ラークとディアナ 6

初出スレ:初代187〜

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 ディアナと初めて出会ったのは、彼女が三歳、俺が二十四歳の時だった。
 相方と共に始めた「案内屋」の仕事も軌道に乗り、しばらく顔を見せなかった相方が、久しぶりに顔を見せたある日、相方に抱かれ、眠りこけていたのが最初の出会いだ。

 十六歳の時、両親に先立たれ、路頭に迷っていた俺を助けてくれたのが、四つ年上の相方だった。
 当時駆け出しの「案内屋」だった相方は、仕事を手伝う代わりに、俺に住む場所と大学へ行く援助を申し出た。
 元々、俺の両親は政府の調査員で、相方も俺の両親に色々と恩義があったからだと言うが、詳しい事は何も知らない。
 最初は怪しい奴だと思っていたが、相方は笑いながらこう言った。

「今更失うモンもねぇんだろ? だったら、俺を利用するぐらいに考えちゃどうだ」

 あっけらかんとした口ぶりは、裏表のない相方の性格を、よく表していたと思う。
 相方の、仕事でのこき使い方は相当な物だったが、プライベートじゃ至っておおらかで、しょっちゅう、犬やら猫やらを拾ってきては世話をする、そんな男だった。
 俺も犬猫と同じように拾われたのだと思うと可笑しかったが、いつしか俺は、相方に対して素直に恩を感じるようになっていた。

 その相方が、ふらりと居なくなったのが、俺が二十歳の頃。
 一年ほどで戻った相方は、また俺と共に「案内屋」の仕事を再開し、更に三年後、「しばらく留守にする」と言って行方をくらました。
 そして、戻った時に連れていたのが、ディアナだった。
 母親が誰なのかは、俺は知らない。
 ただ、相方は一言、嫁さんが死んだので引き取ったのだと言い、俺もその言葉を信じた。
 書類上では、認知していなかったのか、養子という形でディアナを引き取った相方だったが、ディアナは相方に良く似ていた。
 赤みの強いストロベリーブロンドの髪も、気の強そうな目元も、相方を小さくして女にすれば、双子に見えるぐらいに。


 それから数週間後。
 相方は仕事帰りに事故に遭い、帰らぬ人となった。
 事故の原因が、通り掛った野生の動物の群れに突っ込まれるという、笑い話にもならない原因で、
動物好きの相方にしては何とも情けない最期だった。

 そうして、俺とディアナが遺された。

 一度に両親を失ったディアナだったが、俺は彼女の母親も知らず、相方にも親類と呼べる人間がいなかった。
 探せばディアナに親類も見付かったのだろうが、俺はそうはせず、ディアナと共に暮らすことを選んだ。

 たった数週間とはいえ、相方と三人で暮らした思い出は大きかったし、なにより、俺が相方に受けた恩を返すには、
この方法しかないと思ったからだ。

 それが、十四年と三ヶ月前の話。

 以来、喧嘩みたいなことも何度か経験してきたが、今みたいな状況になったことは一度だってない。
 ディアナのとっておきのプリンを食ったとか、俺の秘蔵の酒を割ったとか、喧嘩の理由はくだらない物ばかりだったし、
ディアナが頭を下げたり、俺がお詫びに好きなものを買ってやったり、
そういったことで仲直り出来る範囲のことばかりだったから。

 だが、今は違う。

 ディアナに何も言わず、連絡も断った状態を続けたのは、明らかに俺が悪いのだが、そうさせたのは
──責任転嫁をするなら、事の発端は間違いなくディアナだ。
 だが、ディアナだけが悪い訳じゃない。それは俺も分かっている。
 敢えて原因を挙げるとするなら、十四年と三ヶ月の間、中途半端な疑似親子という関係を続けていた、
俺達二人が原因。
 だからこそ、この中途半端な関係を、はっきりとさせなきゃいけない。

