女性社員 |
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もう許してくださいぃ!
悪魔使い警官 |
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いいから、こっち来いよ!
こんな世界になっちまったんだ…、
今は力ある者が正義なんだよ!
ケイスケ |
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どうやら、キミたちの心も、
腐っているようだね…。
悪魔使い警官 |
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何だと、このガキ!
オレ様に意見する気か!
ケイスケ |
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警察官の役目じゃないのか?
それが…民間人を脅すなんて…。
悪魔使い警官 |
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役目だ、何だとうるせぇな…!
もう今までの常識は死んだんだ!
こんなところで法を守る奴なんざ、
バカを見てりゃいい!
オレたちは、賢く生きるって、
決めたんだよっ!
ケイスケ |
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キミたちと話していると、
ボクの口まで腐ってしまいそうだ。
悪魔使い警官 |
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おい…!
もういっぺん、言ってみろよ。
この前のバケモノみてぇなガキといい、
口の利き方を知らねぇ奴が、
多すぎるようだな!
ケイスケ |
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キミたちのようなゴミ共と話していると、
口が腐ってしまいそうだと言ったんだ!
さぁ…裁きの時だよ?
地獄の裁判官であるヤマに、
キミたちの罪を聞いてみようか…。
ヤマ |
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勤めを果たさず、あまつさえ
その力を己の悪道に使う始末…。
被告人を、死刑に処す…!
悪魔使い警官 |
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何なんだよっ…!
あわわわっ…!
やっ、やめてくれぇっ!
こっ…このバケモノがっ!
こんな強そうな悪魔なんて
相手に出来るかよっ!
ケイスケ |
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逃げられると思っているのかい?
悪魔使い警官 |
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…何なんだよコイツ!
ミドリ |
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もう、やめなさいよっ…!
この人たちは…え…アンタたち…!
悪魔使い警官 |
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このガキどもは…!
ミドリ |
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またどこかで、
COMPを手に入れたのね!
ケイスケ |
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ホラ、ごらんよ?
…悪人は改心なんかしない、
だから、ヤマの裁きが必要なんだ。
それしか方法はないんだよ…!
本当にこれで悪事をやめるか、
それとも助かりたいための一時しのぎか、
ヤマの判断が一番正しいんだっ!
ミドリ |
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だからって、やり過ぎだよ!
こんなの…間違ってるっ!
ケイスケ |
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でも…。
ボクがこうして創り上げる世界は、
間違いなく、正しい心を持った
人々だけが平和に暮らす世界になる。
例え、ボク自身がヤマの裁きを、
受ける事になっても…、
ボクはそれで満足なんだよ…!
心清き者には平穏を!
心悪しき者には…、
死の恐怖をっ…!
アツロウ |
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ケイスケはオレたちの友達だ、
出来れば、戦いたくないぜ…。
この場は適当にごまかして、
ケイスケを説得する機会を
見る手もあるんじゃないか…!?
アツロウ |
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悪人をヤマに裁かせる事で
正しい人だけを残して創るものだ。
つまり…ヤマを倒してしまえば、
ケイスケは目的を果たせなくなる。
警官のCOMPを取り上げなければ、
また悪事を働きそうだが、ケイスケに
警官を殺させるわけにもいかない…。
ケイスケ |
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人が正しい道に進む機会を、
自らの手で奪っていると、
なぜ気付かないんだっ…!
ボクは…キミたちと戦う気なんて、
なかったけど…!
キミたちが邪魔するなら、
手加減は出来ないよっ…!
悪魔使い警官 |
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ま、待て、待ってくれ!
もう二度と悪い事はしない!
本当だ…!
COMPだって置いていくよ!
だから、命ばかりは助けてくれ!
COMPを奪って破壊した!
悪魔使い警官 |
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もう悪い事はしません!
約束します!
ケイスケ |
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まぁ、いいよ。
ヤマの裁きがもたらす恐怖を、
人々に伝えるのが、彼の役目だ。
正しく生きなければどうなるのか…。
それを語る生き証人だね…。
アツロウ |
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オマエが、本当に正義を欲しがって、
悪人のいない世界にしたかったのは
分かるよ…。
でも…恐怖による支配なんて、
やっぱり、どこかに歪みが
出るんじゃないか?
ケイスケ |
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方が…ボクにはガマン出来なかった…。
どうして、正しく生きている人が、
勝手な人間のせいで、迷惑を
かけられなきゃならないんだ…?
そんなの…おかしいじゃないか…。
だから…だから、ボクは…!
