『血塗られた若』馬頭丸編

254 『血塗られた若』 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2009/01/12(月) 13:13:22 ID:tiKV3fBe
1
 メラメラと燃え上がる気温に、ギラギラと照り付ける太陽。メラとギラの使い過ぎでMPがすっかり空になった真夏日。そんな朝。
 奴良リクオが目覚めると、華奢な身体はよりショタショタして幼児に。ペニスだけは成長して巨大に。全くのアンバランスに生まれ変わっていた。
 実年齢は13。しかし今は5〜6歳の園児にしか見えない。ペニスだけがズル剥けて大人。
「ううっ、あの夢……本当だったんだ」
 リクオは一人で部屋の中。壁掛け鏡に向かい合って自らの身体を覗き、降り懸かった災難に溜め息を吐く。
 遡るのは夢。そこでの話し。リクオは夢に現れた妖怪を退治したが、最後の詰めを過った。敵に隙を晒してしまったのだ。
 結果として敵は倒したが、代償としてこの身体へ移る。未完成ながらも許した呪で、小学生未満の園児の身体へ。
「でも、今日さえ我慢すれば……」
 身体はショタショタしたお姉さんキラーになっても、明日になれば解ける呪い。
 今日、十回の射精をしなければ、明日には元の身体に戻るのだ。
 死に際の敵からそう言われ、リクオは余裕だったが……朝起きてみれば一転。
 僅かな刺激でも射精してしまいそうな、感度を何倍にも増したペニスに驚き戸惑う。
 これで今日一日を乗り切らねばならないのだ。
 若菜、雪女、毛倡妓、カナ、ゆら、鳥居に巻。誘惑に堪えて明日を迎える。





 日照る朝。中学校への登校経路。平凡な家並みを歩むのは、あまりにも非凡な二人。
「ううっ、ううぅぅっ……」
 一人は子供。前屈みになり、Tシャツの裾を膝まで引っ張り伸ばして、切なそうに唸り声を上げる奴良リクオ。
 身の丈に合う制服が無い為に、Tシャツと半ズボンで中学校への道程を歩く。
 百センチを越えたばかりの身長で、二十センチを越えてガチガチに勃起するペニスを隠して歩く。
「情けないなー。ほらっ、おぶったげるからコッチ来てよ」
 もう一人は部下。牛鬼に仕え、リクオの間接的な下僕で有る馬頭丸(めずまる)。
 黒髪を両サイドで束ねたツインテに、女性用の制服を着て人目を忍ぶ。
 今朝の緊急会議で、リクオを刺激しない為に男の側近を付ける事が決められ、適任役として登校時は馬頭丸が選ばれた。
 怪しまれぬように女装をして、顔を赤らめるリクオの隣に立ち、リクオの鞄を持って歩速を揃える。
「ふぇっ? い、いいよー、ヤメてぇぇっ!!」
 しかし、それも限界。このままのペースでは確実に遅刻する。そして遅刻して怒られるのは馬頭丸なのだ。
 命さえ賭けて尊敬する牛鬼に叱られるのは、リクオではなく馬頭丸。
 馬頭丸はそれが分かっているから、有無を言わさずリクオを正面から抱き上げ、ショートカットをする為に誰も居ない公園の中へと入り込む。
「暴れないでよー。公園を通って、浦山を越えたらすぐだからさ」
 これで牛鬼に叱られなくて良い。馬頭丸の脳内は、そんな安心でいっぱい。
 だったが、ブランコを過ぎ、砂場を過ぎ、中央トイレを過ぎて、急激な異変が起こる。
「ふぅっ、ふぅっ、ううぅっ……」
 リクオが半ズボン越しの勃起したペニスを、馬頭丸のヘソに擦り付け始めたのだ。
「あっつ!? ちょっとぉ、ボクは男だぞ? なに発情してるんだよ!」
 実際は男でも、外見は綺麗な美少女。そんな身体で密着され、リクオは無意識に腰を振り出す。
「ゴメン、ごめんなさい! でもっ……でもぉっ!!」
 決意はすっかり萎んでいた。九回の射精がオーケーなら、一回くらいならココで出しても大丈夫。それまでにリクオのペニスは切羽詰まっていたのだ。
「ったくもう。しょうがな……ふんんっ、ないなぁっ♪」
 漏れ出たカウパーは下着に、半ズボンに染み込み、温度で気化して馬頭丸の鼻孔に届く。
 その匂いは媚薬。奥底からメスの部分を強制的に引きずり出す、中毒性バツグンな極上の媚薬。
 ピリピリと甘く全身を駆け抜け、とめどないエクスタシーで包んでくれる。
 涙を浮かべ、耳まで頬を紅潮させ、ゴメンナサイと謝罪を繰り返しながら擦り付けるリクオを、最高に愛おしい人物だと幻覚させる。
 ペニスを楽にさせたい。射精させたい。気持ち良くイカせてあげたい。馬頭丸の思考回路を占領するのはコレだけ。
 自然と息は荒くなり、瞳は濡れて潤み、この人のペニスを迎え入れたくなり、馬頭丸はメス丸へと変わる。
「ごめんなさ、ごめんな……わきゃっ!?」
 そうなっては止まらない。公園隅の草むらにリクオを押し倒し、一瞬も置かずに半ズボンをパンツごと膝下までズリおろす。
 馬頭丸は人間の女に変化できる妖怪。だが、今のメス丸には、その時間も惜しい。
 身体は細身で色白く、余分な肉も無く柔らかで、ペニスが有る以外は女と同じ。
 蕩ける様な汗を掻き、ジュクジュクとネバっちく音を立てて湿らせる、腸液に満たされた穴は同じなのだ。
「おまえが、悪いんだからな……こんなの、こんな凄いの見せ付けるからっ!!」
 真っ直ぐに空へと先端を向けるリクオのペニス。血管が浮き出て、次々とカウパーを溢れさせ、妊娠させる気満々の非合法なモノ。



