ぼーっと何かを見ている
ダイチを見つけた…。

志島 大地
お…(主人公)。
お疲れちゃんす〜。

どうした?
あ〜おぅ、珍しいモン
見つけちゃってさ、ホレ…。
何してる?
ん…あ〜、何て言うかな。
珍しいモン見つけてさ、ホレ…。
ヒマなの?
失敬だね〜、キミ。
珍しいモン見つけてさ、ホレ…。


ダイチの視線の先に、
局員を従えたヤマトが、
上空を見つめている…。

行ってみよう
声をかけよう
志島 大地
え、話しかけるの?
ちょ…おい、(主人公)!
峰津院 大和
……。
どうした?
…(主人公)か、
少し気になってな。
何か見える?
…(主人公)だな。
空だよ、見ての通り…な。
悩みでも?
フフ…つまらん。
もっと面白い事を言え。


未明から東京で、神経毒による
死亡者が急増している。
…君はどう見る。
ロナウド
フフフ…指揮官としては
まだまだだ、(主人公)。
あの男にそんな度胸はないさ。
被害の件数は増える一方だが、
目撃談や情報は1つもない。
…セプテントリオンの仕業だろう。
セプテントリオン
フム…そうだ。
さすがに頭が回るな、君は。
被害の件数は増える一方だが、
目撃談や情報は1つもない。
…ヤツの仕業だろう。


現場はすべて屋外…。
発生時刻と座標から算出して、
敵の移動は直線、かつ等速だろう。
さらに障害物や建造物を無視し、
屋外のみに毒物を放てる場所…。
ヤツは空にいる。
凄いな
……?
何を言っている、至極当然だろう。
なるほど
あくまで推察に過ぎんが、
まず間違いない結論だろう。


そして…。
ヤツの目標はこの場所だ。
タワーか
そうだ。
ヤツらなら必ず
タワーを狙って来る。
芝公園?
そうだ、この芝公園の先には
東京タワーがある…ヤツらなら
必ず狙ってくるはずだ。


タワーは我々の要だ。
何としてでも死守せねばならん。

なぜだ?
タワーに何が?

ああ…そうだな。
君たちには話しておくべきだろう。
…我々ジプスが、
古来より日本の霊的防衛を
担ってきたことは話したな?
聞いた
ウム…そうだ、その折は
見事だった、改めて礼を言おう。
いつ?
メラク戦の前だ。
…覚えていないか?


我が峰津院は、いにしえに
『龍脈』の存在を知り、それまでに
伝えられていた術式を用いて…。
…『龍脈』の力を取り出し、
それを自らの望む形で
利用する術を編み出した。
戦後この術を応用し、いかなる
外敵からも主たる都市を防衛すべく
建てられたのが、このタワーだ。
結界なの?
ほぅ…察しが良いな。
そうだ、タワーは常に『龍脈』を
吸い上げ、結界を成している。
どうやって守る
フフ…『結界』だよ。
目に見えず、手にも触れられぬ。
だが…最強の守りだ。


…分かったか?
これが、我々がタワーを守り、
ヤツらがタワーを狙う理由さ。
タワーが壊れたら?
結界は崩れ、霧散する。
タワーを失った都市は
滅びの道を行くだけだ。
結界が破れると?
もはや、都市に守りはない。
崩れゆき、そして滅び去る。


かたわらに控えていた
ジプス局員が、
(主人公)に近寄った…。

ジプス局員
さぁ、もういいでしょう。
ここは危険です、あなた方も
早く離れた場所へ…。

ジプス女性局員
……!
何だアレは…!?
空から…?
ジプス男性局員
局長、お下がりください。
ここは我々に…!

私は後方から接近する。
お前は正面から…いいな?
ジプス女性局員
ああ、了解した…!

何なんだ、コレは…?
気をつけろ、
まるで正体が掴めん…!
ジプス男性局員
反応がない…?
どういう事…うっ!
ジプス女性局員
は、破裂した…!?
…おい、大丈夫か!
ジプス男性局員
あ、ああ…。
大丈夫…そうだ。
しかしコレは一体…?

……!
ぐあああっ…!
ジプス女性局員
お、おい!
どうした、何があった!?
ジプス男性局員
くっ…来るな!
来るんじゃない…!
ぐはっ…!
ジプス女性局員
なっ…おい!
待ってろ、すぐに…!
峰津院 大和
馬鹿者がっ…!
うかつに動くな!

チッ…来たか。
セプテントリオン。
助けなきゃ
ん…ああ、部下か?
自業自得だ、放っておけ。
敵は?
さて…姿が見えんな。
迷彩の類か、あるいは…。

ダイチ

イオ

マコト

ヒナコ

ケイタ

アイリ

フミ

オトメ


峰津院 大和
フン…なるほど。
アレが毒素の発生源というわけか。
あの落下物は、
一定時間を経ると破裂して、
毒素を撒き散らすようだな…。

…好機だ、(主人公)。
これを逃す手はない。
各自、戦闘態勢を!
敵の所在を確認するために
座標を観測する、私を守れ!
今から作戦の詳細を伝える!
頼む
これから私は
落下物の着地座標に向かい、
ヤツの位置を解析、特定する。
正確な解析には、
複数の座標での解析が必要だ。
私はその間、無防備になる。
君たちは私を護衛しつつ、
落下物に接近して破壊しろ。
毒素の散布を未然に防ぐのだ。
…説明は以上だ。
分かったな?
分かった
よし…頼んだぞ。
部下が有象無象とあれば、
お前に苦労をかけるしかない。
分からない
そうか、
ではもう一度説明しよう。
次は聞き逃すなよ?
(これから私は〜)
不要だ
よし…頼んだぞ。
部下が有象無象とあれば、
お前に苦労をかけるしかない。


さぁ…
ショータイムだ。

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