 また、こんなことが起こるなんてのは嫌だし、何より、相方に顔向け出来ないことが、俺には一番堪える。
 一年と九ヶ月待てば、ディアナは二十歳になるし、それまで騙し騙し付き合うことだって不可能じゃないが、
中途半端な関係と気付いた今、自分を誤魔化すには、一年九ヶ月は長すぎる。



 毛布の固まりは微動だにしない。
 妙に緊張するのは、沈黙が続いたせいだろうか。

 耳の奥が、張り詰めたみたいにわんわんと鳴って、俺はディアナのチップに視線を落とした。

「連れて行かなかったのは、少し、一人になりたかったからだ」

 考える時間が欲しかった。
 そのことに嘘はない。

 思っていたよりも冷静な声で答えられたが、毛布の固まりは相変わらずで、俺の言葉は吸い込まれていく。

「少し、考えなきゃならん事があったから……だから、お前を遠ざけた」
「……」

 決して、ディアナが嫌いだとか、そんな理由じゃない。
 それだけは分かって欲しくて、俺は意識的に息を吸うと、ベッドに視線を戻した。

「一度、ちゃんと考えるべき事だったんだ。……勝手な事をして悪かった」

 もぞり、と、毛布が動く。
 酷く緩慢な動きだったが、毛布の端は持ち上げられ、ディアナの細い指先が見えた。

 少しだけ顔を覗かせたらしいディアナの眼差しを感じる。
 薄暗い部屋じゃ、本当に俺の方を見ているのか確認出来ないが、痛いぐらいに感じる視線は、間違いなく俺に向けられていた。

「……それで」

 たっぷり三回は深呼吸出来る沈黙のあと、ディアナが口を開いた。
 掠れた声に感情の色は見えない。

「……なに……考えてたの」
「俺と、お前の事」

 覚悟を決めたとは言え、不安がなくなった訳じゃない。
 気をしっかりとさせておかないと、何処かに飛んで行ってしまいそうで、腹に力を込めて告げる。
 ディアナは再び沈黙の中に埋もれたが、俺が一歩、ベッドへと歩み寄ると、ビクリと毛布が揺らいだ。

「お前が、俺をどう思ってるか。俺が、お前をどう思ってるか。……このまま一緒に生活を続けるつもりなら、一度、はっきりさせるべきだと思ったんだ」
「……っ」
「俺の答えは決まっている。けどそれは、お前の考え次第だ」

 更に一歩。
 ベッドとの距離は、もう何歩もない。

 いつもなら大したことのない距離が、今は酷く遠く感じる。

 俺の答えは一つ。
 ディアナが俺のことをどう思おうと、彼女が二十歳になるまでは、このまま一緒に生活を続ける。
 彼女を一人前の「案内屋」に育てるまでは、俺は絶対、ディアナを見捨てない。

 全てはディアナの想い次第だ。


「……変だよ、ラーク」
「何が」
「そんなこと……今まで、一回も言ったことなかったじゃない」
「……あぁ。そうだな」

 ディアナの声は震えている。
 怒っているのか、泣いているのか、声だけじゃ判断出来ないが、恐らくはその両方だろう。
 俺だって、伊達に十四年、こいつの親代わりをやってきた訳じゃない。それぐらいは分かる程度には、まだ、冷静さを保っていられる。

「ディアナ」

 持ち上げられた毛布が、再びベッドに落とされる。
 その様子を見つめながら、俺は少しだけ目を伏せた。

「俺は「父親」で良いのか? それとも、俺に「父親以外」の者でいて欲しいのか──どっちだ?」

 我ながら、酷なことを答えさせようとしている。
 けど、これは罰だ。
 俺達の不自然な関係に、気付いていながら今まで目を背けていた報い。
 俺が悩み続けたこの数日も、ディアナが取り残されたことも、全ては、このことが原因だから。