3
 馬頭丸は舌を出して自らの唇を舐め、怪しく微笑むだけ。
 『おツユ』で前面に染みを作り、女物のショーツを脱ぎ捨て、リクオの身体を跨いで見下す。
「ボクを、どうするの?」
 熱い吐息と共に紡がれる戸惑いの声。されどそれは、多分の期待と好奇心に脚色され、オネダリしているとしか思えない。
 ペニスばかりが大人の小柄な園児は、被害者を装いつつも心は全くの真逆。自分の身体を跨ぎ立つ可憐な少女に、少女に見える妖怪に、早く挿れたくて堪らないのだ。
「いまからイタズラするよ? ふふっ……レイプしちゃう♪」
 故に、犯されると宣言されても身動きもせず、ピコピコとショタチンコを揺らすばかり。
 少女にペニスが生えているなんて些細な事。興奮する要素にはなっても、萎える要素にはならない。
 むしろペニスが生えている程度なら、禁忌性を高めて欲情を煽るスパイスになる。
「そんなぁっ……ダメ、だよぉ。ボク、はじめてっ、なのにぃっ」
 すぐにでもペニスを扱きたいのに、地面の草をグッと握り締めて堪える言葉だけの反抗。
 そしてその言葉と行動は、馬頭丸の耳と尻穴のシワをヒク付かせ、より一層に身体を熱くさせる。
 この場から逃げないのは、ペニスを馬頭丸に挿れたいと言う証だから。アドレナリンを垂れ流しにさせるには十分過ぎる誘惑だ。
「なら、初めてを……交換しようよ♪」
 いつ牛鬼から求められても良い様に毎日洗浄し、綺麗なピンクを保っている腸内。
 その初めてを捧げるのは、二周りも身体が小さな子供。
 初めてを奪う喜びと、初めてを捧げる喜びで、馬頭丸の直腸はドロドロのシチューになっていた。
 粘着質で透明な腸液に、弾力的にシコるヒダ肉が絡み付く。
 こんなスケベな穴にペニスを迎え入れたなら、この子供はどんな声で喘ぐだろうと、想像するだけで絶頂に近付けた。
「どーせ九回までは良いんだろ? だったら、はぁぁっ……ココで一回出して楽になっとけよ。学校で勃たないようにさ♪ ふっ……はむっ」
 気温は高い。輝く真夏の太陽は、目立たない木陰に居る二人の体温も、容赦無く挑発して煽る。
 馬頭丸は左右のツインテールを頬に張り付かせ、制服を汗で濡らし、捲くり上げたスカートの裾を口に含み、目を三日月にして笑う。
「ダメだよ、ダメっ、だめっ……」
 膝を曲げて腰をゆっくりと落とし、すっかり弛筋しきった穴に両手を添えて左右に拡張する。
「はぁっ、はぁぁっ、挿れるよ? 初めて……オシリで貰っちゃうからねっ♪」
 自らの膨らんだペニスも晒し、照準を定めて腰を下ろして行き、
 ちゅぷっ……
 野太いペニスの先端を、コリコリに固くなってヌメる、入り口のヘリで咥え込む。
「んきゅっ!? あっ……だめ、だめ、ダメ、ダメ、ダメッ……」
 そのまま膝立ちになり、上体を前傾させて両手をリクオの顔横へ挟む様に着き、譫言(うわごと)をリピートする少年に最後の追い込みを掛ける。




