東海楽器製造(Tokai) A-100S 「TALBO」

解説
細かい解説については平沢進とタルボ/ICE-9を参照
雑誌を見た平沢が東海楽器にコンタクトを取り、
1983年から東海楽器のモニターとして、金色のモデルが2本(1本は返却、その後バンド「有頂天」へ)銀色のモデルが1本平沢に渡された。

金色のモデルは解凍後の1992年6月27日「P-MODEL LO-RES」として当時ドラムスのヤスチカ氏不在の中行われたライブの際に破壊。
この件の後、しばらくは代理として赤色のtalboが使用された。
余談
この際に平沢は「初めて予備のギターを所持できた」と語っている。
ギターの「TALBO」としての細かい仕様などはTokai Talboについてを参照
参考画像

Ibanez X-ing IMG2010

解説
ギターにシンセサイザーのトリガーが内蔵されているモデル。いわゆるMIDIギター。
Ibanezから貸し出され、後に返却された。
参考画像に写っているようにこちらのMIDIギターでは同Ibanez社製の音源やAKAIのサンプラーを用いていた。
使用時期は1985〜87年頃
余談
MIDIギターは当時非常に高価で、特に売れているアーティストでもなければ、
平沢の様にプロモーションとして貸し出す以外に入手する術はほとんど無かった。(実際全く売れなかった。)
中期Pの曲中のソロではシンセソロと思われていたものが実は平沢がこのギターで弾いていたというパターンがある。(zebraなど)
参考画像

CASIO MG-500

解説
Ibanezとほぼ同機能のギターだが、より効率化され、省スペース・低価格化されている。
Ibanez同様にCASIO社から貸し出され、後に返却されたと思われる。
使用時期は1987〜88年頃
余談
当モデルはレイテンシーが最大800〜1200ms(要は弾いてから音が出るまで最大0.8〜1.2秒)程であったため
「LOOPING OPPSSITION」などMIDIが多用される場面では、演奏に非常に苦労したと思われる。

当時のグッドデザイン賞にノミネートされている。
参考画像

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