触手…触手か カナ編

180 触手…触手か ◆8eXLwLyl0Q sage 2008/12/24(水) 20:33:21 ID:JYl3HIum
寝取られなのに上手に平和的に着地したのが面白かったですw
自分じゃこういうの書いても修羅場にしかなりそうになくて…

今晩もしばらく触手ネタを書く為にスレをお借りします。
1〜5:カナ、ゆら、ゆら(ふた)、若菜、毛倡妓
6〜0:夜雀、狸娘、苔姫、猫娘、眼鏡天狗(♀説主張)


181 触手…触手か ◆8eXLwLyl0Q sage 2008/12/24(水) 21:12:30 ID:JYl3HIum
※書いててさすがに鬼畜過ぎるかなと思ったので鬼畜耐性無い人はご注意―


ハァッ―ハァッ―ハァッ――
家長カナは生涯でこれ程走ったのは始めてだった。
夜の王を探して変な所まで迷い込んだのが失敗だった―
いくら後悔してももう遅い。繁華街の光の届かぬ裏で追跡者はついにカナに追いつく。
カナの手が―不意に力強く握り締められる。
「キャアアアッ!!いやああっ、助けてええっ!!」
「うるせえガキだっ!」
「やっちまえ!!」
数人の不良、最近の不良は一目で分かるような連中ではない。そこらにいそうな学生風だった。
「むっ…むぐううっ」
男たちに囲まれてしまい、腕を足を取られて、逃げる隙も無く
口にはハンカチのようなものを押し込められて助けを呼ぶ声すら塞がれる。

<――ん?>
ドゴッ ドゴッ ドゴッ
男達は陵辱の前に暴行を加える。
カナの腹を膝で、頭はナイフの尻で加減をしながら
顔もなるべくその美貌を崩さないように拳で―
「ふひぅ…ふひぅ…」
実時間にしては僅かな時間だったが、カナにとっては永遠にも近い時間が過ぎた。
泣きはらし、少し腫れあがった赤い顔で男達を見上げながら
ハンカチの突っ込まれた口で不明瞭な発音で必死に許しを請う。
暴力にすっかり心が折れてしまい逆らう気力を失っていた。
「ごへんははい…ふ、ふひはへへは…」
「わかりゃあいいんだよ…へへへっ」
「ほら、脱げよ。帰る時服が無くっちゃ困るだろ?」
「へ…え……」
一瞬身構えて逃げようとするカナ。その瞬間、男のナイフが煌く
ビリィッ!!!
胸元から一筋に制服を切り裂かれ、間から年に似合わぬ立派な下着が垣間見える。
「服が無くなるってなこういうことだよ!とっとと脱げよ!」
「おいおいこいつガキの癖にこんなブラジャーしてやがるぜ!」
「ひいい…ひぎいい……」
ガクガクと頭を上下に揺らしながら手際よく服を脱ぎ捨てる。
もう痛いのは嫌だとただそれだけを頭に浮かべて―
―そしてさっきの暴行の比ではない痛みと永遠がカナに覆い被さる―

妖怪はそれをずっと眺めていた。
人間が人間に行う強姦というものにささやかな興味を示したのだ。
「たすけて…たすけてぇぇ」
5本の指に入ると称された美少女の顔は恐怖と痛みに歪んで面影を無くしてもただ眺めていた。
「ガキの癖にいいマンコ持ってるじゃねえか!」
「ああああああああ!!があああああああああ!!!!」
正常位で押し倒され、背中をアスファルトに擦られ赤くしながら
見知らぬ男に処女を散らされても、ただ眺めていた。
「全員イッパツしたか?じゃあ二週目からは中出し解禁な!」
「や、やだやだっ、何、中だけは…ひいっ!!」
「おおっ、おふっ、出る出る…出た出た出たあああ!!っくはあっ!!」
少女の膣の奥を邪な白濁が染め上げて、少女が妊娠に恐怖した涙もただ眺めていた。
「後ろの穴だって使えるんだろお?」
「いやああ!!裂ける裂ける裂けるううう!!!」
少女を人間と思わぬ陵辱、ただの穴として弄び始めた時も
口封じや金稼ぎの種として写真、ビデオを撮り始めた時も
気を失ったカナに煙草を押し付けて起こした時も
カナの目の前で服が切り裂かれ泥水に浸された時も
妖怪はただただじーっとそれを眺めていた。
↓続く



