黒田坊×夏実

夏美は19歳の短大生になっていた
自分の窮地を救ってくれた黒田坊との関係は"続いている”というのが正しいのか・・・・・
友達なのか恋人なのかよく分からない関係がずっと続き
1〜2週間に一回ぐらいのペースで会っている
彼は私の事をどう思っているのだろう?
時々寂しさを感じる
明日は休日な事もあり、夕方彼と会う事になっている
またデートというのか微妙な感じなんだろうな、きっと・・・・

待ち合わせの公園に行くと彼が待っていた
「夏実」
と彼が優しい笑顔で話しかけてきた
「黒さん、お待たせ」
私も笑顔で応える
公園のベンチに座り、日々の出来事や愚痴っぽいことを話す
時間があっという間に経ち、もう直ぐ22時になろうとしていた

「もうこんな時間か・・・夏実、もう遅いから帰ろう・・寮まで送る」
私は悲しくなった
彼は私を”女”として見てくれているのだろうか?
”付き合っている”と考えてくれているのだろうか?
ただの”リクオ様の御学友”だから私に会ってくれているだけなんじゃないのか?
私はもうどうしてよいのか分からなくなり黙りこんだ
「夏実、どうしたんだ?」
彼が問いかけてきた
「黒さん、私は貴方にとって何なのでしょうか?恋人?友達?それとも主君の御学友?」
頬を涙が伝う
少し驚いた顔を彼はした
私は彼の返答を待たずにベンチから立ち上がり駆け出していた

「おい、夏実」
彼が追ってきて私の手を掴んだ
そして優しく抱きしめると
「そなたは拙僧にとって大切な女性だ。」
と言う
「なら、どうして私を貴方のものにしてくれないのですか?」
私は涙を流しながら彼を見上げた
彼は苦しそうに、切なそうに言った
「そなたを愛する気持ちに嘘偽りはない・・・だが、拙僧は人間ではない・・・・
 このような身の者が、そなたを自分のものにするのは・・・・・・・・・・・・・・」
そう言うと彼は私を抱きしめていた手を離した

「そんなの関係ない・・わたしは貴方を愛しているの・・お願い、私を貴方のものにして下さい」
私は彼を強く抱きしめ言った
「夏実、よいのか?拙僧は人間ではなく妖怪”黒田坊”だぞ?」
「何度も言わせないで、私は貴方を愛しているの」
黒田坊は押さえていた思いを開放し夏実を強く抱きしめた
「拙僧もそなたを愛している」
抱きしめた力を緩めると夏実に口付けをした
そして彼女を抱き上げた
黒田坊は夏実を抱き上げると大きく駆け出した
あっという間に妖怪街にあるホテルに着き今はその一室に居る

黒田坊は夏実をそっと降ろした
頬を赤くした夏実は
「わ、私、シャワー浴びてくるね」
と言ってそそくさとシャワールームに行った
黒田坊は椅子に座り瞑想していた

「黒さん?シャワー浴びる?」
ガウンを纏った夏実が頬を赤くしながら問いかけた
彼は
「・・ああ。」
とだけ言ってシャワールームへ

夏実は緊張しながらベッドに腰掛けていた
暫くするとシャワールームから腰にバスタオルを巻いただけの黒田坊が出てきた
夏実は頬を赤くし俯いた
「夏実・・・・・」
黒田坊はそういいながら夏実を抱き上げベッドの中央にそっと降ろした
夏実を跨ぐ様に覆いかぶさった
目を閉じた彼女を抱きしめ黒田坊はそっと口付けをした
暫くそうして唇を離しまた唇を重ねてきた
そして夏実の口内へ舌を入れ彼女の舌に絡めた
「ん、んんんん・・・」
夏実は時折声を上げながら黒田坊の舌の動きに翻弄されながらも自らも舌を絡めた
唇が離されると
「はあ、はあ・・・・」
と呼吸を整えようをするが又、唇を塞がれた
口付けをしながら彼女のガウンを脱がせる

黒田坊は唇を離すと
「夏実、愛している」
と言った
「私も、貴方を愛しています」
夏実は涙を流しながら答え両手を黒田坊の背に回した
黒田坊は軽い口付けをし、その口付けを唇から首筋へ移した
「あ!!」
夏実はピクンと体を震わせた
黒田坊は首筋に舌を這わせ時折強く吸った
「あ、あ・・・あ・・」
夏実の体はビクビクと震え切ない声が漏れ呼吸が少し荒くなってきた