 ディアナは沈黙を守ったまま、答える様子はない。

 もう一歩。
 俺とディアナを阻む物は、薄い毛布が一枚だけ。

 俺がゆっくりとベッドに腰を下ろすと、俺の重みで、ギシとベッドが悲鳴をあげた。
 手にしたチップを枕元に置いて、ディアナの様子を伺うが、微かに呼吸が聞こえるだけで、声は一つもない。
 息を殺し、何かを耐えているようなディアナから伝わる緊張感に、動悸が早くなるのが分かった。

「ラークは」

 沈黙は居心地が悪かった。
 けれど、今更引き返せるはずもなく、ただただディアナの返事を待つ俺の耳にディアナの声が届いたのは、かなりの時間が経過した頃だった。

「ラークは……どうしたいの?」

 当然、訊かれるだろうと思っていた。
 俺は毛布の固まりを見下ろしたまま、少し眉尻を下げた。

「お前が一人前になるまでは、一緒に生活したいと思ってる」

 そう答えた俺に、毛布の中からディアナは口を開いた。

「そうじゃなくて」
「……?」
「それは、パパに約束したからでしょ。パパに借りがあるから、私を一人前にしなきゃ駄目って思ってるだけでしょ」

 意外なことに、ディアナは怒っているようだった。
 思わぬ言葉に、俺は口を閉ざして毛布を見つめる。

 ディアナはもそもそと毛布から顔を出すと、俺を睨み付けた。
 数日ぶりに見るディアナは、少しやつれていたが、その瞳にはしっかりと光が宿っていた。

「それは、ラークが望んでることじゃない。私が訊きたいのは、ラークがどうしたいのかってことよ。
パパは関係ない」
「……」

 きっぱりと否定され言葉を失う。

 確かに、俺がディアナと暮らそうと決めたのは、相方がいたからだ。
 相方に恩を感じているから、ディアナを一人前にしたいと思う。
 それは、裏を返せば、相方がいなければ思わなかったかも知れないということ。

 改めてそのことを突き付けられて、初めて気付いた俺は、ディアナの眼差しを避けるようにして
目を伏せた。

 相方がいなければ、ディアナと出会う事もなかったというのに。

 俺は、どうしたいんだろう。

 冷静さを取り繕うことも出来ず、俺は必死になって考える。
 この数日、悩み続けていた以上に、突き付けられた問いは難問で、重要な事なのは分かったし、
それだけに、不用意に答えられない。
 唇を噛み締め頭を垂れた俺の耳に、追い討ちをかけるようなディアナの言葉が届いた。

「私は、ラークと一緒に居たい。ラークが望むなら、親子でも構わない。今までそうだったみたいに、
ラークをお父さんだと思うから……だから、ずっとラークの傍に居たい」

 怒っているような口ぶりだったが、きっぱりと言い切ったディアナの声は、しっかりとしていて冷静だった。

 なんてこった。

 今更、ディアナが俺を「父親」として見ていなかったことに、驚きはしなかった。
 それ以上に、ディアナが自分の気持ちをはっきりさせていることに動揺を隠せないでいた。

 相方も何も関係ない。
 ただ「ディアナ」が、そうしたいと望んでいる。

「俺は……」

 ディアナは真っ直ぐに俺を見据えている。
 茶色の瞳は、いつもそうであったように、俺を写し出している。

「ラークが嫌なら、諦める。今すぐここを引き払うから。でも……そうじゃないなら、傍にいることを許して欲しい」

 もしも。もしもディアナがいなくなったら。

 そんなこと、今まで考えもしなかった。
 こいつは俺の傍に居るのが当たり前で、例え「独り暮らしをする」ってのがディアナの口癖であっても、
本当に俺の傍からいなくなるなんて、考えたこともなかった。

