは2016年夏の初出場時にもチームを率いた佐々木啓司監督。
駒大岩見沢時代の代名詞「ヒグマ打線」とは対照的、秋はチャンスを確実に仕留める打線でロースコアをモノにしてきた。
駒大岩見沢で昭和・平成と勝利を重ねた名将が、監督として史上初となる3元号勝利を目指す。
秋戦績：8勝1敗 (負：九州国際大付) 率.371 本2 盗16 防1.11
＊＜東北� 箍峇�東 (岩手) 4年ぶり4回目
昨年は大谷フィーバーで注目を浴びた花巻東。その花巻東から再び怪物が顔を覗く。
1年生にして高校通算50ホーマーの巨砲・佐々木麟太郎に注目が集まる。
その佐々木と、4番で主将を務める田代も故障明けと不安が残るが、東北勢初の栄冠へ万全な状態で臨めるか。
秋戦績：13勝1敗 (負：広陵) 率.351 本14 盗18 防3.36
＊＜東北�◆篝燦�学院 (福島) 4年ぶり6回目
昨夏の県大会で遂に連覇が14で止まり、前世代は1人も甲子園の土を踏まずに引退となった。
先輩の背中を見てきた1・2年生が「久々」の甲子園で再起を誓う。
秋のチーム打率は32チーム中31位。今世代は佐山・小林の二枚看板で勝ち上がってきた投手力が鍵となる。
秋戦績：9勝1敗 (負：花巻東) 率.267 本1 盗13 防1.38
＊＜関東� 簗製�日立 (茨城) 4年ぶり2回目
ハワイ出身の主将石川ケニーをはじめとした強力打線で秋の関東大会を初めて制した。
エースナンバーの猪俣も秋に2本塁打と投打の二刀流に自信を持つ。
4年前は2勝を挙げベスト16。その記録を超える戦力は十分だ。
秋戦績：9勝1敗 (負：広陵) 率.333 本14 盗19 防2.62
＊＜関東�◆篁獲�学院 (山梨) 2年ぶり5回目
チーム打率は全国トップ。中でもリードオフマンの鈴木斗偉は打率.629とチャンスメイクを確実にこなす。
エース榎谷礼央は祖父、父も甲子園に出場、父は浜松商時代にセンバツでベスト16を経験している。
その父を超える、そしてチームとしても春夏通じて初となるベスト8以上を目指す。
秋戦績：8勝1敗 (負：明秀日立) 率.405 本7 盗12 防2.15
＊＜関東��＞木更津総合 (千葉) 6年ぶり4回目
昨秋は全チームで5番目に多い108点の派手な打線を持ち味に勝ち上がってきた。
関東大会では奇しくもチームカラーが似ている山梨学院に敗れたものの、1番に座る山田隼は秋の打率.564と強力だ。
地味総合と揶揄された6年前以来のセンバツだが、今大会では圧倒的な存在感を見せつけたい。
秋戦績：10勝1敗 (負：明秀日立) 率.353 本6 盗20 防1.38
＊＜関東�ぁ箟栽続惘� (埼玉) 7年ぶり11回目
「モリシ」こと森士(もり・おさむ)監督が昨夏で引退。息子の森大(もり・だい)新監督が早速聖地で指揮を執る。
エースの宮城誇南は沖縄出身。名前の「コナン」は「南に誇り」を持ってほしい願いを込めて付けられた。
「モリダイ」新監督のもと、甲子園ではどんなマジックが生まれるだろうか。
秋戦績：8勝1敗 (負：山梨学院) 率.352 本1 盗4 防3.14
＊＜東京� 箙餝惘ゝ弉羯魁�11年ぶり4回目
劇的なサヨナラで秋の東京を制したチームが、11年ぶりのセンバツに姿を現す。
50m6.0秒の足が持ち味の木津寿哉は1年生ながら昨秋打率.483、盗塁6と大暴れ。
昨年はイチローから指導を受けたことでも話題となったチームが、機動力を武器に4度目の挑戦で春初勝利なるか。
秋戦績：8勝1敗 (負：花巻東) 率.344 本3 盗22 防2.35
＊＜東京�◆籠鷯廠惻紡臧奸�7年ぶり6回目
