うちの子可愛いんだなあ。

この世界におけるギルドとは


異世界を掲げる秘密諜報機関を指してギルドと言う。

異世界産の技術や生物などに対応する知識の無い一般人を出来る限り巻き込まず、秘密裏に処理するための組織――
――と言えば大変聞こえは良いが、実際はもちろん守備一徹のみで済むはずがない。
現在のアース・ロカに存在しない技術・植物・動物ならば一つでも多くのデータを欲しているので、ギルド員が出張することもよくある。
一般人には非現実である・または認知されていない(眉唾とされている)魔法や魔術などは、このアース・ロカにおいて極小ながらも存在している。
なので、超能力者や異能者の保護・勧誘も行う。他国者であろうと、ノーマークの能力者であればギルドはこぞって確保しにいく。

とにもかくにも、ギルドという存在は異質を欲している。
それは各国の夢であり、願いであり、憧れであり―――武装である。


国家として独立していれば確実にギルドを保有しており、極小国家の場合は関係の良い国の連盟国として加わったりする。
国を心の底から敬い、揺るがぬ忠誠を誓い、異質から市民を遠ざけ守護し、この世界には存在しない技術を盗む存在の集団が、ギルドである。
が、忠誠心は基礎にあれど、ギルドによって組織の色も形式も上下関係も千差万別である。
好戦的なギルドや交渉を得意とするギルドもあり、ギルドの方向性は国の性格を表しているようなものだ。

ギルド=国ではなく、あくまで国の裏家業としての存在がギルドである。
国無くしてギルドは成り立たず、かと言って国家機関トップである首相や総理がギルドを支配できるわけでもない。
過去にギルドが国に反旗を翻したケースもある。非常に極稀な事件であり、謀反はその1件のみである。





ギルド同士の戦闘

国同士の争いとは別として存在し、許可されている。
ギルドに所属する人間は殺人許可証を所持・取得することを義務づけられる
通常の犯罪者を裁くための許可証ではない。他国ギルド所属者を殺すための許可であり、一般人を殺すと通常の犯罪人と同じ扱いで必ず服役する
この許可証はギルドを引退し外部顧問として存在する場合にも必須である。この許可証は各ギルドに定められている条件を満たすと発行される。
紛失すると相応の罰処分があるので注意。紛失回数によっては守秘義務に違反するとして監禁もある。

戦闘および殺りく目的で他国へ侵入してはならない、という厳守法がある。
ギルドの存在理由はあくまで異質の処理が本質であり目的なので、暴力装置として働いてはならない。
なので、他国のギルド員が厳守法を破って侵入してきた場合は問答無用の殺処分許可・死体不返還の権利が与えられる。
死体すら返還されないということは、その国の技術をそっくりそのまま強奪できるということ。
ただしそれには第三者からの証言を持って厳守法違反を立証しなければならない。侵入してきたから殺して技術を奪う、という短絡的な方法は取り辛い。





戦闘員および実行者たちの戦闘能力の目安


戦闘班

・班長クラス
いかなる状況においても、武装小隊を無傷かつ迅速に殺傷できる程度の能力を最低限とする。
戦闘班に所属する者たちはどんなに末端であっても戦闘のエキスパートである。
それらをまとめ頂点に立つ者の使命の一つは、部下全員が殺意を持って暴走しても無殺を以て制圧すること。
部下は背中を預ける存在であるのと同時に、彼らもまた守られるべき民なのだから。

・副班長クラス
殺傷技術のうち一つに秀でているか、武装集団25人を難なく殺傷できる程度を最低限とする。
長ではなく補佐である副班長の主な仕事は、すべてにおいてのバックアップである。
状況を判断する班長に整頓された情報を渡し、連絡員や部下の様子に気を配る。場合によっては班長よりも忙しい。
どんなに技術が優れ人望に熱くとも、班長とのコミュニケーションが取れなければ降格させられる。
感応や共感、テレパシーなどの能力が備わっている者も少なくない。


諜報部隊

・部隊長クラス
一つの能力に特化して秀でているかつ、特殊面においてもその能力を発揮できる事が最低条件。
権限は班長と同じ程度の力を持つが、戦闘能力は若干劣っていても問題はない。
戦闘能力を高めて損な事は決してないものの、彼らの神経の使いどころは別にある。
諜報部隊の主な仕事は情報入手および確認、相手国のかく乱。
隊長クラスであれば、性別や肌の色を偽っていても問題なく世界旅行ができる程度の実力が欲しい。

・副隊長クラス
一つの能力に特化しつつ、部隊の能力をあらゆる面において補佐できるバックアップの手練れであること
副班長より1つ権限が下がるが、戦闘能力はヒラの戦闘員と同じでも良い。
とにかく頭の回転が速いことと柔軟さが求められる立場であるため、1つの部隊に数名いてもまったく問題がない。
連絡に特化した人物が各班/各部隊に必ず存在するため、それらとも信頼関係が築ける者が好ましい。


医療班

・班長クラス
死の危険性がある状態がある存在を15名"確実"に対処でき、かつ武装兵10名以上を素早く無力化することができる。
手術や投薬の判断から魔法要素のある症状の緩和まで、個人で処置できることが大前提。
とにもかくにも経験がものを言うので、自然と年齢序列になってしまいがちではある。もちろん飛び級も存在する。
特殊な治療能力の有無よりも、それまでに積み重ねてきた技術と救ってきた命の数が何よりも大切な立場
的確さ・素早さ・臨機応変な思考が最優先され、精神的なケアもある程度担えることが最低限とされている。

・副班長クラス
瀕死状態の存在を5名"確実"に対処でき、かつ武装兵3名以上を素早く無力化することができる。
医療に関する特殊能力者がこの立場につく場合が多いが、医療の重要判断は各々の分野で権限が前後する。
班長との差があまり無いのも医療班の特色で、上下の関係よりもパートナーシップに近いものがある。
が、班長と副班長の間にある経験は、なかなか埋められるものでは無い。
実力を兼ね備えていても素行に問題があるため副班長に据えられる、というのも珍しくはない。



※あくまで目安であるため、ギルドによってはカタログスペックが上下する。

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