4
 今はこの少年が、少年のペニスが、何よりも愛おしい。
 そしてその少年の堕ちる様が、この身体に溺れる様が、何よりも見たい。
「言ってよ。オトコノコのオシリに挿れたいって……ほらっ、はっ、やっ、くぅ♪♪」
 馬頭丸は先端部分だけを咥え込んだまま腰をグラインドさせ、焦(じ)れったく弱い刺激をペニスに送り続ける。
「そん、なぁっ……んんっ!? あうっ、ううぅぅっ……」
 対するリクオは、たまったものではない。僅かに足りない刺激でイカせて貰えず、初めて挿入する未知の体験もさせて貰えない。
 ぐちゅぐちゅと溶けそうな程に熱い入り口で、ギリギリイケない快楽を与え続けられるのだ。
「ふーん、言えないの? なら……ヤメよっか?」
 もう堕ちる。チェックメイト。馬頭丸は可憐な顔をリクオの顔に寄せると、駄目押しの一手を放つ。
「えっ? ちゅっ、うむっ……んんっ、ちゅぷっ」
 目を細めて妖艶な笑みを作り、ふっくらとした赤い唇を重ねて理性を飛ばす。
 卑猥な水音を響かせて舌を差し入れ、唾液を流し、啜り、舌を絡ませる。
 尻も微かに落としてカリ首までを包み、後はリクオが腰を突き上げるだけと言う状況を作り出す。
「んっ、ちゅぱっ、はあぁぁっ……どうするの? するっ? それとも、ヤメ……あっ!? ふふっ、そうこなくっちゃ♪」
 こんな肉欲的で魅惑的なトラップ、誰だろうと避けれない。
 だから小さな手は、たどたどしく、けれどしっかりと、馬頭丸の柔らかな尻肉を掴んだ。
「いれ、たいよぉっ……いいよね? ねっ? いれていいでしょ? このままじゃ、ひっく、ひくっ……おちんちんオカシクなっちゃう! ボクをっ、たすけてよぉっ!!」
 涙までポロポロと流して泣き、同性と知っていながら挿入を懇願してる。
 そんな愛おしい人物にMっ気オーラ全開で泣かれたら、サディズムを擽(くすぐ)られたら、イジメたくて仕方ない。
 いきなり根元まで咥え込み、キツク締め上げたなら、どんな反応を示すだろうと、想像するだけで全身を甘く痺れさせた。
「ほんと、うちの総大将は世話が焼けるんだか……らっ!!」

 ぢゅぶぶぶぶぶぶぶぶっ……

 そして実行する。一気に腰を打ち落とし、鈴口と結腸が擦れ合うまでに、奥深くまで。




5
 その中は、まるで精液を搾り取る機械と思わせる、グネグネと蠢く妖怪孔。
 熱を持ったヌルヌルの蜜液で溢れ返り、腸壁は狭くきゅうきゅうと締め上げ、ヒダは触手の様に絡み付き、根元まで優しく呑み込んでしまう。
 そんな人外のペニス容れ。
「あ、あっ、あっ……うわあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっ!!! おちんちん、おちんちんがぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 びゅるびゅるびゅるびゅるぅぅぅっ!! びゅくんびゅくん! びゅくびゅく、どくんどくんどくん……

「くうぅっ!? あつ、いぃっ……出し過ぎだろっ!? はぁぁっ……ばちゃばちゃ、泡立ってるよぉっ♪♪」
 そんな反則のキチガイじみた穴に咥えられては、ありったけの精液を腸内に射精するしかない。
 ましてや初体験でこの刺激。尿道はバカになって管を拡げ、作られた出来立ての精液を次々と噴き上げさせる。
「ぁあぁっ、きもちいいっ……きもちいいよぉっ!! とまらないよぉっ!!」
 リクオは、たった一度のピストンで絶頂を迎えたのだ。
 逆流するまで大量の精液を馬頭丸の中に注ぎ、腹を妊婦のように膨らませても長い射精は止まらない。
 それを上回る早さで子種が精製され、呪いの効果で無尽蔵に作られて行く。
「あーあ、孕ませれちゃったよ♪ 粋の良い精子をビュクビュク叩き付けられちゃってるし……赤ちゃんできてもっ、はぁぁっ、イクッ! ああっ……文句言わせないからなっ♪♪」
 馬頭丸は中出しされてイキ、リクオのアクメ顔を見下ろしながら、時折幸せそうに胸元へ射精する。
 男のままで着床する筈も無いが、リクオが望むなら一生を女に化けて過ごし、赤子を身篭ろうかと真剣に考えていた。
 挿れてるだけで何度もオーガズムに達する、こんなエラばって強暴なペニスに本気で小突き倒されたら、ハメ回されたら、どんなに気持ち良いだろうと、そんな未来を妄想しながらイク。
 イキながらイク。媚薬の原液ザーメンを身体中に染み込ませて、連続で迫るアクメに堪え切れず、グルンと白目を向いて痙攣する。
「うわぁぁぁぁっ!! 馬頭丸っ、めずまるぅぅっ!!」

 ぱちゅん! ぱちゅん! ぱちゅん! ぱちゅん! ぱちゅん!
 ごぽっ、ごぽっ、ごぽっ、ごぽっ、ごぽっ……

 リクオは貪るようにペニスを最奥へとネジ込み、引き抜く時に入り切らない精液を溢れさせる。
「はっ、あははっ! イク、イクッ、いきゅうぅぅぅっ♪ あははははははははっ♪♪」
 打ち付ける度に馬頭丸のペニスから射精されて顔に掛かっても、
 舌をダラリと垂らしてアヘ顔を覗かせ、胃から昇り切ったザーメンを口から漏れ出させても、
 笑顔で喘ぐ馬頭丸を見てると、どうでも良くなった。




 その行為が収まったのは、二回目の射精が終わった後。
 スッキリして落ち着いたリクオは、流石にこれには反省するのだった。

※射精回数 残り八回。




2011年01月04日(火) 16:12:15 Modified by ID:mSyf+IhpUg




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