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エイズ(HIV)


正式な病名は「後天性免疫不全症候群」英語の「Acquired Immune Deficiency Syndrome」から略して「エイズ」と言われています。
性行為感染症で免疫細胞に感染したHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が免疫細胞を壊し、後天的に免疫不全を起こす免疫不全症です。

エイズの発症原因で有力なものは、カメルーンのチンパンジーから人に感染したものと考えられ、正式にエイズと認められた1981年以前にもその症状は見られていました。

エイズが広がり始めた頃は、原因がわからなかった為、感染者に麻薬常用者やゲイに多かったことからそういう人達に偏見が持たれる傾向にありましたが、病原体が特定され、同性者のみならず異性間での性交渉、出産時の母子でも感染することがわかりました。

正式に認められたエイズ発症から10年。
感染者は世界で100万人以上になりました。



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