開きっぱなしになった二つの穴からどぷどぷと精液を零し続けるカナ
陵辱が一時中断し、虚ろな頭のままほっと安堵していた。
しかし、カナの腕を掴んで持ち上げながら男達が囁き合う
「こいつ連れて行ってしばらく監禁しね?」
「いいねえ、結構こいつ気に入ったし」
「…や…あ……」
やっと解放されると思ったカナの目の前が再び真っ暗になった。
歯の震えが止まらない。冷や汗が止まらない。涙はもう枯れ果てた。
<移動する気か?…それは困るな>
「あん?今誰か何…」
ザン
「ぐべ」
ゴキ
「かぺらっ」
ゴッ
「あばば」
少女の人生を奪った男達は、妖怪に命を奪われた。
男達が去った後でこの少女を弄ぼうと思っていたのに当てが外れそうになり
つい慌てて手が出てしまった。
<あ、よく考えたら殺す事もなかったな>
触手はくるりとカナの方を振り返る。
目の焦点を合わせずただガタガタ歯を震わせていた。
「な…何…ど…どうしたの…助かったの私…?」
助かっているとは到底言えない風体だが
“人外の誰か”が男どもを蹴散らしてくれたのはなんとなく察している模様。
「あ…あの…夜の主様ですか…?」
きょろきょろと周囲を見渡すカナ。
自分の目の前に変な色の肉の塊みたいなそれは目に入っていない。
どうも恐ろしすぎる姿の妖怪は無意識に見えなくなる程の怖がりのようだ。
<さあな…俺は自分でそう名乗った事も呼ばれた事もねえよ>
カナの手を触手で掴んで立ち上がらせる。
「あ…そうですか…あの…お名前は?」
<好きに呼べばいい。触手の化け物でもなんでもな>
「しょく…しゅ?」
目の前の醜悪な姿のイソギンチャクもどきに焦点が合う。
ようやくそれが声の主だと理解するにつれ、ガクガクと足が震え出す。
膣と尻穴からブビビッと精液がお漏らしするように勢いよく噴出す。
もちろん失禁のオマケも忘れない。ジョロロロロっとな。
<人間流の陵辱に興味があってしばらく見せてもらったぞ。妖怪の俺よりエグい奴等だな>
「あ……あ…………あ……」
立て続けに起きる信じられない出来事にカナの頭はオーバーフロー寸前。
今日の事は一から十まで夢だったと思いたい。
<まったく随分派手にヤられたもんだなあ>
カナの膣は赤く腫れ上がり、痛々しい程開ききってしまい
どれほどの精液を注がれたのかどぼっどぼっと精液が固まりとなって落ちてくる。
そこへ触手が一本入り込む
「いやああっ!もう、もう止めて…お願いします、なんでもするからもう…限界なの…」
カナの懇願も無視して触手は奥へ突き進む。
触手は螺旋状に巻きながらカナの膣内の精液をかき出していく。
「ひぃ、ひぐう!!!」
突然腹の中をかき回されて悲鳴を上げながら喉をのけぞる。
<人間の割りに随分頑張って注いだもんだなあ>
「あっ…けはっ…ゲパ…」
度重なるレイプで性器は傷み、膣壁に触れられるだけでもカナに痛みが走る。
触手はそれでも奥を目指し、子宮口すらなんなくこじ開けて中に侵入する。
「ぐ!!?ぷ!?!!?」
逃れようと妖怪を両手で押しのけようとするが、触手がますます巻きつくだけ。
陵辱されてさらに化け物に食べられ(カナ視点)そうになり
カナはもういい加減人生を諦め始めていた…
↓続く



