うちの子可愛いんだなあ。


ギルド「AND」所属 諜報部-執行班 見習い

右頬にほくろがあるのがリヨンカ。
眉が少し太いのがタヴァン。

生まれて間もない頃にギルドへ引き取られたため、全ての経歴が無い。
彼と彼は一卵性双生児である。

リヨンカ:身長137cm 体42kg
タヴァン:身長138cm 体重43kg

年齢:10歳

くすんだ金色の短髪にくすんだ青灰の瞳。リヨンカの方が耳が良く、タヴァンは握力が強い。
両親がギルドで戦死している。両親の写真を収めたロケットをそれぞれ所持。
双子欠ける事も無く成人を迎えれば復讐しても良いとされているため、本人らの欲求は非常に色濃い。

事情は全てのメンバーが承知しているため、良くも悪くも可愛がられている。
ませた口を利くことも多いからか、少々無茶な訓練を投げられることもしばしば。
ある意味ではギルドマスター以上に視線を集める存在。

早く大人にならねばならなかった事に恨みはないものの、同年代との接し方がいまいち分かってない。
それでも二人で遊園地や観光地に赴くこともあるが、他の隊員に同行をせがむ回数のが多い。
特に、所属する隊のメンバーを兄や姉として慕っているため、構って欲しくなると後をついてまわる。
周期的に眠りづらい期間があるようで、その時期に入るとギルド内に宿泊する。
普段はギルド員が比較的多く住む地域で過ごしている。

小型の斧と自身の腕ほどの太さがあるサバイバルナイフや、威力の小さい爆薬を扱う。
ピアノ線でのトラップの手ほどきなど、腕力を問わない獲物の扱いをそれぞれ訓練中。
狩り(対人)には参加資格が無いため、潜入や護衛任務が多い。不満を募らせると悪質ないたずらをしかける。

リヨンカの聴力には眼を見張るものがあり、タヴァンはそれを羨ましく思っている。
タヴァンの銃器への適性は眼を見張るものがあり、リヨンカはそれを望ましく思っている。

ケンカもそこそこするが、どちらかが偏った叱り方をされると、片割れが庇う。
互いに依存の気が見て取れる。

常識はしっかりと詰め込まれ、高等までのおおまかな基礎は頭に入っている。

成人と共に復讐が許される彼らだが、それと同時に自由を与えられることは知らない。
給与の一部がこっそりと積み立てられている意味を、幼いリヨンカとタヴァンは理解できない。

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