昨秋の東京大会決勝では9回裏二死満塁のピンチから、打球が僅かにグラブに届かずサヨナラ負けに涙を呑んだ。
それでもエース布施東海の好投もあり関東・東京最後の1枠を掴み取った。
東京五輪にも出場した鈴木誠也の母校が、センバツでは準優勝した40年前以来の勝利を目指す。
秋戦績：7勝1敗 (負：国学院久我山) 率.357 本4 盗20 防1.75
＊＜東海� 籠�大三島 (静岡) 38年ぶり2回目
報徳学園時代には全国制覇の経験もある名将・永田監督率いて38年ぶりとなるセンバツの舞台だ。
注目はエースで4番・松永陽登。最速140kmの速球に加え、打でも打率5割超えとまさに二刀流の様相を呈する。
総合力の強さを武器に38年ぶりの甲子園で勝利を目指す。
秋戦績：10勝1敗 (負：九州国際大付) 率.325 本7 盗14 防2.68
＊＜東海�◆簑膤斉�大 (岐阜) 11年ぶり4回目
誰もが聖隷クリストファーの選出を疑わなかった中、監督も予想しなかったサプライズ選出となった。
チームは毎試合平均3を超える盗塁を誇る機動力を武器に秋を勝ち上がってきた。
阪口監督は出場校中最年長の77歳。思わぬ形で甲子園の土を踏むことになった名将の采配に注目が集まる。
秋戦績：10勝2敗 (負：中京・日大三島) 率.305 本2 盗31 防1.85
＊＜北信越� 籠慍豕と� (福井) 2年連続9回目
「あつがきひ」と言われていたのも今や昔。2015年のセンバツ優勝、出身の吉田正尚の活躍など、強豪校として認知されるようになった。
ところが、昨秋の県大会で県内公式戦の連勝が29でストップ。この敗戦をバネに北信越の頂点に立った。
U15代表で日の丸を背負った上加世田頼希・渡辺優斗のバッテリーが鍵となるか。
秋戦績：7勝2敗 (負：啓新・大阪桐蔭) 率.360 本2 盗14 防2.34
＊＜北信越�◆篝盈� (石川) 2年ぶり15回目
昨夏は部員が新型コロナに感染し無念の出場辞退。辛い経験を胸に再び聖地での活躍を誓う。
こちらもU15日本代表に選出されていたエースのマーガード真偉輝キアンに注目。
北信越大会では接戦をモノにしてきた。甲子園でも粘り強さを発揮できるか。
秋戦績：9勝1敗 (負：敦賀気比) 率.298 本4 盗19 防2.68
＊＜近畿� 簑膾絛涌� (大阪) 3年連続13回目
絶対王者が神宮チャンピオンとしてセンバツの舞台に臨む。意外にも神宮は初制覇となった。
1年生サウスポー前田悠伍は秋の防御率0.78と驚異的な成績を誇る。
打力も秋5割超えの松尾汐恩はじめ隙がない。春の頂点へ戦力は十分だ。
秋戦績：15勝0敗 神宮優勝 率.407 本17 盗18 防1.41
＊＜近畿�◆簣族了嚇� (和歌山) 初出場
突如として近畿大会準優勝と躍進した公立高校。
県大会では昨夏甲子園を制した智弁和歌山を、そして近畿大会では京都国際を破るなど、実力は十分だ。
際立って目立つ選手はいないが、出場校中屈指の盗塁数にエラーの少なさとチームプレーで勝ち上がってきた。
堅実な野球で鮮烈な甲子園デビューを飾りたい。
秋戦績：8勝2敗 (負：市和歌山・大阪桐蔭) 率.298 本3 盗30 防3.29
＊＜近畿��＞天理 (奈良) 3年連続26回目
主将の戸井零士は秋大会でホームラン2本。
エースの南沢佑音はフォームの転向もありつつ好投でベスト4へ貢献。3年連続のセンバツを決めた。
春夏ともに前回出場時ベスト4。春夏合わせ3度の優勝を誇る名門が、25年ぶりのセンバツの頂を目指す。
秋戦績：6勝2敗 (負：高田商・大阪桐蔭) 率.356 本7 盗20 防3.15
＊＜近畿�ぁ箒盡�大阪 (大阪) 13年ぶり3回目