「俺は……」

 声が震える。
 何か喉に栓でもされたみたいに、声を出すのが難しい。

 膝の上で拳を握り締め、俺は必死になって声を絞り出した。

「──俺も……っ」

 時間の感覚は既にない。
 長いような短いような逡巡のあと、俺が出した結論は、自分でも思いもよらない答えだった。

 ディアナが俺の傍を離れることはない。
 それが当たり前のことならば、それは俺にも言えること。
 ディアナが俺の傍を離れないように、俺もディアナの傍を離れない。
 今までずっと、そうして来たんだ。これから先だって、そうなんだと、当然のように考えていた。
 それが当たり前のことなら、どうしてディアナを拒否する必要がある。

 偽物の親子だろうが、関係ない。俺はずっと、「ディアナ」に支えられていたんだ。

「俺も、お前の傍に居たいよ。……お前がどう想おうと、傍に居たい」

 血を吐くような想いで告げた言葉は、薄暗い室内に、やけに大きく響いた。

 傍に蹲っていたディアナの緊張が緩んだのが気配で分かる。
 ゆっくりと視線を戻すと、ディアナは酷く疲れているようにも見えたが、その表情は穏やかで、
笑みが溢れていた。

「ラーク……」

 唇が微かに動き、俺の名前を紡ぎ出す。

 今まで見たこともないような、心底安心したような表情に、俺は突き動かされるままに、ディアナを抱き寄せた。

「……すまん」
「なんで謝るの……ラークが悪い訳じゃないよ」
「……いや」

 そう言ってくれるのは嬉しいが、俺の心に浮かぶのは、後悔の念が殆んどだ。

 ディアナに言われなきゃ、俺はずっと、彼女を「相方の娘」としてしか、見ていなかったに違いない。
 俺達の関係が中途半端だった訳じゃない。
 俺がそうさせていたことに、気付かせてくれたディアナに、酷く申し訳ない。

 俺が望むのは「相方の娘」じゃない。ディアナ自身なんだと、ここに来てようやく気付いた。
 そして、毛布越しに感じるディアナの体温に、心の底から安心して、抱く腕に力を込めた。

「ちょ、苦しいってラーク!」
「うっせぇ。ちょっとぐらい安心させろ」
「何よソレ。人の気も知らないで」

 もごもごと蠢くディアナの言葉に、自分勝手な言葉を返しながらも、少しだけ力を緩めてやる。
 ディアナは恨めしそうに俺の腕の中で顔を上げ、ぶぅっと頬を膨らませた。

「ほんとに心配したんだからね! 全然連絡も寄越さないし、チップだって電源切りっぱなしで」
「だから、悪かったって」
「バカ」
「バカたぁなんだ、バカたぁ」
「バカバカバカ。くだんないことで悩みすぎだよ。そんな理由で連絡寄越さなかったなんて、
絶対許さない!」

 いつもの調子を取り戻したように、ディアナの口はよく動く。
 それが本心なのかどうか、俺にはよく分からなかったが、ディアナは毛布からするりと腕を伸ばすと、
俺の背中に腕を回して、胸許に頭を擦り付けた。

「バカ。……ほんと、バカ」

 甘えるように目を閉じたディアナの手が、俺のシャツを握り締める。
 二日前にライン渓谷を出て以来、風呂にも入ってないというのに、ディアナは気にする様子もなく、
力を込めて俺にしがみついた。

