【定義】
1人や半人という数の問題ではなく、極めて少数希少の人のことであり、得難い人物のことである。
なお、得難い人材を育てることを、「一個半箇の接得」というが、それは道元禅師が天童如浄禅師から教示されたともいう。
最古の伝記である『伝光録』や『三祖行業記』などには見えないが、『建撕記』には以上の教示が残されている。
1人や半人という数の問題ではなく、極めて少数希少の人のことであり、得難い人物のことである。
しかあればすなはち参学の一箇半箇、かならず仏経を伝持して仏子なるべし。いたづらに外道の邪見をまなぶことなかれ。 『正法眼蔵』「仏経」巻
なお、得難い人材を育てることを、「一個半箇の接得」というが、それは道元禅師が天童如浄禅師から教示されたともいう。
城邑聚落に住すること莫れ、国王大臣に近づくこと莫れ、只だ深山幽谷に居して、一箇半箇を接得して、吾が宗をして断絶せしむること勿れ、云云。 『建撕記』
最古の伝記である『伝光録』や『三祖行業記』などには見えないが、『建撕記』には以上の教示が残されている。
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