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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「皆の衆ポンにちは&ポンばんわ、儂こそが香川から来た化け狸の総大将、太三郎狸じゃ!」
「ほれ、うどん食えうどん! たぬきうどんじゃぞ!」
「可愛いおなごが一杯じゃの〜! ぬほほ! 女子同志仲良くしようぞ! や、依代は女子だからね! 実質女子じゃからね儂も!」

基本情報

【元ネタ】太三郎狸伝説
【CLASS】プリテンダー
【真名】太三郎狸
【性別】女性
【身長・体重】162cm・54kg
【容姿】笠、徳利、通い帳などを身に着けた和服の女性 再臨に従い衣装も現代風になって行き、持ち物もタンブラーやタブレット等に変わって行く 各段階で髪型はガラリと変わる
【属性】中立・善、地
【ステータス】筋力D+ 耐久E+ 敏捷C+ 魔力B+ 幸運A+ 宝具C

【クラス別スキル】

陣地作成(幻術):A

通常の陣地作成能力は低いが、幻術を展開する舞台として適した陣地を作成する。

道具作成(変化):A

変化スキルによって疑似的に魔力を帯びた器具を作成する。

【保有スキル】

神性:D++

太三郎狸は四国八十八箇所が一つ、屋島寺において蓑山大明神として信仰を受けている。
ローカルでマイナーな神格であるため素のランクは低いが、サーヴァントとしての振る舞いによって神格を底上げ可能な性質を持つ。

変化:A+

文字通り「変身」する。「狐七化け、狸八化け」と称される狸の中でも。太三郎狸の変化の腕は日本一とされる。
肉体が替わって本来よりランクが低下しているのだが、それでもなお日本化生の最上位クラス。

幻術:C+

人を惑わす魔術。精神への介入、現実世界への虚像投影などを指す。舞台さえ整えれば、一つの戦場を覆うほどの効果範囲を持つ。
反面、テクスチャを騙して幻と現実を入れ替えるほどの強力な性能を発揮できるのは、後述の宝具を発動した時のみ。

狸総大将:E

「カリスマ」の亜種スキル。狸や鳥獣の類に効果が高く、また子分の狸が戦闘を助けてくれる。…が、ランクが最低限まで低下している。
「人望ばっかりは借り物ではなく、自分で身に付けねば行けないという事かの〜? あ〜あ、ちっちゃなおなごをあれやこれや教育するスキルをくれれば良かったのに…」

八相縁起:A

商売繁盛の象徴として、信楽焼の狸が備える八つの特徴(縁起物)。プリテンダーはこれを余さず備えている。
屋島寺において商売の神としても崇められる簑山大明神の元には狸の置物が多数納められており、その縁で、これらの特徴を体現することは神としての在り方を体現することに通じる。これにより神格を底上げし、「黄金律」や「千里眼」のような効果を発揮する。
ちなみに八相の内一つでも欠けてしまえば効果が停止する(耐えられないほどの悲しみで笑顔が曇る、等)。
「笑顔は元より十八番じゃから良いんじゃけど、明らかに生前よりお腹がプニってるのだけは困るのう…。悪いことばかりではないけどの」

【宝具】

狸八化け・錣引たぬきはちばけ・しころびき

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
プリテンダー最強の「変化」。
平景清と美尾屋十郎廣徳の一騎打ちにおいて、逃げる美尾屋十郎の兜の錣を景清が熊手で引っかけ引き千切った逸話を由来とする。
景清の腕の強さと美尾屋十郎の首の強さを共に称賛する逸話であると言う。
一瞬のみ膂力と防御力、更に動作精密性を最大限まで増強する、シンプルな身体強化宝具。そのパワーは片手の指の力のみで鉄板を引き千切るほど。
「儂の宝具の内これだけが義経テーマじゃないのじゃが、まさか景清があのような…ドスケベボディのサーヴァントになるとはの…!」

雪の庭・弓流しゆきのにわ・ゆみながし

ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:8〜88 最大捕捉:300人
プリテンダー最大の「幻術」。
屋島の戦いにおいて義経が弓を海に落とした時に、部下の制止にも関わらず命がけで弓を拾った逸話を由来とする。
義経は「弓が惜しいから拾ったわけではない、源氏の大将の弓が弱々しいものだと敵に知られれば悔しいから命を懸けて拾ったのだ」と語ったと言う。
自陣を幻影化することで敵の遠距離攻撃を回避する。ゲーム的に例えるなら、共通の座標系の上に存在するオブジェクトではなく単なる背景動画に変えてしまうようなもの。
同格の因果干渉能力が無い限り、攻撃は「外れる」のでも「すり抜ける」のでもなく、どれほどの飛距離や範囲や次元干渉能力を持ってしても「届かない」。
距離を詰めようとしても同様に辿り着くことは出来ない。
弱点としては、敵陣と自陣が既に接近し過ぎていると発動不可能になること。また当然ながら、発動中は自分達からも全く同様に攻撃が出来ない。
「ところで弓流しの逸話って、義経が格好良いエピソードという扱いで本当に良いのかのう…? むしろ太三郎は揶揄するつもりで演じていたんじゃないかの? …じゃなくて、儂はそのつもりでやってたんじゃけどな〜?」