 そんなディアナが無性に愛しい。
 毛布の上から、子どもをあやすように背中をぽんぽんと叩いてやりながら、俺もディアナを抱き直した。

「なぁ」
「なに」
「煙草臭いか?」
「……少しだけ」

 そんなはずはない。
 なんせ、今ランドカーゴに乗れば、慣れた俺でさえ染み付いた臭いに眉を顰めるぐらい、
煙草の本数が増えたんだ。少しの訳がない。

 だがディアナは、俺の胸許に顔を押し付けたまま、小さな声で呟いた。

「ラークの匂いがする」

 …………。

 ちょっと待て。いや、待たなくても構わないんだが。

 今の一言は……やっぱアレか。
 こないだの、ブレンダの香水の件が、ディアナの意識に擦り込まれてるってことか。

 思わずディアナをあやす手が止まる。
 少し不思議そうに俺を見上げたディアナの視線と、俺の視線が交わった。

「……お前、本気なんだな」
「何が」
「本気で、俺を父親って思ってなかったんだな」
「……っ!」

 失言に気付いたか、ディアナの目が大きく見開かれる。
 慌てて俺の傍から離れようとするディアナだが、そうはさせまいと、俺はディアナを抱き直した。

「気にすんな。それはそれで嬉しいから」
「や、あの、ラーク!?」
「そりゃあ、散々悩みもしたけどよ。今となっちゃ、馬鹿馬鹿しいわな」
「何が!? て言うか、ごめん、今のなかったことに──」
「俺もちゃんと好きだわ。だから、離せねぇ」

 ぴた、と、ディアナの動きが止まる。

 考えてみれば、さっきまでの遣り取りは、互いに「どうしたいか」であって「どう想ってるか」は
問題になっちゃいなかった。
 ディアナの気持ちは分かったが、俺はディアナには告げていない。
 別に、わざわざ言う必要もないんだろうが、これが原因で、また面倒な事にはなりたくない。
 どうせなら、一回で済ませた方が良いだろう。

「な、何言って──」
「俺も父親は嫌だっつってんだよ。好きでもない女を傍に置いておけるほど、生活も心も余裕はねぇ」

 さっき自覚したばかりってのが情けないが、そんなことはおくびにも出さず、わざと軽い口調で続ける。
 ディアナは俺の腕の中で硬直したまま、身動きもしない。

 嗚呼、可愛いトコあんじゃねぇかよ、こいつ。

 馬鹿な事を考えながら少し体を離すと、ディアナの顔を覗き込む。

「意外か?」
「……凄く」

 コクリと存外素直に頷いたディアナの顔は、真っ赤に染まっている。
 恥ずかしいのと驚きと、それから数限りない動揺が露になった顔は、ついぞ見た事のない表情だ。


「嘘じゃないよね」
「今更疑うかよ」
「や、だって、今まで全然、そんな素振りなんてなかったし!」

 そりゃそうだ。俺だって、ついさっき自覚したばかりなんだから。
 だが、素直に告げるのは癪に触る。

 いまだ、もにょもにょと文句とも言い訳ともつかぬ言葉を漏らすディアナの頬を両手で挟む。
 途端、口を閉ざしたディアナは、怯えたように俺を見上げた。

「ラ、ラーク……?」
「んな顔すんなよ。キス出来ねぇだろ」
「キ……っ!?」

 俺は何回こいつを驚かせることになるんだろう。

 目を丸くするディアナを見つめ、そんな事を考えながら唇を重ねる。
 これ以上ないほどに目を見開いたディアナが息を飲んだのが分かるが、やがて、ゆっくりとディアナの目が閉じられる。
 それを確認して俺も目を閉じると、力の抜けていたディアナの手が、再び俺のシャツを握り締めた。

 重ねた唇は柔らかい。
 俺は少し唇を離すと、今まで遠ざけていた距離を埋めるように、今度は深くディアナに口付けた。

 角度を変え、何度も何度も口付ける。
 心拍数が跳ね上がり、耳の後ろに心臓が移動したみたいに、ドクドクと血の流れる音が聞こえる。

 唇を唇で挟み、吸い上げ、舌を這わせる。
 俺が何か一つ動く度に、ディアナの体が震え、それが興奮を呼び起こす。
 全身の血が身体中を駆け巡り、下半身に熱が篭る。

 今まで何度か女を抱いた事はあるが、これほど夢中になったことは他にない。
 それほどまでに、ディアナの唇は甘く、まるで初めての餓鬼のように、俺は無心でディアナに口付けた。





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2007年09月23日(日) 10:46:19 Modified by toshinosa_moe




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