子宮の中を犯されるという苦痛の中で涙を流すカナだが
次の触手の言葉に冷水をかけられたようにはっと眼を覚ます。
<妊娠してるなあ>
「え!?」
触手の先端がカナの子宮壁についた受精卵を緩く突く。
「…もー駄目…私の人生終りよ…あは…アハハハッ……」
<ほー?人間は子孫が出来るのを喜ぶものじゃないのか?>
「…喜ぶ訳ないでしょ!こんな…強姦で出来た赤ん坊なんて…ひっ…ぐっ…」
…妖怪は面白そうにカナを見る。そういえば人間観察などした事がなかったなあ、と
<じゃあこいつは、この赤ん坊は潰したほうがお前は嬉しいのか?>
「………」
カナの目の色がぐるぐるめまぐるしく変化するが、一瞬の事ですぐに結論が出る。
「潰して」
<うい>
カナの求めに応じてプチッと受精卵を潰す。
<潰したぞ>
「……よ…妖怪さん…実はいい人?」
カナが陵辱されてる間傍観していたという事は聞いてなかった様子。
<さあなー…おい、汚された尻と前の穴も綺麗にしてやろうか?>
「お…お願いします!」
とことんどん底に落とされた後はちょっと優しくされただけでころっと騙されるのだろうか。
一旦カナは地面に下ろされると四つん這いになってお尻を向ける。
「お尻も…オマンコも…綺麗にしてください」
今自分がどういう格好になっているか分かっていないのだろう。
尻を高く上げて、ニ穴から精液を垂れ流し、誘うように尻を振るなど淫乱以外の何者でも無い。
<ほらよ、尻にも突っ込むぜ>
「くっ…うっ…ううん♪」
陵辱の為ではなく、自らを清めてくれる為に入ってくる異物に時ならず官能的な声を漏らしてしまい
そんな自分に気がついてハッと顔を染めて俯いてしまう。
ぐぷっぐぷっぐぷっ
「はっ、はんっ、はふっ」
ニ穴を犯す触手がリズミカルに前後する度にカナの口から切なげな声が溢れ出し
それと同時に穴の中に注がれた精液がびちゃびちゃと音を立てて零れ落ちてくる。
「はあんっ…出てる…出てる…気持ちいいいっ!」
最初は体の中から汚物がかき出され、綺麗になっていくのが気持ちよかったのだが
いつの間にか精液が排出される感覚に快楽を覚え、ひくひくとニ穴をいやらしくひくつかせる。
「もっともっとかき出して…溢れさせてえぇぇっ!!」
<へーへー、じゃ水で洗い流すぞ>
触手の先端から水…本当にただの水を噴出し、膣や腸の奥へと注ぎ込む
「あへえっ♪ちゅめたいいっ!お、おまんこもお尻も奥まで綺麗綺麗しちゃううううっ!!」
水圧に押されて精液がこれまでの比でない勢いで零れ始める。
カナの足元にはどうやってこれだけの量が…と思える精液の山ができあがっており
気がつけば…カナ自身、自分のクリトリスを指で弄りながら何度も絶頂を迎えていた。
「お水射精気持ちいいのっ!もっともっとしてぇぇっ!!」
ちょっと前まで処女で、輪姦されて絶望の淵にいた少女と同一人物とは思えない顔。
流し込まれているのがただの水でも立派な精液便所の風体を為していた。
「はひいいい…まだ?まだ?まだ精液出てきゅるのお?」
<あ…いやいや、もう十分綺麗になった>
膣穴からも尻穴からも溢れ出てくる水はすっかり透明になっていたが
カナの求める声に応じてついついずっと流し込み続けていてしまった。
「はあ…あ、ありがとう…」
<なあに、あんまり汚い穴もあまり使う気しないからな。>
「……へ?」
<望まない妊娠は嫌ってことは…相手が妖怪だったらどれほど嫌なもんかねえ>
「……ひ…嘘……あなた、良い妖怪さんでしょ?」
<今日だけでもう4〜5人レイプしてきた妖怪が善の妖怪なわけあるか>
「………ィャ…いやああ!!馬鹿!離せ!抜けええええっ!!!!」
<ハッハッ、こうでねえと面白くねえな>
↓続く