本当にこの世界を、
何とかしたかったんだっ!
…あの時、ヤマが現れて、
そのための力を手に入れたんだから、
ボクがやらなきゃダメじゃないか!
そうか…そうだね。
ヤマだけが正義とは限らない…。
ボクは、ヤマを利用して、
その力を使っていたに過ぎないんだ…。
ボクは…ボクの力で、
もう一度やらなきゃ…。
何言ってんのよ!
ケースケ、全然分かってない!
(主人公)さんは、そんな事を
言ってるんじゃないよ!
正義は強制するモノじゃなくて、
自分で実践して、みんなに
理解してもらうものでしょっ!
み、ミドリちゃん…。
自分で…実践するもの…?
…ああ、
そういう事だよ。
じゃあなぜ…。
なぜ、ボクのした事は間違いなんだ?
ヤマの力を借りてはいたけど、
ボクは自分の意思で…!
ヤマだけが正義とは限らない…。
ボクは、ヤマを利用して、
その力を使っていたに過ぎないんだ…。
ボクは…ボクの力で、
もう一度やらなきゃ…。
ミドリ |
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ケースケ、全然分かってない!
(主人公)さんは、そんな事を
言ってるんじゃないよ!
正義は強制するモノじゃなくて、
自分で実践して、みんなに
理解してもらうものでしょっ!
ケイスケ |
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自分で…実践するもの…?
アツロウ |
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そういう事だよ。
ケイスケ |
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なぜ、ボクのした事は間違いなんだ?
ヤマの力を借りてはいたけど、
ボクは自分の意思で…!
…理解?
するワケないよ!
アイツらが自分から
正義を理解する事なんて、
決して…!
だからさ、それで暴力に訴えるなら、
オマエもソイツらと同じだろ?
……!
ボクが…アイツらと…、
同じ…?
…まだ分かんねぇのかよ、
オマエらしくないぜ?
…う…違う…!
ボクは…ボクはっ…!
…ケイスケ…。
違…わない…のか…。
はは…は…、
そうだ…ボクは…。
ボクは…何て事を…。
…アイツらと同じ事を
してたっ…!
ボクは…どうしようもないバカだ。
取り返しのつかない過ちを、
犯してしまったんだね…。
するワケないよ!
アイツらが自分から
正義を理解する事なんて、
決して…!
アツロウ |
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オマエもソイツらと同じだろ?
ケイスケ |
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ボクが…アイツらと…、
同じ…?
アツロウ |
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オマエらしくないぜ?
ケイスケ |
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ボクは…ボクはっ…!
アツロウ |
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ケイスケ |
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はは…は…、
そうだ…ボクは…。
ボクは…何て事を…。
…アイツらと同じ事を
してたっ…!
ボクは…どうしようもないバカだ。
取り返しのつかない過ちを、
犯してしまったんだね…。
ケイスケ |
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ユズ |
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取り返しがつかない、じゃなくて
取り返せばいいんだよ。
…困ってる人、いっぱいいるよ?
封鎖だって、まだ解かれてない。
私たちの出来る事、
まだ、沢山あるんじゃないかな?
ケイスケ |
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また同じ事を繰り返してしまう
ところだった…ありがとう。
…諦めずに、頑張ってみるよ。
ミドリ |
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ケースケ、えらいっ!
…ねぇ、(主人公)さん。
ケースケは、もう分かったんだし、
もう一度、アタシたちの仲間に入れて
あげて、いいでしょ?
…ね、お願い。
ミドリ |
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(主人公)さんって優しいっ!
ケイスケ |
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ミドリ |
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やっぱりダメって言われたら、
どうするのよっ!
そういう時は、
素直に喜んでおけばいいのっ!
ケイスケ |
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ありがとう、(主人公)君!
よろしくお願いするよっ!
ケイスケが仲間になった!
(イベント終了)
アツロウ |
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(主人公)の言うように、
ここで別れた方がいい。
ケイスケ |
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そうだね…。
アツロウ |
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オレも、(主人公)も、
ケイスケがキライなわけじゃない…。
価値観の違う人間だって、
その誤解を取り除くことが、
出来ると思うよ…。
でも…。
今は…その時間がないんだ…。
…すまない…。
ケイスケ |
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ボクはもう、自分を
投げ出したりしない。
世の中を諦めたりもね。
キミたちに教えてもらったことを胸に、
この封鎖に巻き込まれた人たちを、
助けるよ…。
キミたちが目的を達成できる事を、
心から願っているから。
じゃあ…いつかまた…。
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