デビルサバイバー　テキスト保管庫

クルースニク

これがクドラクを倒す最後のチャンスだ。
力を貸してくれ！

クドラク

…き、キサマ…？
…キサマぁあああぁぁぁ!?
アレを飲んだのか、クルースニク！
飲んだんだなぁぁぁぁ！
なぜ…何ゆえにぃいいいっ…！

クルースニク

…そうとも。
彼らが探し出してくれたのだ。
観念しろ、クドラク！

クドラク

オレは、まだここで終わりたくない！
死ぬなんて、死んでもゴメンだぁぁ！
殺されるくらいなら死んだほうがマシだぁ！

マリ

待て、クドラク！
逃がさんぞ！
みんな、クドラクの逃走を
阻止してくれ！

アツロウ

…分かった！
みんな、援護しようぜ！

クドラク

ふひひひひ…。
さぁて、絶対無敵のオレ様！
残虐でスウィートな死を召し上がりゃ！

クルースニク

今度こそ逃がさんぞ、クドラク。
我が宿命、今日この時に果たされん…。
あと少しだ、マリ殿。
ご協力を…。

マリ

…はい。
いよいよ彼の仇が討てる…。

カイドー

…腐れ吸血ヤロウ…！
ブッ殺す！

マリ

タダシ君っ！
待って…！

カイドー

引っ込んでろ！
オレ一人で充分だ！

マリ

違うのっ…！
私以外がトドメを刺すと、
クドラクはもっと強くなって蘇る！
いつまでたっても倒せないだけじゃなく、
そのうち誰にも倒せなくなってしまうわ！

カイドー

なんだと…？
…チッ、分かったよ！
安心しろ！
最後だけ、オマエにくれてやるっ！

マリ

タダシ君…ありがとう。

カイドー

腐れ吸血ヤロウ…！
ブッ殺す！
兄貴も…マリ姉も…、
テメェがっ…！
…ぅおおおおおおっ！

クドラク

オマエたちぃぃ！
なかなか美味そうだぁぁぁい！
悪魔使いの血は、
どれほど、美味いか!?
レッツ・テイスティング！

クルースニク

クドラクにトドメを刺さぬよう、
注意してくれ！

クルースニク

昨日のようにはいかんぞ、クドラク。
今日この場が、オマエの墓場だ！

クドラク

昨日の怯えがウソのようだなぁ、
クルースニクゥゥゥ！
だが貴様が死ねば、
何の問題もないのだぁぁぁぁ！

クドラク

イカン、イカン、イカン！
これはまことにイカンぞぉぉぉ！
こんな国は、もうオサラバ！
オマエとオレと、この国の、
どのオサラバが早いか、
いざ勝負ぅぅぅぅ！

クルースニク

うるさい男だ…。

カイドー

テメェが…、
オレの兄貴を…！

クドラク

おやおやぁ？
オレ様に流れる血が、
オマエを懐かしんでるよぉ !?
さぁ、ではオレ様の中で、
感っ動の再開を果たすが良ぉい！

マリ

タダシ君、気をつけて！
絶対に倒しちゃダメよ！

カイドー

うるせぇ！
言われなくても
分かってんだよ！
チッ…余計イラつくぜ！
ケンカに手加減なんざ…！
[END]

カイドー

兄貴…、
オレは…仇も討てねぇのか…。

クドラク

おお、我が友よ、よくぞ来てくれた！
オマエたちの思うがまま、欲望のまま、
今こそ暴れまくりゃ！

クルースニク

う…く…。
クドラクを…！

クドラク

ぎゃーはははは！
残念だな、クルースニク！
残念だな、クルースニク！
せっかく例のアレを使えたのになぁ！
これで明日からはタダの人間だぁ!?
次に会う時が楽しみだひゃひゃっ！
オレ様は不死にして自由！
ああ、どこへ行くのか!?
平穏なる殺戮へ…いざサラバ！

クルースニク

何という事だ…、
クドラクを逃がしてしまうとは…。

クドラク

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い！
死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬ！
うひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁぁっ！
殺したな？　オレを殺したな？
きっと後悔するぞぉぉぉぉっ！
残念だな、クルースニク！
せっかく例のアレを使えたのになぁ！
これで明日からはタダの人間だぁ!?
次に会う時が楽しみだぁぁっ！

クルースニク

…何という事だ、
クドラクを殺してしまったか…。

クドラク

な…クルースニクぅぅぅ！
オレは…オレはぁぁぁぁぁっ！
死ぬるぷしゅ…！

クルースニク

さらばだ、クドラク…。

クドラク

ぐへっ…おバカめ！
貴様らがこのクドラクに
トドメをさせると思ったか！
クルースニクが死んだ今、
いつまでもこの国にいる意味などない！
諸君よ、サラバ！
二度と会う事は、ないだろう！

カイドー

待て！
チクショウ、待ちやがれ!!

クルースニク

…終わったな。
君たちには世話になった。
私の役目は終わったが…。
…君たちの旅はまだ終わるまい？
今度は、私が君たちを救う番だ。
私の力が必要な時は、
いつでも喚んでくれ…。
マリ殿…。
今まで世話になった、
ありがとう。

マリ

アツロウ君、（主人公）君。
そして、みんな…。
ありがとう。
クドラクを倒す事で、
彼が戻って来るワケじゃない…。
…そんなの分かってたの。
でも…悔しかった、悲しかった。
あの人を殺してしまったのは、
私だって…そう思った。
だから…どうしても、
彼の仇だけは、
私の手で討ちたかった…。
だからクルースニクさんに力を借りて、
私１人で、吸血鬼を倒すって誓ったの…。
…でも。
…みんなの助けがなかったら、
何も出来なかったね…。
私ね…、
１つだけ分かった事があるの。
彼の事、今でも大切に思ってるけど、
それを言い訳にして、いつまでも
立ち止まってちゃいけないわよね…。
…これで、歩き出せる。
これで、前に進めるの…。
ありがとう、みんな。
本当に、本当にありがとう！

ミドリ

良かったね！
…ねぇ、ねぇ、これを機に、
アタシたちの戦隊に、
名前とか付けちゃおうよ！

アツロウ

あ…あくませんたい？
オレたちが悪魔みたいな名前だな…。

ユズ

ちょっと、（主人公）！
遊んでる場合じゃないでしょ…！

ミドリ

え〜！
ノリが悪すぎる〜ぅ！