黒田坊の唇がだんだん下へ移動し乳頭に到達した
「ひゃう!!」
夏実の体が小さく弓なりにしなりシーツを掴む
黒田坊はもう片方の乳頭を指先で愛撫しながら強く吸ったり
軽く歯をあてて舌先で転がした
「あう、ああ・・・・・はあはあ・・・」
体をビクビクさせ夏実の呼吸はますます荒くなる
「!?」
夏実の体から力が抜けた
どうやら軽くイってしまったようだ

黒田坊は夏実がイった事を感じ取ると指先を彼女の秘部へ移動させた
秘部を軽くなぞると
「ひあ!」
と言いながら夏実は体を震わせた
黒田坊の指は少しずつ秘部に入っていき彼女の花芽を捉えた
「あう」
夏実の体が大きくしなった
彼女の手はシーツを掴み初めての感覚に耐えていた
黒田坊は夏実の花芽をゆっくりとなぞりながら乳房への愛撫も続けていた
「ひあ・・・・あう・・・はあはあ・・・あああ・・・」
夏実は呼吸を荒げシーツを更に強く掴み両足をくねらせ背を小さく何度もしならせていた
黒田坊は両膝を抱えると夏実の足を大きく開いた
「・・きゃあ・・」
夏実は小さく叫ぶ
黒田坊が彼女の大きく開かれた秘部を見ている
夏実は顔を横にし
「は、恥ずかしい・・・」
と小さく言った

黒田坊は
「綺麗だ」
と、ひと言いって夏実の秘部へ口付けをしてきた
「ひああ・・・」
彼の唇が夏実の花芽を捉えるのと同時に彼女の体が大きく反応する
彼は花芽の軽く剥き舌を這わせた
「ひう・・・あ・・あああ・・・」
シーツを強く握り締め喘ぎ声を大きく響かせ夏実は体がビクンと大きくのけぞらせイってしまった

「はあ、はあ、はあ」
体をビクン、ビクンと震わせ夏実は深く呼吸していた
「!?痛・・」
「少し我慢して下さい」
黒田坊は夏実の中に指を一本入れて少しずつほぐす様な動きをさせた
夏実はシーツを掴み耐えていた

「あ・・」
夏実が声を漏らす
黒田坊が傷みを和らげる為に花芽を刺激している
大分ほぐれてきたと感じた彼は挿入する指を二本に増やした
「ひ・・・い・・痛い・・・・」
夏実は涙を浮かべシーツを更に強く掴み耐えたる
夏実の痛みを和らげる為に花芽への刺激を強くし、乳頭への愛撫も再開した

「いあ・・・ああ・・・・・あ・・」
夏実の中は痛みを和らげる為の潤滑液が溢れてきた
「夏実、もう我慢出来ない、すまない」
黒田坊はバスタオルを腰から外し硬く大きくなった自分自身を夏実の秘部にあてがった
夏実は彼の背に手をまわす
彼女に口付けをしながら黒田坊はゆっくりと夏実の中へ入っていく
「!!!!!!」
涙を流しながら夏実は痛みに耐えていた
大きな抵抗を感じながら彼は己自身を奥へ奥へと進めていった
最大の抵抗を押し開き全てを彼女の中に埋め込んだ
大粒の涙を流し痛みに耐えている彼女の秘部からは赤い筋が・・・・・

暫く自身を埋め込んだまま静止していた黒田坊だったが・・・・・・
「夏実、悪いが動くぞ」
夏実はコクンと頷いた
ゆっくりと彼は腰を動かし始めた
同時に強い痛みが彼女を襲う
「ひぐう・・・ひっ・・・・」
涙を流しながら耐えている彼女の痛みを和らげる為に花芽を刺激をする
「あうあ・・・ひいあ・・・ひっ・・・」
少しは紛れている様だが彼女の苦痛は変わらない

夏実は痛みに耐えていたと同時に、愛する男を受け入れる事ができ幸せであった
彼がゆっくりと腰を動かす度に強い痛みが走っていたが
彼女の身を守る為に潤滑液の量が多くなってくるのに合わせて痛みが麻痺してきた
そんな彼女の様子を見て彼は花芽への刺激を続けつつ腰の動きを早くしてきた

