C&A広辞苑、C&A喜怒哀楽、C&A百科、ひとことQ(CHAGE and ASKAオフィシャルファンクラブ会報「TUG OF C&A」より)

輪【輪といえば?】

輪といえば、水に小石を投げて水面に広がる輪がある。これをヒントに、昔、ASKAは『ripple ring』という詩を書いた。発音は「リプルリング」である。しかし、耳慣れない単語のため「リップルリング」と言ってしまうCHAGE。何度注意してもそれは変わらず、ASKAはなかばあきらめている。ちなみにCHAGEは輪というと、「♪わっ、わっ、わーがみっつ、みっつ〜わ〜石鹸」という懐かしいCMソングを思いだし、人の迷惑を考えず大声でループしていた。

わきが甘い【ギャグも然り】

詰めが甘いとが手ぬるいとか、そういった意味あいの言葉だが、ASKAはこの言葉を聞いて、きっとCHAGEはステージ上で、「わきがくさい」とかそういったギャグで切り返してくるだろうと予測。案の定、CHAGEに「わきが甘い」とふってみれば、「なに? わきがくさい?」と答えて周囲を爆笑させた。その後、CHAGEは「こんな簡単にネタが割れるようじゃ、もうステージに立てない」と言って、ひとり合宿に入ろうかなと遠くを見つめるのであった。

和久井映見【彼らのアイドルブーム】

ちょっと前までのふたりのアイドルはご存じの通り和久井映見ちゃん。CM、ドラマを見てはめろめろになっていたふたりだが、いままた、新しいアイドルを見つけてしまった。それは高島礼子さんだ。色っぽいあの日本酒のCMにめろっときてしまっている。新しいアイドル誕生にうきうきしながら、いつか一緒にお酒なんか飲みたいなあなんてドリーム入ったりして。ちなみにCHAGEは鈴木紗理奈さんのずばっとした大阪弁にも、わりとめろっときているらしい。

鷲【くるくる回る】

昔、宮崎少年の家の近所に鷲を飼っている家があった。子供にとって鷲は憧れの鳥。毎日近所でカエルやミミズをせっせと捕まえては憧れの鷲に餌をあげに行っていたという。飼い主にしてみれば、子供たちが勝手に餌をあげてくれるので、「ラッキー」ってなものだっただろう。目の前でカエルの首を鋭いくちばしで引きちぎる鷲の姿を見ては、「鷲はすごいなあ」と友達と騒いでいた宮崎少年だったが、いま、よくよく考えてみると、普通の家の人が野生の鷲を飼えるはずもなく、どう考えてもおかしいと思い始めた。もしやあれは『トンビ』だったのではないか。僕らは完全にだまされていたのではないか。空に離したとき、くるくる回りながら飛んでいたその鳥を思い、ASKAは少し笑ってみたりするのだった。

忘れ物【か否かの判断基準】

昔、CHAGEはホテルの部屋で読み捨ててきた漫画を忘れ物と勘違いされ、事務所に送り返されたことがあった。しかもご丁寧に丸字で「CHAGEさんへ」というメッセージつきで。「おれは忘れたんじゃなく、捨てたんだよ!」と今でも怒っているCHAGE。こんなことはよくあることで、毎回ツアー中はホテルのキーパーさんと飲みかけのビールを捨てるか、捨てないかで戦いをしている。「おれは捨てて欲しくて飲みかけのビールをテーブルに置いておくんだけど、キーパーさんは飲みかけでまだ飲むと思って、わざわざコースターで蓋して残していくんだよ。おれも意地になってるから帰る頃にはテーブルに飲みかけの缶が5〜6本は乗ってる」。だったら自分でかたせばいいのに。ツアーがある以上、CHAGE対キーパーさんの意味のない戦いは続くのであった。

渡辺プロダクション【業界憧れの場所】

彼らが子供の頃のアイドル全盛期時代には、絶大なる力を持っていた渡辺プロダクション。(通称ナベプロ)。当時、ナベプロといえば、クレイジーキャッツ、ザ・タイガース、アグネス・チャンと、芸能人の宝庫と言われ、業界憧れの的になっていた。芸能界ではナベプロの率いる時代を第一芸能界時代、ホリプロ、田辺エージェンシーが加わる時代を、第二次芸能界時代と言い、第三次になるとバーニングなどの事務所が並ぶ。現在は第4次ブームと言われ、安室奈美恵、SPEEDのいるライジング・プロなどがその中に入っているのだと、ライジング・プロの社長は熱くASKAに語ったらしい。なぜライジング・プロの社長とASKAは会ったのか? という疑問はおいといて、ASKAはその話になるほどと思いつつ、ところでリアルキャストはどこに入るんだろう?と小さく首を傾げたのであった。

笑い【じつは好きなんです】

普段から、スタッフやまわりの人たちを笑いの渦に包んでくれているCHAGE。笑わせることももちろん大好きなのだが、じつは笑わせるよりも、笑うほうがずっと好きなのである。だが、いかんせん自分の笑いのレベルを越えてくるスタッフがなかなか出現しないため、いまの位置に甘んじているのであった。でも、スタッフサイドから言わせてもらえば、CHAGEのギャグを越えた場合、逆に嫉妬されるので越えるのもなんなんである。とはいえ、かぶりものまで登場した日には、アーティストにあそこまでさせてしまってはイカン! と、スタッフもやっと本腰をいれる気配を見せている。スタッフのギャグにCHAGEが大笑いする日は、そんなに遠いことではないだろう。

ワンダーフォーゲル部【秘密の部屋】

その昔、彼らが通っていた大学にはワンダーフォーゲル部があった。ご存じの通り、山登りを楽しむクラブであるが、そのころ音楽部に所属していたCHAGEは、音楽部の部室よりワンダーフォーゲル部の部室によくたむろしていたという。それを横目に見た、まだ音楽部に入っていない1年生の宮崎君は、どっちがなに部なのかわからない日々を過ごしていた。なぜ、あんなにCHAGEはワンゲル部の部室に入り浸っていたのか? なにかあやしいことをこっそりやっていたのではないか? 未だに謎が深まるASKAだった。実は、CHAGEはもともとワンダーフォーゲル部に入るつもりでいたらしい。理由は簡単、いままでに聞いたことも見たこともない『ワンゲル部』という言葉に惹かれたのだ。友人と一緒にいざ入部しようと部室棟に出向いたところ、音楽部からギターの音が…。その音色に惹かれ、友人がワンゲル部のドアをノックするのと同時に、CHAGEは当初の予定ではなかった音楽部のドアをたたいていたのだった。以後、そのドタキャンしたワンゲル部に、友人を訪ねるためCHAGEは遊びに行くことが多くなったのである。けしてあやしいことをしていたのではないのだ。

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