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作者:Last Note.
イラスト:明菜
出版社:メディアファクトリー MF文庫J

放課後ストライド
無気力クーデター
我楽多イノセンス
十六夜シーイング
不条理ルーレット
絵空事スパイラル
花吹雪リフレクト
革新的ヒロイズム

あらすじ

一宮エルナは中学校時代にニート一直線の生活を送っていた。親や従兄の二宮シグレに説得され高校選びを始めるも、どの学校の制服も可愛くはなく高校選びは難航していた。最終的に行き着いたのはシグレが在籍しているという理由から真っ先に候補から外していた私立ミカグラ学園だった。入学式の日、これからの生活に胸をときめかせていたエルナが見たものは、新入生歓迎会で暴れ狂う先輩たちの姿だった。さらにこの学校には「一か月以内に部活動に入らないと強制的に退学」という校則まで存在し、はたしてエルナはまともな学園生活を送ることが出来るのか。

登場人物

メインキャラクター
一宮エルナ
能力:オモチャの銃、オモチャの銃剣
中学校三年生のゴールデンウィークから学校をサボり始め、ゲーム片手に寝転ぶ生活を続けていたが、親やシグレに説得され高校進学を選んだ。しかし 可愛くない制服を着るぐらいならニートになると宣言したため殆どの高校は断念、結果制服がエロゲに出てくるような可愛い制服で、更に学校のパンフレットのモデルとして写っていた星鎖に惹かれ、私立ミカグラ学園を受験した。シグレとは従兄にあたり、小さい頃からよく遊んでいた。しかし シグレから溺愛されているのが気に食わず、最近ではあまり関わりたくないと思っている。時間にはとてもルーズで、遅刻や寝坊は当たり前、友人からは「エルナと待ち合わせの約束をしたら、その一時間後に待ち合わせ場所に行こう。そうすればピッタリだから」と言われている(入試本番はもちろん、ミカグラ学園の入学式も寝坊している)。高校に入学してから中々入る部活が決まらず(字が汚すぎて読めない、正座が出来ないなど様々な理由から断られている)、そのことを哀れに思った星鎖が仮入部として帰宅部へ招いたが、結局は入部するための条件を達成できず、無所属へ逆戻りとなってしまった。

御神楽星鎖
能力:キリングアート
帰宅部部長兼代表、学園長の孫娘である。ミカグラ学園のパンフレットのモデルも星鎖がやっている。エルナがなかなか部活を決められずにいるのを見て、帰宅部へ仮入部として招いた。

八坂ひみ
能力:ラブリーインク
二年生だが体格は小さく、見た目は中学生に近い。武器として大きな筆を振り回しているが、逆に筆に振り回されている。本人は自分が小さいことを気にしている。時々エルナの妄想の餌食となっている。エルナが初めて対抗戦を行った相手でもある。「ラブリーインク」という技は、筆で書いた文字を具体化することが出来る。

藤白おとね
能力:アンチコンプレックス。
ルーキー戦で優勝を果たした少女。エルナと同じく高校からの受験組で無所属。お嬢様然とした態度で挑発的で小悪魔的な口調。しかしそれは人見知りによるもので緊張すると勝手にキツイ言葉が出てきてしまうとのこと。

ビミィ
ミカグラ学園講師。エルナの専属講師。エルナの面接もビミィが担当した。性別はオス。名前はあるが、複雑すぎて聞き取れなかったためビミィと呼ばれるようになった(顔がとても微妙なことから)。羽の生えた犬だか猫だかよく分からない姿をしている。自分の事をキュートと呼び、語尾に「〜りゅい」とつけて話すのが癖になっている。しかし 声は完全に成人男性そのもの。本作ではいじられキャラで、エルナからは良く毒を吐かれている。本当の姿はピンク色の髪を持つ美青年だが、その姿を学園長にこの姿を借りたいと要求された挙句、代わりに猫のような犬のような姿に変えられてしまった。人間の姿ではよくチューインガムを好んで噛んでいる。

その他登場人物
花袋めいか
書道部所属の1年生。高校からの受験組でありエルナとは同じクラス。入学当初は部活が決まっておらず、エルナと共に寝袋で過ごすことになるかと思われたが、ひみの入部試験にあっさり合格し、免れている。字が綺麗。よくエルナのことを気にかけてくれていてとてもいい子。能力はひみから伝授してもらった「キューティーインク」。