「!?・・・い、痛・・・・・」
その声を聞き、黒田坊は腰の動きを止めた
「すまない、大丈夫か?」
「ううん、心配しないで・・・・お願い、続けて・・・・・」
夏実は彼の背中をよりいっそう強く抱きしめた
彼は口付けをし、今度は夏実を抱きしめながら腰の動きを再開した
だんだんと激しくなる動きに涙を流し耐えながら夏実は背中に回した手に更に力を込めて
「黒・・・愛してる・・」
黒田坊も
「拙僧もそなたを愛している・・・・」

彼の腰の動きが更に激しくなり
「な、夏実・・・イクぞ・・・」
「い・・・う・・・・」
夏実の最奥に自身を突きたてた
その瞬間、熱いものが彼女の中に溢れる
肩で大きく呼吸しながら彼女に深く口付けしつつ彼女の中に性を放ち続ける

性の放出が終わった後も夏実の中に自身を入れたまま暫く口付けをしていた
「夏実、大丈夫か?」
肩で大きく息をしながら黒田坊は言った
「・・だ・・い・じょう・・・ぶ・・・・・」
夏実は応え彼に口付けをした
「?」
夏実の中で性を放出した彼自身がまた大きくなってきている事に気付いた
「黒さん?」
「すまない・・・・・」
と黒田坊は言い腰を動かし始めた
「え?あ・・・ちょっ・・・と!!」
彼女にまた、鈍い痛みが奔り出すが先程の彼の大量な性が混じり合っている事もあり
痛みは随分マシになっていた
とはいえ、快楽を感じるまでにはいかない(初めてなんだから当然なんだけどね)
「う・・あ・・・・あ・・・」
時折黒田坊は花芽と乳頭を愛撫してくる
そして激しく腰を動かし再び夏実の中へ熱いものを放出してきた
が、またしても大きくなる彼自身・・・・・・

「く・・くろ・・さ・ん・}
黒田坊は
「夏実を愛する思いと、今まで押さえていたものが爆発してしまって・・・・・・
 そなたには申し訳ないが今夜は長い夜になる・・・・覚悟してくれ・・・・・・・・・・・・・」
そう言って彼は腰を動かし始めた
「え、あ・・・・く、くろ・・さ・あ?・」
痛みが随分と楽になってきた夏実は段々体の芯が熱くなってくるのを感じた
「(・・・・な、何?この感じ・・・)」
よく分からない感覚に動揺している中、彼が熱いものを放出している
そして又、硬く大きくなる彼自身・・・・・・・
繰り返されている内に夏実の痛みが治まってきた
代わりに彼が深く貫く度に弱い痺れるような感覚が彼女を襲ってきだした
「あう・・・・あ・・・・ああ・・」
夏実の声が痛みかを訴えるものから喘ぎ声に明らかに変わってきた
「(な、何?これはあああ)」
そしてその痺れるような感覚が快楽だと気付き始める
夏実の中が黒田坊自身の性を誘う動きに変わってきている事に彼は気付いていた

「あ、あああ・・・・あうあ・・・はあはあ・・・あああ」
「うんぐ?はあはあ・・・あああ」
唇をそっと重ね直ぐに離すと今までとは違う激しい動きを始めた
「!?ああうあ・・・ひああ・・・あああああああ」
夏実は激しく乱れとうとう達したのだった
黒田坊は更に腰を夏実に密着させ更に奥を貫く動きを始めた
「ひあ・・ああう・・・あああ・・ひああああ」
ビクン、ビクンと体を震わせて彼女は達し続けるような状態になっていた
そして更に大きく固くなった彼自身に何度か貫かれ
「うあ?」
体を大きくのけぞらせ絶頂を迎えた
「う、く、」
彼も夏実に強く締め付けられ堪らず性を放出させた

はあ、はあ、はあ・・・・・・・・
夏実に覆い被さる状態で黒田坊は肩で大きな息をしていた
夏実も黒田坊の下で同じく肩を大きく上下させ荒い呼吸をしていた
「夏実・・・・」
黒田坊は彼女を抱きしめながら口付ける
「うんぐ・・・・・・」
唇を離すと
「はあ、はあ、はあ・・・」
彼女は荒い呼吸を続けた
「夏実、感じてくれたね」
夏実は恥ずかしくなり
「ば、馬鹿あー・・・・・はあ、はあ」
と荒い息をしながら言った

「夏実、拙僧は人ならざるものでありながら、人間のそなたを愛してしまった・・・・・
 夏実に問いかけられるまで拙僧は自分のこの感情を心の奥底に閉じ込めていた・・・
 だが、愛する者の告白に己を抑える事は出来なかった・・・・・・・・・・・・・・・・
 このような人ならざるものを愛してくれているそなたを自分のものにする事を押さえきれなかった」
「愛する事に人も妖しも関係ないわ
 私は”黒田坊”という男性を愛しているの・・・」

