若がワタシで私がワカで

691 その一 ◆uC4PiS7dQ6 sage 2008/05/29(木) 02:39:37 ID:HqB62G6Z
 この場から一歩も動けない。
満員電車の中、回りからギュウギュウと押されて二人の立ち位置は固定される。
若は胸と両手を扉に付けて前に立ち、その後ろで私は若を守る様に身体を覆い立つ。
車内放送によれば電車は快速で、次の停止液まで30分は掛かるらしい。
それまではずっとこのまま。
若のお尻を、ずっと左の掌で弄り続ける。
「あっ……やめ、てよ雪女。ヤメて……くだ、さい」
嘘。口だけよ。だってそんなわけ無いじゃない。
若は熱い吐息で窓を曇らせ、頬をピンク色に染め、反射する窓越しに潤ませた瞳で懇願して来る。
ふふっ。ほ〜ら、やっぱり嘘♪ 『私の身体が若に触られる』のを嫌がるなんて無いわ。
今、私は、若の身体で、雨に濡れた、私の身体の若を、痴漢してる。



   『若がワタシで私がワカで』



 今朝は強い雨が降り、私と若は早めに屋敷を出た。
その途中の曲がり角。歩道ギリギリまで寄って走る車から若を助ける為、
「危ない若ッ!」
差していた傘を放って思い切り若の手を引く。
「うわっ!?」
その反動。若は私へと倒れ込みゴツン。おでことおでこがボーイミーツガール。
次の瞬間には、心と身体が入れ代わってた。
軽く錯乱する若を宥(なだ)め、「地方に居る妖怪医師に見て貰いましょう」と言う私の思い付きに首を縦に振り今に至る。
そう。恐らく明日には元に戻っちゃってる。でも、この現状は僥倖!!
間違いなく今日は当たりの日だから、膣で出しちゃえば確実に妊娠する。既成事実バッチリ! いえーい、やったぜ☆ ざまぁみろ家長カナ〜♪
……って事で、後30分で『決める』わ。

――ゴトンゴトン。

痴漢電車は車体を揺らしながら走り、辺りの大人は車内でレイプに走しる子供に気付かない。
「ちゅっ……んふっ、抵抗出来ないでしょ? 私の身体は、若に触られても喜ぶだけなんですよぉ♪」




 左手は雨で濡れたスカートの中へ潜らせて尻肉を揉み上げ、右手は大声を出させない様に口横へ添えて人差し指と中指の二本を突っ込んでしゃぶらせる。
そして可愛くほてる左の耳たぶにキス。
「やだぁ、やらのぉ……んっ、ちゅぱちゅっ……お尻に、んちゅ……さわら、ないれよぉっ」
指フェラを強要されても抵抗無し。
相も変わらず口だけの嘘。
私の顔で、トロけた表情して、涙を流しながらおねだりしてるじゃないですか!!
エロ過ぎですよ若。私の身体だけどエロ過ぎです。
「そんなにイヤなら、お尻を触るのは止めてあげます。んむっ……じゅちっ、でもその代わり……」
キスしていた耳を丸ごと口に含んで舌を耳穴に差し挿れ、肛門付近を撫でていた手をスカートの中で前に回す。
「んひぃっ!? んじゅ、ふあぁぁぁっ……そっちゅ、もっ、らめらったらぁっ」
小さな、小さな、息づかい。
涙を流し、よだれを垂らし、マフラーにシミを作って嘘を言うツンデレな若。カワユス。
「あっれ〜。濡れてますよわかぁ♪ こんなにグチュグチュにしてぇ、雨じゃないですよね〜?」
下着をなぞる手は中指をワレメに沿わせたまま、なでやかな丘を擦り上げてコリコリの突起まで到達する。
「うぅ〜、う〜っ、うぅぅっ!」
気持ちいいのを必死に我慢しちゃって……若ったら私キラーなんだからん♪
指の腹でグリグリとクリトリスを押し潰し、カリカリと爪で掻いてコスり、無理やりに挿入する準備を整えて行く。
気持ちいいですよね? だって私の身体だもん。どこが気持ちいいかなんてわかってるんだから。
あはっ……二度と無いかも知れない、自分自身を犯すって感覚に凄く興奮してる……ってより、若の身体が反応してチンポコを大きくさせちゃってるのよね。
ああ、私の身体ってエロいなぁ〜。
嗚呼、私の身体に挿れたいなぁ〜。
クリちゃんに悪戯していた手を離し、クロッチ部分に中指を引っ掛けて下着を横にズラす。




 「ふふっ、このナカで……あばれたいなぁ♪ 良いでしょ若? 外は雨で濡れてますし、私達も濡れましょうよ♪」
右手も口元から離して股間のファスナーを下げ、ズボンを持ち上げていた肉棒を外気に晒す。
そしてすぐにスカートを被せて隠し、腰をピッタリと突き出された尻に密着させる。
チンポはアソコに擦り付ける様にフトモモの間。
「おね、がいだか、ら……それだけはヤメ、てよ雪おん、な……ぼく、おとこの子なの、に……おちん、ちん挿れられたく、ないよぉっ」

(*´д`)
(*´д`)
(*´д`)