源平狸合戦・八相跳げんぺいたぬきがっせん・はっそうとび

ランク:C+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
変化と幻術による「八艘飛び」の再現…と本人は主張しているもの。
分身を伴うほどの身体の超加速。
実態は、分身して見えるほどの超高速で移動する…のではなく、分身の出現・消去を秒未満単位の超高速で繰り返すことによる「パラパラ漫画」式の超高速動作。
理屈上は本人のイメージが追い付く限り無限の俊敏性を得られる。ただし「残像」が消えるまでの僅かなタイムラグ分は同時に複数の分身を展開する必要があり、魔力の負担が嵩む。
「コマ」の間を粗くしすぎると破綻するため、高速動作するほど負担は増す。ただし、意図的に途中のコマを飛ばすことで敵の攻撃を回避するテクは存在する。また直接「次の動作をしている分身」を生成するため、実質的に地形などの悪影響を無視して自在に行動できる。
「猿(ましら)よりも素早く、狸よりも変幻自在、それは誰より儂のこと。脚色してこそ流離譚――『源平狸合戦・八相跳』!」

【Weapon】

『双刀』

主に第三宝具使用時に活用する武器。第一再臨においては「同田貫」を模している(ダジャレ)が、再臨が進むと巨大な鋏を分離したような武器になる。

『八相縁起』

変化の"タネ"として様々に活用される。尻尾は鈍器に、笠は盾に、通い帳のページは刃となって宙を飛び、徳利の中からは兵士(に化けた子分の狸)が飛び出す。

【解説】

太三郎狸。香川県屋島に伝わる化け狸であり、日本三名狸の一匹。「屋島の禿狸」は子分であるともと同一狸であるともされる。四国の狸の総大将であり、その変化の腕は日本一と称される。
先祖はかつて平重盛に助けられた恩義で平家を守護した狸であり、平家滅亡後に屋島に移り住んだという。年に一度、かつて自分が目撃した源平合戦の幻を子分の狸に見せていたと言われる。
屋島寺住職には凶事が近づくたびに警告を知らせる、代替わりするたびに源平合戦の幻を演じるなど縁深く、やがて屋島寺の守護神として「蓑山大明神」の名で信仰されるようになったという。
道に迷った鑑真や空海を老人に化けて案内し、またそれを切っ掛けに教育の大切さを感じ、若い狸に教育を施す場を屋島に設けたとも言われる。
猟師に撃たれて死亡した後も、江戸時代には阿波(徳島)の髪結いの女性に衝き、予言や憑き物落としを行ったという。
更に江戸時代末期には狸同士の戦争・阿波狸合戦を収束させたという。
明治時代、日露戦争においては子分と共に兵士として満州へ出征して、小豆の粒を兵士に変えて戦ったという。
…と、(時系列的な整合性が怪しい)逸話が多くある。

自称・太三郎狸の女性。老人口調で話し、化け狸らしく卓越した変化や幻術を使う。
性格は快活だが胡乱であり、やたらと他人にうどんを勧める(特にたぬきうどん)、女性に対して流れるようにセクハラ染みた発言をする、など奇行が目立つ。その様は狸らしく「胡散臭い」と形容できなくもないが、むしろ「わざとらしい」と言った方がしっくり来る。

プリテンダー・太三郎狸その正体は、伝承において太三郎狸が憑依した髪結いの女性。髪結いの肉体と人格に、太三郎狸の能力を継承した存在である。つまりその言動は100%髪結いのもの。
その現界形式は大黒天や疑似サーヴァント・安曇磯良などに類似する。即ち、霊格の高い神霊が問題無くサーヴァントとして現界可能なアプローチを踏襲したもの。太三郎狸本体の神格はそれほど高くは無いが、それを高位の神霊クラスまで高める展望を視野に入れた在り方なのである。

太三郎狸は香川出身であるが、髪結いは徳島出身であるためその言動は残念な解像度(たぬきうどんは香川ではメジャーではない。というか香川には「たぬきうどん」というメニューは実質的に存在しない)。そもそも本人としても体裁として(霊基の十全な意地のため)演じているだけという意識なので、ロールプレイは徹底しておらず、本気で自分を太三郎狸と偽ろうとはしていない。むしろ真に受けられると戸惑う。

「騙し合い」「化かし合い」は基本的に不得手。これは別に本人ではないから、あるいはやる気が無いから…という理由ではなく、そもそも本来の太三郎狸からして化かし合いが不得手であるため。継承させて貰えるようなスキルが元々無いのである。太三郎は化け狸としては珍しく悪戯の逸話が無く、むしろ他の狸や人間に騙される逸話の方が多い。

もちろんのこと、女好きのような言動も髪結いのもの(太三郎狸は愛妻家としての伝承が残っている。本人ならばあり得ない言動)。
そもそも彼女の本職は髪結い…つまり現代的に言えばスタイリストであるため、異なる時代の女性への興味が強い。その表出を、(髪結いの考える)「化け狸キャラ」っぽくコンバートすることで、気安く多くの女性に絡む手段としているのである。そう、あくまでコミュニケーションの手段として、ペルソナとして、『遊び』としてのロールプレイの利用である。
…と、本人は主張している。この主張が真実であるなら、むしろそんなにも各方面に迷惑かつ失礼な話は無いのだが…。

「女の子って得じゃの〜!! きっと儂はこのために女の子として生まれて来たんじゃろうな!! …もとい、儂はこのために女の子に憑いたのじゃのう、うんうん!」

《FGO性能》


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