黒田坊は胡坐をかいた状態で夏実を抱えている
二人は激しく口付けを交わしていたが
黒田坊は大きく激しく腰を動かしはじめた
「あうああああ・・・はあ、はあ・・・ひいああああ」
夏実は涙を浮かべて喘ぎ必死に彼にしがみついていた
彼は夏実の腰を掴むと己の腰の動きに合わせて上下させ始めた
「うああ・・ひああ・・ああああああ」
彼女は激しく乱れまたしても達し続ける状態となった
今度はそれが長い
黒田坊が夏実が達する事に重点を置いているからである
「あああああ、ひうううう、ひあああああ」
ビクン、ビクンと何度も達する夏実
それを己が達するのを耐えながら愛しそうに見つめる黒田坊
この状態が続き
「あああ、く、くろおおお・・・・・もうだめえええ、あああああ」
大きく体をのけぞらせ夏実は絶頂を向かえた
夏実が倒れぬように体を支える
が、しかし、黒田坊は動きを止めない
「・・・・・・う?・・・ああああああああ」
意識が戻った夏実は再び快楽の渦に巻呑まれた
「ひいいい、あああっ」
またもや絶頂を迎え意識を取り戻すとまた絶頂を迎える
何度も繰り返し、そろそろ黒田坊にも限界が近づいてきた
彼自身が更に大きく固くなった
「うああああ、くろおおおおおお、ああああああああ」
彼女が絶頂を迎えるのと同時に大量の熱い性を開放した

明け方近くまで行為は続き夏実はぐったりと眠りについている
黒田坊も疲労はあったが、やはりそこは妖怪といったところか回復してきている
流石にこれ以上は夏実に負担が大きい為、行為の再開はしない
バスタブに泡を泡立てバブルバスの準備した後
夏実を抱き上げると優しく抱きしめ泡の仲に体を漬けた
優しくボディースポンジで彼女の体を洗う
バスタブでの洗浄が終わり夏見を抱き上げてシャワーで泡を流す

「う・・・ん・・・黒さ・・ん・・・?」
「あ、お早う夏実」
「あ、洗ってくれてたの?ありがとう・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもちょっと恥ずかしい・・・・・・」
夏実は頬を赤くした
「夏実が起きるのを待とうと思ったんだが、汗も凄いし拙僧の物が・・・・・・・・コホン・・・」
黒田坊もちょっと顔を赤くしながら言った
そして軽く口付けをする

泡を流し終わりバスタオルで体を拭き服を着た
「黒さん、もしかしたら赤ちゃんが出来るかもしれない・・・・」
頬を赤らめ不安な面持ちで夏実は言った
「うむ、子が出来る行為をしたのだからな・・・・・・嫌なのか?」
夏実は上目遣いで
「ううん、そんな事無い・・・・・愛する方の子なのだから嬉しいに決まっている・・・・・
 でも・・・・黒さんは?・・・・・・・」
「嬉しいにきまっておる、その時はそなたの御両親に挨拶に行く・・・・・・・・・・・・いや、
 今日、挨拶に行こう」
「本当?嘘じゃないよね」
夏実は彼に抱きつき泣きながら言った
「当たり前だ、よし、今から準備して行くぞ」
「はい」

二人はホテルを後にし、黒田坊は紳士服に着替え挨拶の品を持って夏実の実家へと向かった

御両親は驚きはしたものの黒田坊の真剣さ、夏実の願いで二人の結婚を認めた
話はどんどん進み半年後に結婚式をすることとなった

「黒さん、これからもよろしくお願いします
 私は人間だから貴方より早く違う世界へ旅発つ事になる事でしょう
 でも、貴方と私の子供は貴方の血を引くことにより長く生きます
  ですから子供達の事をよろしくお願いしますね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「分かっている
 そなたが拙僧よりも遥かに短命である事を・・・・・・・・・・・・・・
  何年後になるかは分からぬがそなたが旅立った元へ必ず行く」
「でも、もしかしたら私は残す貴方達への思いが強すぎてかなり長生きするかもだし」
「(これは妖怪化するという事か?喜んでいいのか??)そ、そうか」

二人が結婚式までどう過ごしたか・・・・・言うまでも無いが・・・・
2012年10月14日(日) 13:55:14 Modified by ID:99wFBwRdlQ




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