「はぁ、はぁっ……そんなプライド、このバキバキのチンポで引き裂いて上げます!」
角度を変えて狙いを定め、先端を淫液で満たされた妖怪穴の挿入口にあてる。
 ぬちゅ……
「あぁっ、ああぁっ……ひぐっ、ほんとうに……ヤメ、て。あんっ! なん、でも……いうこときくからぁっ!」
あ〜あ、若を泣かせちゃった。次は鳴かせてあげますね♪
女の子の秘密の穴からは粘液が溢れ出し、チンチンを伝い床に落ちて溜まる。
「なん、でも? じゃあ……ね。交尾しましょ♪ ねっ? 交尾良いでしょ? ねっ、ねっ? わたし、若と交尾したいです!」
声を出させない様にマフラーを噛ませた後、スカートの中で震える左右の尻肉をそれぞれ手で掴み、ツンデレ若を逃げられなくして固定。
幾ら若がイヤがっても、私の身体が若の身体にされる事を喜んでる。オチンポが欲しくて、僅かな愛撫で若を落としてる。
そして私も、若のせーしで受精したい。こゆ〜い精液で子宮を満たされたいの。
例え元に戻っても、若の子供を身篭ってるって安心感が欲しいのよ。
「うぅ〜、うぅぅぅっ!」
髪を乱し、涙を流し、一生懸命に首を横に振る若。




 もうそんな仕草さえ、チンポを誘ってるとしか思えない。
だから……
「はぁっ、ふぅっ! 若の童貞もらいますから……私のアソコ、若のチンポで貫きますから!」
言葉を一方的に切り、指が食い込むくらいに強くお尻を掴み直し、一気に根元まで生チンポを挿入する。
 ズブブゥゥゥゥゥッ……
「ッ……んんっ!!? あ、あぁ〜っ。ううっ……ヤメ、てって、言ったのにぃっ」
若の講義が聞こえるけど、ここまで来たら止められない。
それに……
 ヌチュ、ヌチュ、ヌチュッ……
こんなに気持ち良い穴に挿れて、腰を動かさないなんて考えられない。
「はぁっ、はぁっ、わかぁっ、すぅ〜きぃ〜♪」
変態妖怪の生殖孔はヌルヌルで柔らかく、チンポのくびれ部分まで襞肉が絡み付いて来る。
これが男の人の感覚なのね? ああもう、癖になりそう♪
「うぐっ……あんっ。嫌いだ……ああんっ! 雪女なんてっ……大嫌いだっ!!」
 じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぶっ……
響く水音に、抑え切れてない若の喘ぎ声。電車の揺れも打ち消せ無い。辺りに視線を巡らせば、かなりの人間がこっちを見てる。私と若の交尾を見て股を湿らせてる。あははははははははっ♪ 腰がとまらにゃいよ〜♪
「ふぅっ! 先っぽにコツコツ子宮口が当たってますよぉ? 気持ちいいから、降りてきちゃったんですよね〜♪ はぁっ! そんな、にっ、精液が欲しいって、催促されたらっ、膣出しするしか、ないじゃないですかぁっ!!」




 上の口ではイヤイヤと拒絶してるのに、下の口は腰を引くとキュウキュウと絞め付け離してくれない。
ツンデレな若にツンデレなオマンコ。尿道は子宮口にフェラされ、その内部まで使ってオチンチンを扱こうとする。
 ヌチュ、ヌチュッ、ヌチュッ、ヌチュュュッ……
徐々に広がって行く、何かがペニスの中を駆け登る感覚。
あはっ。もしかしてコレが、男の人のイクって事なのかな?
チュブッ、チュブッ、チュブッ、チュブッ、チュブッ……
バレるのを構わず、腰を打ち付けるスピードを最大まで速め、絶頂直前のチンポに送られる敏感な快楽に酔う。
「わか、好き、だいしゅき♪ せーえき、たくさん、あげますからっ! わかも、気持ちいい、ですよね?」
 ズプッ、ギュプッ、ギュプッ、ギュプッ、ギュプッ、ギュプッ、ギュプゥッ、ズプッ、ギュプゥゥゥッ……
「いらない! チンポいらないぃっ! ひあっ……あぁぁぁぁぁっ!? ちく、しょう……気持ちいよちくしょう! うわぁぁぁぁぁん!! 雪女なんて大っ嫌いぃっ!!」
最愛の人との初交尾で歓喜する生殖孔の中が、絞め付ける動きからチューチューと吸い上げる動きに変わる。
はぁっ……若も、イクんだ。
「私も、イキますから……はぁっ! 一緒に、イキましょう?」
んっ……限界です。
 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ……
射精の我慢を堪えられなくなったところで子宮の中までチンポをネジ込み、秘肉を一息で掻き分けてチンポの形を覚えさせる。
 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅぅぅぅっ……
「ふあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
若が甲高く吠え叫び、両膝がガクガクと震えて膣内が痙攣する。
これから、パパになるチンポで、マーキングするのよ!
「ああっ、でるっ! でりゅっ! でりゅのぉぉぉぉぉぉぉぉっ♪♪♪」

 ドピュュュッ、ビュルッ、ビュルビュルッ、ドクッ、ドクンドクンドクンッ……

いつまで経っても射精は終わらない。お腹をパンパンに膨らませても間に合わず、膣に入り切らない分は逆流して車内に垂れる。
あはん、コレが射精? 超きもちー♪
「うぅっ……こんなに、いっぱい……はいらないよぉっ」
若は初めてだった女の絶頂で精魂尽き果てたのか、私に寄り掛かってパタリと気絶した。




―――――。






雪女「……ってな感じの恋愛アドベンチャーのゲーム企画書を持って、スク○ア・エニ○クスの担当に売りに行ったけど、門前払いにされたわ……何故かしら?
いま流行りのツンデレで性別逆転で逆レイプな上に人外モノ。更に痴漢プレイに『ぼくっ子』まで! 完璧に需要を捉えてる筈なのに……本当に何故かしら? むむむっ」

首無し「そんなんで奴良組の軍資金を稼ごうとするな、馬鹿が!」

雪女「ちぇっ……」





   『若がワタシで私がワカで』

   糸冬 了
2008年09月16日(火) 15:25:03 Modified by ID:P3EJOw3Z0Q




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