その他の短編(9鬼目)

103 :名無しさん@ピンキー :sage :2011/12/17(土) 02:23:47.63 ID:OhYeISOA
妹は猪突猛進な天然アホキャラ小ネタ。


『大人の女らしくなる札』三枚セット
『使用方法:乳首と局部に貼る』

「………………」

花開院家のゆらの自室の机の上に置いてあった呪符に、ゆらは首を傾げた。

「………………」

(ぺた。ぺた。――ぺた)

貼った。


ヴヴヴヴヴヴヴヴヴンッ!
三枚の符が微弱ながら振動をはじめ。

「ひッ!あ、あ!な、なんやコレッ!?」

(なんかヘンな気分になるッ!?……え、ええええッ?貼りついて剥がれへんッ!?)

「あ、あ、あ、ああああああ――ッ!!!?」

ビクビクッと体を跳ねさせて、イった。




「それで、竜二。あの微弱な電流を封じた符を、ゆらに渡したらどうなる?」
「あのアホが体内ホルモンを活性化させて、目的の体に近づくのさ。ま――オレは嘘つきだがな(邪笑)」

283 :名無しさん@ピンキー :sage :2012/01/13(金) 23:16:29.02 ID:Ib3IlPGT
地下鉄少女開通編を読んで書いた妄想話
エロくないです
キャラ崩壊なので注意


鏡斎は生きていた。
奴良組との戦いに敗れ、捕らえられた鏡斎。
描くことが生き甲斐であった鏡斎にとって、これから送る描けない日々は
死んでいるに等しい。
『殺せ』
と言った鏡斎に奴良組の三代目はある条件を提示した。
条件を呑むならば――――――と消されたハズの少女と共に傘下になれと言った。
鏡斎は自身最高傑作の少女と共に絵が描けるのであればと、条件を承諾し、生かされたのだった。

鏡斎は少女と共に組から与えられた家で暮らしていた。
「お兄さん、お茶が入ったよ」
「ああ…すまねぇ、そこに置いておいてくれ」
黒いセーラー服にエプロンを掛けた少女は「はぁい」と甘い返事をして茶を置いた。
鏡斎は机に向かい、組から提示された条件を仕上げていた。
少女はその背中を見つめ、胸が痛んだ。「足を洗って欲しい」と何度も頼んだが
「すまねぇ…それだけはできねぇんだ。オレとお前が生きていくにはこれしかねぇんだ」
と鏡斎は言った。そして条件を提示した三代目が幹部を率いて家を訪ねてきた。
「よォ…邪魔するぜ」
「鏡斎さん、アレは仕上がっていますか?」
無遠慮な三代目と冷気を放つ女が入ってきた。
「前回も大変好評でしたからね…大変だったんですよ」
少女が苦手とする黒ずくめの僧も入ってきた。
「…………」
ササッと鏡斎の背中に隠れる少女。
「ああ……今回もオレの全力を注いだつもりだ。持っていきな」
鏡斎は分厚いB4サイズの包みを取りだした。
背中に隠れていた少女は溜まらず言った。
「も、もうやめて!お兄さんを変な世界に引きずり込むのはやめて!」
「おいおい地下鉄少女ちゃんよォ…条件を忘れちゃいけねぇぜ」
三代目は包みを受け取り、中身を確認すると感嘆の声をあげた。
「さすがじゃねぇか………羽衣狐と女陰陽師の百合モンと流行の魔法少女モンに
学園モノ、流行のアニメを3本も……もらってくぜ。今じゃ、妾の凛子とお前が組のシノギ筆頭だ。」
「毎回、毎回、コミケで数時間待ちの行列が出来てすごいんですよ?
クオリティが高くてすごくエッチだってゲーム会社やらウチで描いてくださいお願いしますってオファーを何度断ったことか」
「その少女と末永く暮らして生きたいのであればこれからも精進しろ」
そう鏡斎に言い残し、奴良組は去っていった。
「お兄さん…もやだよ…深夜アニメの録画するのも、アニメ番組みるのも、DVD借りるのももうイヤ…
トーン張りもベタももうイヤなのォ…」
しくしくとすすり泣く少女を背に鏡斎は原稿に向かったが……次の仕事は夏までに仕上げればいい……
としばらく思案し、愛する少女に贈るメイド服を描くため、ペンを取った。

おしまい

546 :名無しさん@ピンキー :sage :2012/01/30(月) 21:12:09.64 ID:4f9QoVs+
唐突に頭に浮かんだ、凄い短い駄文
初書きですので、見たくない方はリターンでお願いします


「目を覚ませ百石!!」
「ひぅっ、あっああっ!!泰世…さまぁっ!」

パンパンと何かがぶつかる激しい音が響いた


百石は四つん這いになっており、その後ろからは泰世が覆い被さるように腰を振っている


その激しい律動に百石は許しを乞うが泰世はやめない

「百石よ、貴様が誰の物であるかたっぷりと体に教え込んでやる」
「ああっ!!な、かは………ダメ……ぁぅっ」


泰世によって縛られている秋房の目の前で、百石達はイッた

648 :名無しさん@ピンキー :sage :2012/02/14(火) 07:26:11.87 ID:3HTBwdCZ
エロなし。
仲良し花開院兄妹と義兄妹で
《バレンタインデー》小ネタ



