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ヨーロッパが原産のきく科シカギク属のハーブで、主にジャーマンカモミール（一年草）とローマンカモミール（多年草）の２種がハーブとして利用されています。
カモミールは、ギリシャ語の「chamaemellon（大地のリンゴ）」が語源であり、リンゴを思わせる優しい香りを持ってるため、ハーブティーとして人気を集めています。
カモミールの花言葉は「苦難に耐えて、苦難の中での力、親交」ですが、その言葉どおり、『病気などの苦しみの中でも力を与えてくれる』ような効能を持つと言われています。
薬効の高いハーブなので、現在での用途は多岐に渡り、ハーブティをはじめ、香水やアロマ、化粧水やハンドクリームなどにも使用されています。

代表的な効能は、以下のとおりです。

• 精神を安定します。

イライラ、興奮、緊張などの気持ちを鎮めて、リラックスさせる効果があります。
カモミールの持つ優しい香りは、子供を落ち着かせるためにも使用できます。

• 肌の炎症を抑えます。

抗炎症作用により、日焼けや肌荒れ、湿疹や傷などにも用いられています。
この効用は、体内外を問わずに役立つと言われています。

• 葉や根は、皮膚炎や粘膜の反応を起こす場合があります。

• ローマンカモミールには、堕胎促進や月経促進作用などがありますので、妊娠中の使用は避けるように言われています。
• カモミールには、傾眠や鎮静作用がありますので、車などを運転する人は注意が必要です。