劇的な敗戦から13年。秋の大阪準Vの実力を提げ久々の出場を勝ち取った。
4番でキャプテンを務める岸本紘一が攻撃の要。打率4割オーバーの選手に塁を埋めておきたい。
春夏合わせ4度目の挑戦で甲子園初勝利なるか。
秋戦績：8勝2敗 (負：大阪桐蔭・和歌山東) 率.278 本0 盗5 防2.71
＊＜近畿�ァ箋�都国際 (京都) 2年連続2回目 出場辞退
秋戦績：7勝1敗 (負：和歌山東) 率.391 本4 盗17 防2.35
＊＜近畿�Α篁塹族了� (和歌山) 2年連続8回目
現DeNAに所属する小園の活躍も記憶に新しいが、エース米田天翼も最速149kmと負けず劣らずの投手だ。
打線も少ないチャンスを確実にモノにし、ロースコアの接戦を制してきた。
3年前はセンバツベスト8。課題の打撃を克服し3年前の先輩を超えられるか。
秋戦績：9勝2敗 (負：和歌山商・天理) 率.292 本2 盗13 防1.64
＊＜近畿�� (神宮枠)＞東洋大姫路 (兵庫) 14年ぶり8回目
神宮枠で滑り込んだ東洋大姫路は14年前にセンバツベスト4、それ以来の出場となる。
チーム内で「モリケン」と呼ばれるエース森健人は防御率1.44の安定力が武器。
そして、藤田監督は今大会限りで監督を勇退する。勝利で華を添えられるか。
秋戦績：7勝2敗 (負：社・大阪桐蔭) 率.294 本0 盗11 防1.52
＊＜近畿補� 箒畊� (滋賀) 4年ぶり6回目
京都国際が新型コロナの影響で出場を辞退したため、開幕前日にして急遽出場が決まった。
甲子園へ向けどこまで調整できるかが鍵となるが、昨夏は最も厳しいスケジュールの中トーナメントを戦い抜いた。
その昨夏に甲子園を湧かせたエース・山田陽翔を始めとしたチームがどこまで甲子園で力を発揮できるか。
秋戦績：5勝2敗 (負：滋賀学園・金光大阪) 率.292 本1 盗13 防3.88
＊＜中国� 箙�陵 (広島) 3年ぶり25回目
1年生で4番を打つ「広陵のボンズ」こと真鍋慧がいよいよ甲子園でデビューを飾る。
打点26のプロ注に加え、前を打つ内海優太も秋3ホーマーがと打撃に抜かり無い。
19年前は圧倒的な打撃力を見せつけセンバツ優勝。今大会もその再来となるか。
秋戦績：12勝2敗 (負：広島商・大阪桐蔭) 率.348 本5 盗29 防2.84
＊＜中国�◆箙�島商 (広島) 20年ぶり22回目
オールドファンにはお馴染みの古豪もセンバツは20年ぶりの出場だ。
ミート力の高さに50m6.1秒の俊足が光る八幡大介が打の中心だ。
一方、投手力は継投が中心。守り勝つ全員野球で20年ぶりの勝利を目指す。
秋戦績：10勝1敗 (負：広陵) 率.342 本1 盗24 防3.62
＊＜中国��＞倉敷工 (岡山) 13年ぶり11回目
中国・四国最後の1枠に滑りこみ、13年ぶりに聖地に戻ってくる。
打の中心は5割超えのキャプテン・福島貫太。守備も内野(一塁)・外野に捕手も守れるオールラウンダーだ。
かつて甲子園では中京に16-15、13年前には金光大阪に11-10と死闘を繰り広げたチームが再び粘り強さを見せるか。
秋戦績：9勝1敗 (負：広島商) 率.389 本2 盗15 防2.28
＊＜四国� 箙眞� (高知) 4年ぶり19回目
9年前にはセンバツベスト4、かつては優勝も経験した名門が再び甲子園の土を踏む。
秋は山下・川竹・高橋の三本柱の継投で勝ち上がり、9年ぶりに四国を制した。
3人は打撃にも自信を持ち、まさにオールマイティな活躍を見せているチームが聖地で躍動する。
秋戦績：7勝2敗 (負：明徳義塾・花巻東) 率.304 本2 盗7 防1.83
