ケイスケ |
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クソっ…! なぎ払え、ヤマ! |
カイドー |
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チッ…! やれ、パズスっ! |
カイドー |
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…よぉ、偽善ヤロー。 ようやく会えたんだ、 退屈させんなヨ…? |
ケイスケ |
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…お前は、あの連中が、 何をしたか知らないのか! 閉じこめられてイラついたからって、 色んなものを壊して回って…! 最近は目があった、ムカついた、 それだけで人に暴力をふるっていた! 封鎖から出られなくて、誰もが 苦しんでいるのに、周りの人たちに 暴力をふるって、死なせた事もある! 一体、アイツらにケガを負わされた人が どれほどいると思っているんだ! |
カイドー |
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…で? テメェがソイツらを襲って裁くンかよ? 偉そうな事、言ってんじゃねぇ! |
ケイスケ |
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…あの連中が、ナイフで 襲いかかってこなければ、 ボクがヤマを召喚する事もなかった…。 連中の殺意を感じ取ったヤマは、 有罪判決を下した。 連中の自業自得だろっ…! |
カイドー |
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悪魔が勝手に殺りゃ、 テメェは無罪放免ってか? 何でもかんでも他人のせいかヨ? テメェのした事から、 逃げてんじゃねぇっ…! |
ケイスケ |
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何っ…! まさか、ヤマがっ!? |
カイドー |
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はは…あとはテメェだけだな? 結局、正義だ何だ言ったって、 テメェも暴力で自分の主張を 通してるだけだろうが…。 |
ケイスケ |
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ボクだって…半端な覚悟で、 やってるんじゃない…! 誰が、頭なんか下げるものか! |
カイドー |
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へっ…! そのクソ度胸だけは認めてやるぜ! |
アツロウ |
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あれは…!? カイドーとケイスケ! |
カイドー |
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よぉ…ミジメだな? …これでもまだ、 テメェの意地を押し切ンのか! |
ケイスケ |
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くっ…まだだっ! |
カイドー |
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…芯の強ぇヤロウだ…、 だが…テメェは阿呆だぜ…。 |
ミドリ |
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いやああああっ! ケースケがっ! ケースケがぁぁぁっ! |
アツロウ |
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カイドー…! オマエ、よくもケイスケを! |
カイドー |
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……! …何だオマエら、やっぱり ソイツの仲間だったンかヨ…。 |
アツロウ |
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許さない! よくもケイスケを…許さねぇっ! |
カイドー |
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…許さなけりゃどうする。 オマエも、オレを殺してみるかヨ? ああ!? |
アツロウ |
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…ケイスケ…。 たしかにケイスケだって、 カイドーの知り合いを死なせた…。 いくら悪魔が手を下したといっても 事実は変わらない…。 |
ユズ |
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…アツロウには悪いけど、私も ケイスケ君とカイドーの主張は、 ほとんど同じだったと思う。 …結局、こうなっちゃった…。 やっぱり、いくら正義のためとはいえ、 暴力に訴えたらダメなんだよ…。 |
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