C&A広辞苑、C&A喜怒哀楽、C&A百科、ひとことQ(CHAGE and ASKAオフィシャルファンクラブ会報「TUG OF C&A」より)

ローソク【キャンドルともいう】

「ローソクの光って、なんかいいんだよなー。ゆらゆら揺れて、ずっと見ていて飽きないんだよね」と、いきなりチャゲがウットリしだした。「ローソクと言えばクリスマス…。真っ暗な部屋に数本のローソクの明かり。はかないけれど暖かで、人の心をなごませてくれるよね」宙を見つめ、チャゲは尚も続ける。瞳はキラキラと輝いている。「コンサートでお客さん全員にローソクを持たせてさ、『世界にMerry X'mas』を歌うんだ。きれいだと思うよー」チャゲはいつのまにかアルバム『GUYS』の『世界に〜』を小さく口ずさんでいた。でも、突然チャゲの顔が曇った。「…日本は消防法があって絶対無理なことだったね。ああ…残念だな」そう言ってチャゲはためいきと一緒に煙草の煙を大きく吐き出した。窓の外に見えるのは家々の団欒の明かり。ここロンドンではクリスマスの日、あちこちの家の窓からローソクの光がもれてくるんだろうな。うん、クリスマスの日はロンドンにくるといい。心おきなくローソクの光を浴びてみたらいい…。それにしても、チャゲがこんなにもローソクを愛していたなんて、なんで今まで気づかなかったんだろう…。
「ところでさ、ローソクの蝋を手の平に垂らして、がまん大会なんてしなかった? おれ、子供の頃よくやったよ。女のコ相手にやって火傷させたりしてさ。うひゃひゃひゃ」
ああそうだね、チャゲはきっとやっただろうね。せっかくのいいムードをぶっこわしてくれてどうもありがとうよ!(あくまでも子供の頃の無邪気な遊びであって、今、チャゲにはそういう趣味はございません)

ローマ字入力【ワープロ、パソコンなどOA機器の入力法】

仕事で普段からワープロを活用しているチャゲと飛鳥。デビューして間もない頃からすでに手に入れ、作詞の仕上げに使っていたものである。二人ともひらがな入力で使用していたが、五十音の位置を覚えるのがもどかしい。少しでも時間を短縮したくて、とっととローマ字入力に切り換えたのが飛鳥だった。五十音と比べると、アルファベットはたったの26文字。母音と子音のふたつを押さなければいけない手間はあるものの、断然早い。以来飛鳥はローマ字入力を押し通している。一方、チャゲは誰がなんと言っても、始めに覚えたかな入力を死守し続けてきた。五十文字をていねいに拾って、ワープロを起動させてきたのである。ところが、NEC98ノート型パソコンの入手を機に彼は変身した。これまでのかな入力を捨て、ようやくローマ字入力に立ち上がったのである。98のコーチはスタッフの波根(先月号の『CHAGEは見た』参照)。ロンドン滞在中に暇さえあれば98ソフトの一太郎でローマ字入力を練習。1ヵ月でモノにしてしまった。自分の詞だけじゃなく、レコーディングスケジュール、レコーディングメンバーの住所表などまでローマ字入力で作成。もう、完璧なのである。さらにチャゲは憧れのブラインドタッチを目指し、日夜努力を重ねている。
余談を一発。チャゲが中学時代のこと。友人がアメリカ人と文通を始めた。初めてアメリカから手紙が届くと、その友人は舞い上がっちゃって、返事をローマ字で書いたという。なんておバカな友人だこと。

ロケバス【ロケ中の移動車】

9月後半はロンドンでビデオ撮影、スチール撮影が行われていた。市内で、郊外でとロンドン中を飛び回っていたのだが、このロケに欠かせなかったのがロケバス。今回使用されたのがキャンピングカーを改造したような豪華なロケバスで、衣装を下げるラックありーの、アイロン台ありーの、鏡台ありーので楽屋がそのまま車になったような便利車だった。撮影は待ち時間も多く、二人はこのロケバスの中で休憩をとっていた。休憩中、MIYOKOがロンドンのヘアメークにわけもなく叩かれ、大笑いしてC&Aが止めるというアクシデントもあったりして、二人にとって思いで深い場所となっている。

