ミドリ
…はぁ。
カイドー
…ったく、オメェは。
いつまでウジウジしてやがんだ、
たかがCOMPだろうがヨ。
ミドリ
でも…、
あれがなきゃ…。
カイドー
大体、人助けするなんざ、
アホくせぇだろうか。
COMPが無くなりゃ、
ちったぁ楽できンだろ。
ミドリ
だって…、
正義の味方は、絶対に
負けちゃいけないんだよ?
なのにさ…。
カイドー
…オレぁヨ、正義とか悪とか、
そんなモンに興味はねぇ。
だがな…、
アイツらはオレたちに勝った。
そりゃ、オレたちの分まで、
勝たなきゃならねぇ責任を、
全部、背負ったって事だ…。
もう…、
奴らに逃げ道はねぇ。
オレたちはヨ、
先にリタイヤ出来たんだ。
かえってラッキーだぜ?
オラ…元気出しやがれ、オタク女。
ミドリ
う…じゃあさ…、
今度、悪魔が出てきたら、
カイぴょんが守ってくれる…?
カイドー
フン…面白ぇ。
悪魔でも何でも、
フルボッコしてやンぜ。
…ってオマエ。
今何つった、この…!
ミドリ
うわ〜っ!
カイぴょん怒った!
カイぴょん怒ったぁ!
ユズ
…な、何やってんだろう。
あの子たちは…。
ケイスケ
はは…意外と上手く、
やれてるみたいだね。
でも…。
カイドー君の言う通り、
ボクたちには、彼らの分まで
勝たなければならない責任がある…。
きっとやり遂げよう、
彼らのためにも…。

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