必死で触手を殴りつけるカナだが、四つん這いで自分のお尻から生えてるそれを叩くなど
無理な体勢過ぎてまったく力が入らずぽむぽむと軽く叩くようにしかならず
「ぬけ…抜いて…く…くはあっ!?」
勢いをつけて奥にどすんっと叩き付けられる触手に嬌声を上げる。
その一撃で盛大に達し、潮を吹きながら上半身が崩れ落ちるように地面に突っ伏す。
「はあ、はあ、ひい、はあ………」
頭ではこの触手に犯されることで快感を感じている事を必死に否定する。
しかし力を込めても下半身はいうことをきかず
気を抜くと尻を振って妖怪に擦り寄ってしまう。
「わ…私に何かした?その……媚薬、とか?」
<するかよそんな事。これは正真正銘お前自身がやってんだよ!>
ぎゅるるるっ…と激しく触手が回転し、カナの膣壁を削るように擦りあげる。
「ひぎっ…ぎひ!!?」
酷使されて本来なら傷みしか感じないはずが何故か心地よい。
全身がもっともっとと触手を、肉棒を求めて啼き始めるのを止める術がない。
「あはあ…いやっ…いやああ…オマンコ…気持ちよくなんかないのお…いやっ…」
首をブンブンと引っこ抜けそうなほど激しく振り回しながら否定し
再び触手を何とかしようと手を伸ばして掴む。
「ほ…ほら、抜かないっていうなら力ずくでも…」
カナが力を込めて抜くと、以外に簡単にぬるるっと抜けていく
「あ…あれ?」
<どうした、嫌なんだろ?抜きたいんだろ?>
「え、ええそうよ…妖怪のチンポなんて………妊娠なんてさせられて」
妊娠への恐怖を思い出して手に力が篭もる。
ぐっ…ぐいっ…
<お、おお?>
「んんっ…ほうら、抜けた!!」
得意満面に触手を投げつけ、次は尻穴を犯す触手に取り掛かる。
「こっちも…んんんっ!!!」
ぬるぬるとした感触が腸を突き抜けるのについ声を漏らし
それでもなんとか性欲に打ち勝って触手を完全に引き抜く。
「はあっ、はあっ………」
抜いたならすぐに逃げればいいものを何故か体がそうしない。
自分では恐怖に竦んでいると思っているが…
「…な、何よ…どうしたの?」
体の疼きに耐えながら…妖怪に尻を向けたまま睨みつける。
<いやなに、あのまま続けていてもなんか喜ぶだけっぽいからさ>
「喜ぶわけが………ヒィッ!!」
触手数本がより合わさり、人間の腕より太い触手が出来上がる。
体の疼き…性欲よりも生命の危機感が勝利し、体が自然と走り出す。
だがどうにも遅い。
「ひ…ひあああっ!!!」
駆け出した姿勢のまま全身を触手に捕えられ
同時に膣の中へ触手が思い切り突き込まれる。
めりめりっ…ぼこお
腹が浮き上がる程太い触手が1ミリ…1センチと進むに連れて
カナの喉から空気が押し出されるように吐き出される。
「げ…けはっ…けはっ…」
そんなギリギリの生命の狭間にあってなお、膣は潤んで潮を噴出してしまう。
<これでも気持ちいいもんは気持ちいいらしいな?ドヘンタイめ>
「ひぇ…ひぇんらいちらう…ひ」
ごりゅっごりゅっごりゅっ
ちょっと妖怪が身を捩っただけで快感と苦痛がマーブル模様のように入り混じって襲い
全身が一瞬で何百回も達したかのように小刻みに震え出す。
「ひいいいいい……ひぃぃぃ…もう…もう駄目……死ぬ…死ぬううぅ…」
<なんだ、もうかよ。じゃあこっちも出すぞ。妊娠しろよ、ハハハ>
「…や…や…やだ…やめ……」
↓続く