鳴海クルミ
エルナの入試の際に試験監督をした女性。普段からメイドの格好をしている。エルナのクラスの担任でもあり御神楽星鎖のメイドでもある。エルナの第一印象が悪かったためか、彼女に対する態度は教師にあってはならない程ぞんざい。星鎖に対しては優しい。

離宮ルミナ
新聞部代表の2年生。記事の取材などを行っておりエルナも一度取材を受けたことがある。ちなみにミカグラ学園の新聞部は伝統的に仕事の速さに定評があるらしい。

遠石遥架
放送部所属の1年生。アイドル並みの美少女だが、対抗戦の実力は確かであり、ルーキー戦ではエルナを破った。能力は音速の散弾を放つ「サウザンドボイス」。

相良あづみ
吹奏楽部所属の1年生。能力の扱いは非常に優秀だが、対抗戦の相手を見下すような発言が多く、すぐに決着をつけずなぶりバカにすることを楽しむサディスティックな性格。だが、それは対抗戦で楽器を持った際になる。ルーキー戦ではうさ丸を圧倒したが、トンきゅんに敗れた。能力は音圧によって重力を操る「モルト・アクセント」。

用語

私立ミカグラ学園
本作の舞台となっている学校。全寮制で特別なことがない限り帰宅の許可は下りない。文化系の部活しかなく、新しく部を創設する場合も文化系の部しか認められていない(文化系の部のみとなっていたのは理事長の趣味から)。また部活に入るのは強制で、一ヶ月以内にどこかの部活に所属しないと強制的に退学処分となる。ミカグラ学園には中等部もあり、高校のクラスの殆どは持ちあがり組で構成されている。席は特に指定されておらず、自由に座ることが出来る。学校の敷地はかなり広く、あらゆる建物が建っている。学園内での生活の全てを賄うことが出来るように、日用品や衣服はもちろん、映画館やアミューズメントパークのような施設も存在する。生徒には一人ひとりに端末が支給される。端末には学園の地図アプリなど生活に必要なものがインストールされている他に、部活対抗戦で得たポイントが確認できる。ポイントは、日用品や衣服を買う時や部活対抗戦の中継を観る時に必要となる。

代表
部の役職の一つで部長とは別物。対抗戦に出場する、各部活から選出された選手のようなもの。基本的には部長とは別の人間が就くが、シグレのように部長と代表が同じ人間という場合もある。

部活対抗戦
ミカグラ学園特有のシステム。定期的に部活同士の対抗戦を開催し、部活のランク付けを行う制度。各部活の代表が、それぞれの部の特色を生かして争う。対抗戦で使用できる場所は校舎内全て。校舎の外には結界がはられているため出ることが出来ない。プレイヤーの周りにはプレイヤーのライフとなるクリスタルが3つ浮かぶ(女性でも力を入れれば簡単に握りつぶせるほどの強度)。1時間以内に相手のクリスタルを全て破壊するか、相手が降参すれば勝ちとなる。時間切れの場合は引き分けとなるが、殆どの試合は時間切れ前に決着がつくことが多い。対抗戦にはいくつかの種類があり、最も影響力があるのが「中間試戦」と「期末本戦」、それ以外にも学園が指定した組み合わせでの「単発対抗戦」や一年生限定の「ルーキー戦」などがある。それに基づいて各部のランキングが変動し、そのランキングによって寮の部屋割りや食事、その他学園生活における様々な事柄に強く影響を与える。ランキング上位に食い込む強い部に所属していれば、それだけで対抗戦の恩恵を得られるが、部活に所属しないと部屋は廊下の寝袋となり、食事も一日に一食分しか支給されなくなる。学園には至るところにカメラが設置されている。カメラは部活対抗戦で使用し、あらゆる場所から中継される。

ルーキー戦
新入生なら無所属でも無関係に参加が義務付けられているトーナメント戦。その年の一年生の中で現時点で誰が一番有力なのかも分かり、今後のミカグラ学園の勢力図を左右するとも言われている大きな対抗戦のような重大なイベント。

雑記



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