「はい。竜二兄ちゃん」

竜二お兄ちゃんはバレンタインデーに、
妹のゆらさんから懐かしのチョコエッグをもらった。
貧乏少女だったゆらも、実家の花開院本家に帰ってから、
多少なりと金銭的余裕が出来たようである。


「竜二兄ちゃん、男のお返しは三倍返しが基本やで?」

人差し指を立てて機嫌のいいゆらに、
不機嫌に顔をしかめて竜二が問う。

「――お仕置きが、か?」
「ちゃうわ!ホワイトデーのお返しや!」
「なんだ。つまらん」
「物足りひんなら、うちが口移しで食べさせたってもええで?」
「やめろ。卵醤油臭くなる」
「ああ?! TKGバカにすんなや!」

ムキーとなって怒る小動物の頭を片手で押さえてあしらう。
そこに魔魅流と雅次が通りかかった。

「…相変わらず。仲がいい…」
「お、ゆらか。チョコエッグありがとうな。お返しは何がいい?」
「なんでもええよ〜。楽しみに待っとるさかい〜。三倍返しやで〜」

気軽に手を振って、ゆらは雅次と魔魅流を見送った。
そのゆらの頭が後ろから両手で掴まれ、万力で絞められたようにギリギリと痛くなる。

「……義理か!」
「義理以外の何を期待してるんやバカ兄ィ!?」



《おしまい》

650 :名無しさん@ピンキー :sage :2012/02/14(火) 19:18:50.18 ID:UlyvHxTC
同じくエロなしバレンタイン妄想

つ:はいっ、リクオ様!バレンタインプレゼントの等身大つららチョコです!
リ:お、おう…ありがとな(でけえ・・・)。つらら、ちなみにこれ、本命か?
つ:も、勿論ですよ!こんなチョコ、リクオ様にしかあげられないですもの・・・
リ:そうか・・・けどこれどっから食ったら良いんだ?
つ:えっ?あの、それは・・・・・・やだもうっ!リクオ様のエッチ!(赤面)
リ:はあ?エロいのはこんなチョコ作ったお前だろ。つららは俺にどこから食べられたいんだ?ん?
つ:や、やだぁ・・・私じゃなくてチョコを食べてくださいよぉ・・・
リ:ちゃんと食べるって。チョコもお前もまとめてな!

リクオつららペア、チョコ食わせあいながらSEX突入。リア充爆発しろ

竜:ゆら、お兄ちゃんに本命チョコは?
ゆ:ああん?アンタにチョコ?んなもんあるわけないやろ。それに本命ちゃうわっ!
竜:・・・お前、昨日チョコ作ってただろ。お兄ちゃん以外の誰に手作りチョコをやると言うんだ
ゆ:ちょ、見てたんかいっ!?いや、あれはやな…その・・・奴良君にやろ思って・・・(照れ)
竜:ゆらぁ・・・自分が何を言っているのか解っているのか?妖怪にチョコを贈るのは花開院の掟を破る行為だ!
ゆ:な、なんでやねん!別に深い意味はないでっ!?奴良君にはお世話になったし、それで・・・
竜:許さん、お仕置きだ。言言で全身からチョコ噴出させてやるから覚悟しろ
ゆ:え・・・ちょ、ひぎゃああああ!!

竜二ゆらペア、液体チョコ(式神入り)責めSEX突入。お大事に、ゆらさん

901 :リクつら小ネタ:2012/03/24(土) 04:43:49.80 ID:v7fQ76tq
数ヵ月前に書いたリクつら小ネタ発掘。
エロなし?


『氷麗がリクオの嫁になる妄想』


強敵戦を前に――夜のリクオは氷麗を庭へと呼び出した。


「氷麗、お前は今度から百鬼夜行をはずれろ」
「え?」
「側近からも、はずす」
「え?り、リクオさま。いったいなにをいって…?」

衝撃を受け、氷麗は白い肌をより一層青ざめさせた。
リクオは奴良家本宅を仰ぎ見る。

「お前は、この家を守っていればそれでいい」
「そんな…!わたしではっ、リクオさまの……お役に……たてないの……でしょうか…?」

氷麗は段々と俯き、力をなくうなだれる
いきなりのリクオの台詞が理解出来ずに、悲嘆の涙が頬を伝い、氷になってはらはらと零れ落ちた。
「オレの役にたて、氷麗。この家を守れ」

困り、そして少し照れながら視線をそらし、そっぽを向いて言い足す。

「――オレの嫁として」
「――………リクオさま。今、なんと……?」

リクオは、もう一度同じ台詞を繰り返し、それから二人は屋敷の中へと消えた。
夜の庭に、枝垂れ桜の花が風に舞う。


しかし、リクオの身を守りたい氷麗が強く抗い。
すったもんだの末に。
結局、氷麗がその身に宿したかも知れない命を守るために、屋敷に残ることを了承した。


『終』
2012年03月26日(月) 20:59:51 Modified by ID:P3EJOw3Z0Q




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