ギルド「AND」所属
幹部【茨華】 - 遠征交渉人
裏切りを背負った愛国者。
自分の国を捨て、追う者すべてを切り捨ててきた。
身長:187cm
体重:83kg
燃えるような赤い髪に、鮮やかな緑の瞳をしている。所帯持ち。
ガタイのある身体をしているが至る所に傷跡があり、特に腰の辺りを見せるのを良しとしない。
基本的に面倒見が良く、目の前のポイ捨てに対し黙ってゴミを拾ってダストシュートするような男。
根っこが明るいので表情もころころと変わり、特に妻と娘に対してはでれでれと崩れる甘い一面を見せる。
元々は出身国のギルドに属していたものの、ギルドマスターの代替わりと共に愛想をつかしてしまう。
任務で出ていた先のエレネスク国にて不慮の衝突事故に会い、入院先で働いていた芽春に一目惚れを起こす。
熱烈なアピールと共に彼女と婚約を果たすが、彼女の父親から猛反対を受けて(何故か)ギルド脱退を決意。
ギルドが許すはずも無く、芽春と共に逃亡生活を送りながら2年と少しを過ごし、無事に結婚する。
逃亡生活中に「＆」へギルド編入の願書を出しており、愛国者の塊である「＆」ギルド内で議論の嵐を呼んだ。
願書が受理され無事にギルドいりを果たすものの、同士からは敵視される事も多くラートスの予想以上になじむ事が難しかった。
しかし、持ち前のバイタリティと戦闘技術を生かして成績をあげるごとに信頼を勝ち取り、現在は幹部にまでのぼりつめる。
苦労人といえば苦労人だが、本人がさして気にしていないせいでジョークのような軽い事柄となっている出来事は山ほどある。
武器は一振りの太刀・大量の暗器。
闇豹の親というだけあって、様々な小型武器を隠し持つ。
殺陣は純粋な居合いに傾いており、斬られた相手が呼吸を思い出し、息を吐くのと共に痛みを知るような切り口を見せる。
同じ武器を持つ者に稽古をつけることもあり、手を抜く際には木刀を振るう。いわく、木刀でも斬れる…らしい。
現在は愛妻である芽春と共に忙しく世界中を飛び回っている。
表向きの家業は輸入代理業者であり、ギルドでの肩書は交渉人とされている。
が、交渉は個人から国家、対立しているギルドまでも相手にする。