＊＜四国�◆簗通� (徳島) 9年ぶり9回目
出場校トップとなる防御率0.69が光る。エース冨田遼弥は140kmオーバーの速球に多彩な変化球と申し分ない投手力だ。
高い投手力に堅実な守備もさることながら、秋の徳島大会ではコールドで圧倒するなど打撃力にも自信を覗かせる。
総合力の高さを武器に、71年ぶりとなるセンバツ制覇を目指す。
秋戦績：6勝1敗 (負：高知) 率.324 本2 盗8 防0.69
＊＜九州� 箒綵９餾歛臧� (福岡) 11年ぶり3回目
11年前はセンバツ初勝利から一気に駆け上がり準優勝まで上り詰めた。
1年生のプロ注佐倉侠史朗は4割近い打率に秋は5ホーマーと大暴れ。
俊足・黒田義信に制球力の高い香西一希と初の頂点へ布陣は整った。
秋戦績：13勝1敗 (負：大阪桐蔭) 率.341 本18 盗14 防2.28
＊＜九州�◆簑臈� (鹿児島) 8年ぶり2回目
8年前は21世紀枠として出場したチームが、一般枠として帰ってくる。
中でもプロ注エース大野稼頭央は、出場校中トップの奪三振98を誇る鉄腕だ。
幾度となくサヨナラで勝ち上がってきたチームに、島民だけではなく全国から注目が集まっている。
秋戦績：9勝1敗1分 (負：九州国際大付) 率.288 本1 盗12 防1.93
＊＜九州��＞有田工 (佐賀) 初出場
2013年夏に甲子園初出場を果たしたチームが、センバツでも初めて聖地の土を踏む。
「1番投手」で秋を戦った塚本侑弥は66イニングを投げ抜きながら打率.471と打者としての能力も十分だ。
チームは終盤の粘りも持ち味。甲子園では塚本の好投で接戦に持ち込みたい。
秋戦績：6勝2敗 (負：佐賀商・大島) 率.300 本0 盗10 防2.79
＊＜九州�ぁ篦杭蠧�大 (長崎) 23年ぶり3回目
チーム打率3割5分を超える強力打線が武器。秋の九州大会では25得点の打線でベスト4に躍進した。
松尾・百武・白川は4割を超える打率を誇り、中軸の活躍にチームの勝利が懸かる。
センバツではベスト8に進出した1993年以来、29年ぶりの勝利を目指す。
秋戦績：6勝2敗 (負：海星・九州国際大付) 率.356 本3 盗16 防3.25
＊＜21世紀枠� 簑�見 (福島) 初出場
全国屈指の豪雪地帯から、会津地区では63年ぶりとなる聖地に臨む。
学法石川時代に甲子園の土を踏んだ長谷川監督が、昨秋の県大会で創部初のベスト8へ導いた。
磐城高校の善戦が記憶に新しい福島勢が、全国最多、4度目となる21世紀枠選出で初勝利を目指す。
秋戦績：3勝1敗 (負：いわき光洋) 率.234 本1 盗8 防2.19
＊＜21世紀枠�◆簔粟� (福井) 初出場
昨秋の県3位決定戦で敦賀気比に敗れたものの、昨夏の県準優勝校を破るなど躍進を見せた。
1年生エースの井上颯太は防御率1点台と好投、甲子園でもチームで井上を援護したい。
人口2万人の越前町から"NEW"ヒーローの誕生となるか。
秋戦績：3勝2敗 (負：福井工大福井・敦賀気比) 率.273 本1 盗9 防4.28
＊＜21世紀枠��＞大分舞鶴 (大分) 初出場
進学校として名高い高校だが、実はラグビーで全国制覇1回、準優勝3回とラグビーの古豪としても知られる。
秋の県大会決勝では惜しくも明豊に敗れたものの、7点ビハインドから最終スコアが9-10と驚異的な粘りを見せた。
投打に加え、8試合で失策4の固い守備も甲子園でも発揮したい。
秋戦績：5勝2敗1分 (負：明豊・大島) 率.320 本2 盗15 防3.54
2022年03月19日(土) 15:36:45 Modified by miyafuku555