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【定義】

自らに具わる清浄本然なる仏法を信じていれば、自然に、いつの間にか仏法を明らかにするという発想をする者のこと、自然外道撥無因果の見解であり、外道であるとされる。本来は、修行し、参師問法功夫坐禅するという一々のありようが重要である。
時節若至の道を、古今のやから往往におもはく、仏性の現前する時節の向後にあらんずるをまつなりとおもへり。かくのごとく修行しゆくところに、自然に仏性現前の時節にあふ。時節いたらざれば、参師問法するにも、弁道功夫するにも、現前せずといふ。恁麼見取して、いたづらに紅塵にかへり、むなしく雲漢をまぼる。かくのごとくのたぐひ、おそらくは天然外道の流類なり。 『正法眼蔵』「仏性」巻

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