ロシニョール【スキーの有名メーカー】

中学のときに九州から北海道に転校した宮崎少年。転校して真先に興味をもったのがスキーだった。当時、スキーの板はグラスファイバー製が全盛で、通称グラスを持っているスキーヤーがトレンディだったりしていた。中でも脚光を浴びていたのがロシニョール。宮崎少年も「大人になったら絶対ロシニョール」という言葉を胸に大きくなったのであった。そしてデビューしてすぐに購入。以来、板はロシニョール以外使ったことはない。また、スキー大好き宮崎としては、靴はサロモン、ビンディングはネバダ、板はロシニョールと断言してみせ、かなりのこだわりを示したりしている。

ロック【ビートの効いた激しい音楽】

デビュー前、C&Aはフォークバンドだったが、デビュー後すぐにフォークロックと呼ばれ、そのあとはフォーク演歌なんていう呼び名もついちゃったりして、本人の意志とは関係なくいろんな呼ばれ方をしていた。未だにC&Aはロックなのか、ニューミュージックなのか、フォークなのか、本人自信もわかっていなかったりする。
「まぁ、ひとえにフィーリングのことをいうのでしょうが、もしフィーリングがロックというのであるなら、それはそれで正解なのかもしれません」(ASKA)

ロッテ歌のアルバム【昔の歌番組の王道】

柴田君、宮崎君が子供の頃は、歌番組がたくさんありました。『ヒットパレード』『シャボン玉ホリデー』『プラチナゴールデンショー』などなど。そしてなんと言っても忘れられないのが、日曜のお昼の『ロッテ歌のアルバム』。司会の玉置宏の「1週間の御無沙汰でした。司会の玉置宏です」という言葉が流行語にもなり、当時の芸人が司会のマネ事をするときは、誰もが必ず言っていました。
『ロッテ歌のアルバム』。二人の中で、今でも心に残っている番組のひとつです。

六本木【東京を代表する夜の繁華街】

C&Aはときたま六本木に出没する。といっても、芸能人が遊ぶ華やかなイメージには程遠く、あまり店を知らない二人が、店の名前で集まれる場所が六本木にしかないから、自然に六本木、ということになるだけのことである。特に飛鳥の場合は、飲みに行くというより食いに走ることが主で、お気に入りの焼肉屋さんで友達とワイワイやって喜んでいることが多い。かわいいもんである。

炉端焼き【ツアー中に欠かせない夜のお食事処】

コンサートが終わると「打ち上げはどこですか?」などとファンの方から聞かれるけれど、毎晩打ち上げをするわけもなく、コンサート終了後は食事をとるだけのことが多い。困るのが食事をする場所。コンサートが終わるのが9時半として、ホテルに戻ってなんやかやしていると、あっという間に11時。店なんてどこも閉まる時間だから、どうしても夜遅くまで開いている炉端焼きのお店に限定されてしまう。でも、この炉端焼きは利点もある。バンドを含み、大勢でひとつのテーブルを囲めるから、その日の反省会がしやすいのだ。来年から始まるツアーでも、また彼らは各地の炉端焼きにお世話になることだろう。

ロボット【幼少時代の憧れ】

柴田少年、宮崎少年が憧れを抱いていたのがロボット。鉄人28号、ジャイアントロボ、鉄腕アトムなどなど、気はやさしくて力持ちのこれら正義の味方たちにぞっこんだった。当時は架空のものだったロボットも、現在は研究が進んで、鉄人28号みたいなすごいロボットがすぐに発表されそうな勢い。飛鳥はマンガが現実になっていることに、いたく興味を抱いている。
チャゲも科学の発展に興味津々。パーマンの光男君がパーマンになるとき、代わりに光男君になってくれたあのダミーロボットを早く開発してくれないかなーなどと真剣に考えている。もしも完成したら絶対手に入れて、ダミーロボットに仕事をさせて、自分は温泉かなんかでのんびりしようって魂胆らしいけど、んなものチャゲがじじーになっても完成されるわけがない。残念でした。

ロミオとジュリエット【シェークスピアの悲劇のロマンス】

あまりにも有名なこのお話。ポピュラーすぎて、いつの間にか映画かなんかを見た気になっていたのが飛鳥。ところがよく考えてみると、実際お芝居も映画も見たことはなく、知った気になっていただけだった。そこで一昨年、宝塚の『ロミオとジュリエット』を観賞。初めてストーリーを知った飛鳥だった。こういうことは、きっと他にもあると思うので、曖昧な記憶は追求しなくちゃいけないと実感したらしい。

ロンドン【C&Aにとっては仕事をする土地】

C&Aの音楽生活において、今のところ切り離せないのがロンドン。いろんな雑音をシャットアウトして、ゆっくりレコーディングができるので、二人にとっては音作りに欠かせない土地となっている。

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