カナの手が宙を舞い、何かを必死で掻くように暴れる
だがそれすらもすぐに触手が絡めとり、動きを奪ってしまう。
「やだ…助けて…リクオ君…助け…てぇ」
束になった触手の一部が解けて細い一本がカナの子宮に侵入する。
妊娠させるなどと言っても人間と妖怪でそうそう妊娠はしない。
もとよりこの妖怪はそういう種族ではない。
分身を子宮に植えつけるのだ。
「あぎいい!!!また…また子宮に何か入ったあああ!!」
<しっかり着床させる為にゃ直接出した方が確実だからな!>
「やあああああああああああ!!!!」
ジタバタしても時は遅く、触手が射精を始めた後だった。
ビュルルルルルルルッ!!!!
「ひ!!!あ…あへぇっ……あんっ」
カナにも信じられない事に、その時出たのは悲鳴よりも嬌声だった。
何度も死ぬ死ぬと騒ぎながらも体はしっかりと感じていた事を認識させられ
膣肉が勝手に触手を締め上げて精液を搾り取ろうとしているのを感じる。
「ひああっ、違う違うううう!!駄目、私のオマンコ止まれええ!!ひぎいっ!!あぎいい!!!」
全身を触手につかまれてて満足に暴れられない体を懸命に動かして
なんとか自分は嫌がってるアピールを繰り返すも、繰り返す程に本当は快感を感じている事を自覚させられる。
びゅるるう…どくっどくっ…
膣の中に熱い精液があふれ出すのを感じる。
腹部が触手のみならず精液でも膨れ出すのを感じるのに絶望感を感じて歯を食いしばる。
<よし、じゃあ次は子宮に受精させるぞ>
「え…やめて!本当にそれだけは止めて!な、なんでもするからお願い!本当に!!」
子宮の中に入った細い触手が動き始めるのを感じる。
カナは懸命に抵抗(しているつもりだが実際は体を揺らす程度の事しかできていない)し
取り返しのつかない目に遭わされる前に…と祈るがどうにもならない。
ぷちゅっ…びちゃっ
「……!!!」
びくんびくん…びくんっ
<ほら、終わったぜ>
子宮に種子を植えつけると、しつこく犯しまくっていたのが嘘かのようにあっさりとカナを解放し
薄汚れた路地裏にべしゃっと投げ落とす。
「…ひ…ひあ…あ…赤ちゃん…?」
お腹に手を当てると何かがびくびくと動いているのが分かる。
受精直後に動いているほど大きいなんてまともな赤ん坊ではないが
今のカナにはそこまで思考が回らない。
「妖怪の…妖怪の赤ちゃん…赤ちゃん妊娠しちゃった…あは…あはは…」
ゆっくりと身を引き起こすカナ。
膣から精液が溢れ、内腿を白く汚していく。
「アハハ…アハッアハッ…あはは」
<…元気な子を産めよ>
「いやあああ!産みたくない!潰してよ!!これも潰してよおおお!!!」
カナが喉を張り裂けんばかりに叫ぶも、もう既に妖怪は影から影へといなくなっていた。
「…ふ…ふふふ…こんなの…ありえないわよ…人間の方がまだマシじゃないの…」
焦点の合ってない目でぶつぶつぶつぶつ呟きながら
自分の服―切り刻まれて泥水塗れになったのを掴みあげる。
「妖怪の子持ちなんて…誰が相手にしてくれるってのよ…」
自分でも何をやってるか手当たり次第に落ちてるものを拾う。
そういえば男達の死体がないことには気付いていない。
「あははっ…あはハハハはハHAハハハ歯派刃羽葉波!!!!」
狂気と涙に顔を彩りながら高笑いを繰り返し携帯を握り締め
無意識の内にリクオに電話をかけていた―
「…もしもし…カナちゃん?何?」
「アハハハ聞いてよリクオ君私触手の赤ちゃん妊娠しちゃったのおっかしいでしょ!あはははは!!ハアハ!!」
「……触手…カカカカナちゃん!詳しく聞かせてぇぇ!触手…触手ううう!!」
それはまた…別のお話
<終>



2009年01月10日(土) 21:01:53 Modified by ID:1qcLIZH20g




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